５ ． そ の 他 定 め てお く 必 要 が あ る 事 項
医療法人情報の不適切利用等への対応

○ 医療法第85条の２、85条の３及び90条において、医療法人情報の不適切利用等への対応は以下
のとおり規定されている。
・ 医療法人情報の内容をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に利用したときは、一年以内の拘禁
刑若しくは五十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
・ 日本国外で同様の罪を犯した者にも適用する。
・ 法人の代表者、法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業員が、その法人又は人の業務に関し
て（医療法人の利用に係る）違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して
も罰金刑を科する。
○

上記罰則以外に、医療法人情報の提供条件（利用規約）に反する行為を行った場合、事
実関係を確認の上、速やかに是正措置を講ずるよう指導するとともに、必要に応じて提供
の取消しや一定期間の利用停止等の措置を講ずる必要がある。

医療法人情報の不適切利用等への対応について、一般的な定めとなっている統計法や前例で
あるNDBの措置を踏まえつつ、MCDBの第三者提供に係るガイドラインに定めることとし
てはどうか。
※ その他、第三者提供の手続きに係る詳細については、MCDBの第三者提供に係るガイドラインに定めることとし
23
てはどうか。