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参考資料3 令和5年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)「日本専門医機構における医師専門研修シーリングによる医師偏在対策の効果検証」総括研究報告書 (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46922.html
出典情報 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第3回 12/13)《厚生労働省》
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(専門研修プログラム修了後の希望進路)
専門研修プログラム修了後の希望進路を
みると、
「専門研修を受けた医療機関(プログ
ラム)の関連医局に入局(継続の場合を含む)」
が 57.1%で最も多かった。一方、「医局に入
局しない」が 15.6%であった。また、
「(専門
研修プログラム医療機関と)同じ都道府県・
同じ領域(診療科)」は 15.7%、
「(専門研修プ
ログラム医療機関と)異なる都道府県・同じ
領域(診療科)」は 6.8%であった(図 15)。
男女別にみると、男性よりも女性で「(専門
研修プログラム医療機関と)同じ都道府県・
同じ領域(診療科)」の割合が 5.4 ポイント高
かった。年齢階級別にみると、年齢が高くな
るほど「専門研修を受けた医療機関(プログ
ラム)の関連医局に入局(継続の場合を含む)」
の割合が低下し、「医局には入局しない」「専
門研修を受けた医療機関」「(専門研修プログ
ラム医療機関と)同じ都道府県・同じ領域(診
療科)」の割合が高くなる傾向が見られた。基
本領域別にみると、耳鼻咽喉科(67.3%)、整
形外科(67.1%)では「専門研修を受けた医
療機関(プログラム)の関連医局に入局(継
続の場合を含む)」の割合が全体や他の領域
と比較して高く、総合診療(17.7%)、臨床検
査(29.4%)、救急科(32.9%)では低かった。
総合診療(42.8%)、救急科(33.6%)では「医
局に入局しない」の割合が他の領域と比較し
て高かった。総合診療(26.6%)では、この
ほか「(専門研修プログラム医療機関と)同じ
都道府県・同じ領域(診療科)」の割合が他の
領域と比較して相対的に高かった。都道府県
別にみると、「専門研修を受けた医療機関(プ
ログラム)の関連医局に入局(継続して医局
に 属 す る 場 合 を 含 む )」 の 割 合 は 、 宮 崎 県
(75.8%)、新潟県(74.9%)、山口県(72.6%)
が高く、沖縄県(33.7%)、島根県(35.4%)
が低かった(表 26)。

- 34 -

0%

20%

40%

60%

専門研修を受けた医療機関(プログラム)の関

57.1

連医局に入局(継続の場合を含む)
専門研修を受けた医療機関(プログラム)の関
連医局とは異なる医局に入局

3.8

医局には入局しない

15.6

専門研修を受けた医療機関

12.3

初期臨床研修を受けた医療機関

4.3

出身大学の附属病院

5.5

出身地の医療機関

8.8

(専門研修プログラム医療機関と)同じ都道

15.7

府県・同じ領域(診療科)
(専門研修プログラム医療機関と)同じ都道
府県・異なる領域(診療科)

1.8

(専門研修プログラム医療機関と)異なる都

6.8

道府県・同じ領域(診療科)
(専門研修プログラム医療機関と)異なる都
道府県・異なる領域(診療科)

1.5

大学院進学(臨床系講座、すでに大学院に

7.8

所属している場合を含む)
大学院進学(基礎系講座、すでに大学院に
所属している場合を含む)
臨床研究(大学院以外)

診療所開業・承継
公衆衛生医師
(保健所・市役所等)
その他

図 15

3.0

1.1

5.3

1.2

2.7

専門研修プログラム修了後の
希望進路(複数回答)