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参考資料3 令和5年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)「日本専門医機構における医師専門研修シーリングによる医師偏在対策の効果検証」総括研究報告書 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46922.html |
出典情報 | 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第3回 12/13)《厚生労働省》 |
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増加率
14.1%
25.6%
17.1%
12.6%
1.6%
16.1%
5.6%
13.5%
21.8%
27.2%
-3.3%
13.1%
36.4%
15.2%
かった。
初期臨床研修地
シーリングなし県 シーリングあり県
1,627
2,310
355
608
205
270
206
291
125
141
87
132
89
144
74
116
142
273
147
252
150
252
61
67
44
72
3,312
4,928
シーリングなし県
2080
517
235
265
139
118
139
106
242
212
257
59
56
4425
専門研修地
増加率 シーリングあり県
1857
-10.0%
446
-15.0%
240
-13.0%
232
-8.9%
127
-1.4%
101
-10.6%
94
-3.5%
84
-8.6%
173
-11.4%
187
-15.9%
145
2.0%
69
-11.9%
60
-22.2%
3815
-10.2%
③研修プログラム不合格者の動向分析
研修プログラム不合格者 293 名を対象とし
て、不合格となった研修プログラムと最終的
に合格となった研修プログラムを比較した
ところ、領域・都道府県ともに変更しなかっ
たのは 190 名(64.8%)、または都道府県のみ
を変更したものが 97 名(33.1%)であった。
領域を変更したものは 6 名(2.0%)にとどま
り、プログラムの採否は基本領域選択に強い
影響を及ぼすとは言えなかった。
領域変更がほとんど発生しない傾向は、シ
ーリングの有無にかかわらず同様(領域変更
を行った者の割合 シーリングがある場合:
1.5%、シーリングがない場合:2.5%)であ
った。
不合格となった研修プログラムと最終的に選択された研修プログラムの比較
なし
なし
あり
あり
都道府県変更
なし
あり
なし
あり
合計
領域
内科
小児科
精神科
整形外科
眼科
耳鼻科
泌尿器科
脳神経外科
放射線科
麻酔科
救急科
形成外科
リハビリテーション科
合計
表 2
領域変更
初期研修地からの移動の増加率
②専攻医期間中の医師不足地域への勤務状
況
2021 年以降に 開始さ れ た専門研 修プロ グ
ラムに採用された 37,642 名(うち連携枠採用
者 1,362 名)の研修履歴情報を確認したとこ
ろ、履歴が記録されているものは 3,217 名で
あった。JMSB Online System+システムでは、
履歴情報が随時入力されているケースもあ
るが、研修年限終了後にすべての履歴情報を
一括して登録する運用が多いことが原因と
考えられる。
上記の理由から、2021 年以降に開始された
専門研修に関し、十分な履歴情報を得ること
ができなかったため、専攻医期間中の医師不
足地域への勤務状況については確認できな
1 内科
31
22
0
1
54
2 小児科
7
3
0
0
10
3 皮膚科
6
1
0
0
7
4 精神科
19
28
1
1
49
5 外科
18
0
0
0
18
6 整形外科
13
6
0
0
19
7 産婦人科
21
2
0
0
23
8 眼科
14
1
0
0
15
9 耳鼻咽喉科
6
0
0
0
6
10 泌尿器科
0
0
0
0
0
11 脳神経外科
5
1
0
0
6
12 放射線科
4
3
0
0
7
13 麻酔科
4
5
0
0
9
14 病理
2
0
0
0
2
15 臨床検査
5
0
0
0
5
16 救急科
12
0
0
0
12
17 形成外科
10
17
1
1
29
18 リハビリテーション科
6
8
0
0
14
19 総合診療
7
0
1
0
8
190
97
3
3
293
総計
(領域は、不合格となった研修プログラムの領域を示す)
