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参考資料5  歯科医師臨床研修評価ガイドライン[2.5MB] (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45030.html
出典情報 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第3回 11/5)《厚生労働省》
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図 11 研修歯科医評価票Ⅱ(5.コミュニケーション能力)
5. コミュニケーション能力
患者の心理・社会的背景を踏まえて、患者や家族と良好な関係性を築く。

レベル1

レベル2

レベル3

レベル4

研修開始時点で求められるレベル
(モデル・コア・カリキュラム相当)

研修の中間地点で
到達しているレベル

研修修了時に
期待されるレベル

他者のモデルと
なり得るレベル

■信頼関係を確立する
ために、コミュニケー
ションの重要性を理解
し、その能力を身に付
ける。
■患者やその家族と歯
科医師の良好な関係を
築くために、患者の個
別的背景を理解し、問
題点を把握する能力を
身に付ける。

観察機会
なし

許容される最低限の言
➡ 葉遣い、態度、身だし
なみで患者や家族に接
する。

適切な言葉遣い、礼儀
➡ 正しい態度、身だしな
みで患者や家族に接す
る。

適切な言葉遣い、礼儀
正しい態度、身だしな
➡ みで、状況や患者家族
の思いに合わせた態度
で患者や家族に柔軟に
接する。



患者や家族にとって必
要最低限の情報を整理
患者や家族に対して分
➡ し、説明できる。指導
かりやすい言葉で話
歯科医とともに患者の
す。
主体的な意思決定を支
援する。

患者や家族にとって必
要な情報を整理し、分
➡ かりやすい言葉で説明
して、患者の主体的な
意思決定を支援する。

患者や家族にとって必
要かつ十分な情報を適
切に整理し、分かりや
➡ すい言葉で説明し、歯
科医学的判断を加味し
た上で患者の主体的な
意思決定を支援する。



➡ 患者や家族の主要な
ニーズを把握する。

患者や家族のニーズを
➡ 身体・心理・社会的側
面から把握する。

患者や家族の背景を理
解し、ニーズを身体・
➡ 心理・社会的側面から
把握するとともに、統
合する。













観察機会
なし

許容される最低限の言
葉遣い、態度、身だし
なみを示す。

患者や家族の治療に対
する希望を聞く。







【自由記載欄(印象に残るエピソードなど。特に「レベル1」の場合は、必ず記載してください。)】

図 12 研修歯科医評価票Ⅱ(6.チーム医療の実践)
6. チーム医療の実践
医療従事者をはじめ、患者や家族に関わる全ての人々の役割を理解し、連携を図る。

レベル1

レベル2

レベル3

レベル4

研修開始時点で求められるレベル
(モデル・コア・カリキュラム相当)

研修の中間地点で
到達しているレベル

研修修了時に
期待されるレベル

他者のモデルと
なり得るレベル

■患者中心のチーム医
療の重要性を理解し、
他の医療従事者との連
携を身に付ける。

患者中心のチーム医療
の重要性を理解し、連
携を体験する。

患者中心のチーム医療
を実践する上で、歯科
➡ 衛生士、歯科技工士の
役割を理解し、連携に
努める。

歯科医療の提供にあた
➡ り、歯科衛生士、歯科
技工士の役割を理解
し、連携を図る。

歯科医療の提供にあた
り、歯科衛生士、歯科
➡ 技工士との役割分担を
明確にし、連携、責任
体制を考慮して柔軟に
実践する。

患者中心のチーム医療
を構成する職種を理解
する。

患者中心のチーム医療
の重要性を認識し、
➡ チーム医療の目的と、
チームにおける自らの
役割を理解する。

多職種が連携し、チー
ム医療を提供するにあ
➡ たり、医療を提供する
組織やチームの目的、
チームの各構成員の役
割を理解する。

➡ の目的等を理解したう

多職種からなる症例検
討会等に参加する。

➡ チームの各構成員と情
➡ 構成員と情報を共有
報を共有し、連携を図

単純な事例において、

医療チームにおいて各
し、連携を図る。

る。











【自由記載欄(印象に残るエピソードなど。特に「レベル1」の場合は、必ず記載してください。)】

- 14 -

医療を提供する組織や
チームの目的とチーム
えで、チーム医療を実
践する。





チームの各構成員と情

➡ 報を積極的に共有し、
連携して最善のチーム



医療実践に繋げる。