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資料1-3 ヨウ化カリウム製剤とミネラルコルチコイド受容体拮抗薬2剤(エサキセレノン、エプレレノン)の電子化された添付文書一覧[13.1MB] (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45738.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第9回 12/4)《厚生労働省》
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10.2 併用注意 (併用に注意すること)

るなど十分に注意す
るとと。

薬剤名等 臨床症状・措置方法| 機序・危険因子
エプレレノン (慢性|血清カリウム値が上|カリウム貯留作用が
心不全) 昇する可能性がある|増強するおそれがあ
プィネネレノン ので、血清カリウム|る。
値を定期的に観察す

カリウム含有製剤
塩化カリウム

グルコン酸カリウ


高カリウム血症を超
こすことがあるので、
血清カリウム濃度を
測定するなど慎重に

相加的に作用し、高
カリウム血症をきた
す可能性がある。

カプトプリル

ijEがラプリルマル
イン酸塩

リシノプリル水和


ゲアゲジンネオデンシンHL
受容体括抗剤

ロロサルタンカリウ

カンデサルタンシ
レ先宅チル

バルサルタン
アリスキレンフマル
本塩

血症を生じることが
ある。このため血清
カリウム濃度をモニ
ダリシダするること。

アスパラギン酸カ|投与すること。
リウム

カリウム保持性利尿


久世立メラクタトン
トリアムテレン

リチウム製剤 甲状腺機能低下作用、|両剤とも甲状腺機能
炭酸リチウム 甲状腺腫発症作用を|低下作用があるため

増大きせることがあぁ|併用により相加的な
るので、脳下垂体- |甲状腺機能低下作用
甲状腺反応の変化、があらわれることが
甲状腺機能を測定す|ある。

る など慎重に投与す

為ごを。

抗甲状腺薬 甲状腺機能低下と甲両剤とも甲状腺機能
チアマゾール 状腺腫生成作用を増|低下作用があるため
プロピルチオウラ|強させることがある。|併用により相加的な
シル このただため定期的に甲|甲状腺機能低下作用

状腺一脳下垂体反応|があらわれることが
の変化を調べ基準に|ある。
なる甲状腺機能を測
迄お:あ記ま。
ACE阻害剤 結果的に高カリウム|これらの薬剤はレニ

ジャゲルオキテデテッンシ
ン系に作用し、アル
ドステロンの分泌を
低下させるだただめ、みカ
リウム排港を減少き
せる。このため併用
により高カリウム血
症を生じることがあ


11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異
常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこ

と。
11.1 重大な副作用
l有半商|

ヨウ素中毒 (頻度不明)

長期連用により、結膜炎、眼険浮腫、鼻笑、喉頭疾、気管支衝、
声門浮腫、喘息発作、前額痛、流滅、貴液腺腫且、耳下腺炎、胃
笑等の症状があらわれることがある。さきらに中毒症状が進行する
と発疹、面泡、せつ、尊麻疹、水交、微熱、甲状腺腫、粘液水腫
等の症状があらわれることがある。

11.1.2 ヨウ素悪液質

(頻度不明)

長期連用により、度膚の粗荒、体重減少、全身衰弱、心惨元進、
抑うつ、不眠、神経過敏、性欲減退、乳房の腫大と交痛、胃盤痛

があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
頻度不明

過敏症 |発疹等

消化只 |悪心・嘱吐、骨痛、下痢、口腔・咽喉の和熱感、金属味
覚、歯痛、歯肉痛、血便 (靖化管出血) 等

その他 |甲状腺機能低下症、頭痛、息切れ、かぜ症状、不規則性
心拍、度疹、原因不明の発熱、誕・咽喉の腫服等

12. 臨床検査結果に及ぼす曲響
放射性ヨウ素摂取率検査を行う場合には、その1週間前に本剤の投
与を中止すること。ヨウ化カリウム中のヨウ素は放射性ヨウ素の摂
取率を低下させ、また、検査結果に影響を及ぼすことがある。[7.3

参照」

14. 適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意

酸類、酸化剤によりヨウ素を析出するので、水道水中にある遊離
塩素には注意を要する。

16. 業物動態

16.5 排浴

摂取したヨウ素の大部分は腎を経て尿中に、少量が便中に排浴される。また、貴液、
胃液、腸液中に少量が、乳汁中にごく少量が分泌される 。腎からの排江はCHと同じだ
が、ClLの20倍もる速い9。投与後24時間以内に65%一80%が尿中にあらわれるぅ。

18. 業効薬理

18.1 作用機序

1 20
) る oO

甲状腺機能元進間では、ヨウ素は3'5'-cyclic AMPを介する甲状腺刺激ホルモンの作用
を減紀させ、元進症状を抑制する。また、ヨウ素は気管支粘膜分挨を促進し去疾作用を
現す。更に、板毒愚者の肉芽組織に対する選択的な作用により、第三期要奏思者のゴム
腫の吸収促進に用いる?。

18.1.2 放射性ヨウ素の甲状腺濾胞細胞への取込みを低減させる効果は、高濃度の安定ヨ
ウ素との共存により、血中の放射性ヨウ素の甲状腺濾胞細胞への取込みと競合すること
や細胞内へのヨウ素の取込み抑制効果による5。

19. 有効成分に関する理化学的知見

一般的名称 : ヨウ化カリウム (Potassium lodide)

分子式 : KI

分子量 : 16600

性 状:無色若しくは白色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。
水に極めて溶けやすく、エタノール (95) にやや溶けやすく、ジエチルエーテ
ルにほとんど溶けない。
湿った空気中で僅かに潮解する。

20. 取扱い上の注意
開栓後、光を焦り、湿気を避けて保存すること。

22. 包装

25g [ガラス瓶 : バラ]

23. 主要文献
1) Curd ]. G。 et al : Amn. Intern. Med. 1979 : 91 (6) : 853.857
2) 館谷洋 他:防床薬理学大系. 中山書店. 1974 : 14 : 63-64
3) 伊藤宏 他:薬理学 (第6版) . 柴光堂. 1988 : 343
4) 第十五改正日本薬局方解説書 廣川書店 2006 : C4497.C4502
5) 原子力安全委員会 原子力施設等防災専門部会 : 原子力災害時における安定ヨウ
素剤予防服用の考え方について. 2002

24. 文献請求先及び問い合わせ先
日医工株式会社 お客様サポートセンター
〒930-8583 富山市総曲輪1 目6番21
TEL (0120) 517-215
FAX (076) 442.8948

25. 保険給付上の注意
本剤を「放射性ヨウ素による甲状腺の内部梓蝶の予防・低滅」 に使用した場合、保険給
付きされません。

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

日医工株式全

Nicnriko 二山市総曲輪1丁目6番ら1

]必7/21

0300055-5