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資料1 がん診療提供体制について (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47753.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第16回 12/23)《厚生労働省》
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Quality Indicator研究(QI研究)
• 全国のがん医療の質を評価する体制を構築するため、平成18年より国立がんセンター(現:国立がん研究センター)を中心
に検討が開始され、日本における主要ながん種(胃、大腸、肺、乳腺、肝臓)に関して、各分野の臨床専門家パネルにより
診療ガイドライン等を元に診療の質指標(Quality Indicator、QI)が作成された。がん診療連携拠点病院等の指定要件にお
いても、「QIを利用するなどして、PDCAサイクルが確保できるよう工夫すること」としている。
• 平成25年より都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会がん登録部会の活動の一環として実施しており、参加病院が院内が
ん登録データとDPCデータを匿名化した状態で国立がん研究センターに提供し、国立がん研究センターにおいて院内がん登
録とDPCデータを連結・解析している。結果は各施設に個別にフィードバックし、全施設の平均実施率と比較できる形で提
供している。
• 最新(2019年)のデータでは、591施設(がん診療連携拠点病院等の参加率は86%)から協力が得られ、約90万症例が解
析対象となっている。

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