表 3 不合格となった研修プログラムと最終
的に選択された研修プラグラムの比較
④大学・初期研修・専門研修実施地と勤務地
の関係把握
卒業大学所在地、初期研修地、専門研修地
とその後の勤務地の一致状況を確認した。こ
れらのデータが得られたのは 3,417 名であっ
た。すべて同一の都道府県であるものが約
40%だった。
- 6 -
14.1%
25.6%
17.1%
12.6%
1.6%
16.1%
5.6%
13.5%
21.8%
27.2%
-3.3%
13.1%
36.4%
15.2%
かった。
初期臨床研修地
シーリングなし県 シーリングあり県
1,627
2,310
355
608
205
270
206
291
125
141
87
132
89
144
74
116
142
273
147
252
150
252
61
67
44
72
3,312
4,928
シーリングなし県
2080
517
235
265
139
118
139
106
242
212
257
59
56
4425
専門研修地
増加率 シーリングあり県
1857
-10.0%
446
-15.0%
240
-13.0%
232
-8.9%
127
-1.4%
101
-10.6%
94
-3.5%
84
-8.6%
173
-11.4%
187
-15.9%
145
2.0%
69
-11.9%
60
-22.2%
3815
-10.2%
③研修プログラム不合格者の動向分析
研修プログラム不合格者 293 名を対象とし
て、不合格となった研修プログラムと最終的
に合格となった研修プログラムを比較した
ところ、領域・都道府県ともに変更しなかっ
たのは 190 名(64.8%)、または都道府県のみ
を変更したものが 97 名(33.1%)であった。
領域を変更したものは 6 名(2.0%)にとどま
り、プログラムの採否は基本領域選択に強い
影響を及ぼすとは言えなかった。
領域変更がほとんど発生しない傾向は、シ
ーリングの有無にかかわらず同様(領域変更
を行った者の割合 シーリングがある場合:
1.5%、シーリングがない場合:2.5%)であ
った。
不合格となった研修プログラムと最終的に選択された研修プログラムの比較
なし
なし
あり
あり
都道府県変更
なし
あり
なし
あり
合計
領域
内科
小児科
精神科
整形外科
眼科
耳鼻科
泌尿器科
脳神経外科
放射線科
麻酔科
救急科
形成外科
リハビリテーション科
合計
表 2
領域変更
初期研修地からの移動の増加率
②専攻医期間中の医師不足地域への勤務状
況
2021 年以降に 開始さ れ た専門研 修プロ グ
ラムに採用された 37,642 名(うち連携枠採用
者 1,362 名)の研修履歴情報を確認したとこ
ろ、履歴が記録されているものは 3,217 名で
あった。JMSB Online System+システムでは、
履歴情報が随時入力されているケースもあ
るが、研修年限終了後にすべての履歴情報を
一括して登録する運用が多いことが原因と
考えられる。
上記の理由から、2021 年以降に開始された
専門研修に関し、十分な履歴情報を得ること
ができなかったため、専攻医期間中の医師不
足地域への勤務状況については確認できな
1 内科
31
22
0
1
54
2 小児科
7
3
0
0
10
3 皮膚科
6
1
0
0
7
4 精神科
19
28
1
1
49
5 外科
18
0
0
0
18
6 整形外科
13
6
0
0
19
7 産婦人科
21
2
0
0
23
8 眼科
14
1
0
0
15
9 耳鼻咽喉科
6
0
0
0
6
10 泌尿器科
0
0
0
0
0
11 脳神経外科
5
1
0
0
6
12 放射線科
4
3
0
0
7
13 麻酔科
4
5
0
0
9
14 病理
2
0
0
0
2
15 臨床検査
5
0
0
0
5
16 救急科
12
0
0
0
12
17 形成外科
10
17
1
1
29
18 リハビリテーション科
6
8
0
0
14
19 総合診療
7
0
1
0
8
190
97
3
3
293
総計
(領域は、不合格となった研修プログラムの領域を示す)
表 3 不合格となった研修プログラムと最終
的に選択された研修プラグラムの比較
④大学・初期研修・専門研修実施地と勤務地
の関係把握
卒業大学所在地、初期研修地、専門研修地
とその後の勤務地の一致状況を確認した。こ
れらのデータが得られたのは 3,417 名であっ
た。すべて同一の都道府県であるものが約
40%だった。
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