よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 がん診療提供体制について (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47753.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第16回 12/23)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

がん医療提供体制の均てん化・集約化について

対応の方向性


第4期がん対策推進基本計画を踏まえ、都道府県が拠点病院等と連携して、地域の実情に応じ、均てん化を推
進するとともに、2040年を見据えた持続可能ながん医療の提供に向け、拠点病院等の役割分担を踏まえた集約
化を推進できるよう、国は、
今後学会等の意見も聞きながら、現状の分析も踏まえて持続可能な医療提供体制となるよう、均てん化に
取り組む医療と集約化に取り組む医療について一定の考え方の整理を行ってはどうか。
都道府県が、各がん医療圏の分析(患者の受療動向等に係る現状分析等)を実施するとともに、将来の医
療需要の減少が一定程度見込まれる圏域においては、従来のがん医療圏に拘らず、地域の医療資源等の実
情を踏まえて、より広域となるようがん医療圏を見直すことを含めて検討を促してはどうか。特に、空白
のがん医療圏については、①がん医療圏の見直しを行うのか、②病院機能再編による拠点病院等の整備を
目指すのか、検討することを促してはどうか。



その際、国は、上記検討や地域の実情に応じたがん医療の質の均てん化・集約化に資するよう、都道府県や拠
点病院等、都道府県がん診療連携協議会等に対して、好事例の共有とともに、院内がん登録やQI研究から得
られた診療実績等の情報提供を行うことを検討してはどうか。



また、がん患者とその家族及び一般市民から診療実績等を一元化して公表することが求められていることから、
公表の了承の得られた拠点病院等を対象に、治療件数等の情報を一覧化するウェブサイトを作成してはどうか。

45