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医療従事者対象結果 オンライン診療大規模アンケート調査 (39 ページ)
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出典情報 | オンライン診療大規模アンケート調査・医療従事者対象結果(12/17)《日本医学会連合》 |
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結果要約
•
オンライン診療の実施率は20%程度であった。電子カルテシステムを利用している施
設では実施率が有意に高かった。特定機能病院では42.1%と実施率が高かった。
•
オンライン診療を行った場合に必要となる病院側の業務は、対面診療を行った場合よ
り複雑だという回答が70%程度を占めた。
•
患者の時間的負担及び身体的負担については、オンライン診療の方が小さいという回
答が75%程度と多くを占めた。
•
診療行為については、「重症感の直観的把握」「身体所見の把握」「信頼関係の構
築」などの項目で対面診療の方が容易であるという回答が圧倒的に多かった。「自宅
等における患者などの視覚的把握」や「日常生活を送る自宅などの環境の視覚的把
握」においてはオンライン診療の方が良いであるという回答も40%, 60%程度あった。
•
オンライン診療を行っている医療者の方が、診療報酬が安いと感じており、またオン
ライン診療で利益を得る患者群が少ないと回答している。
•
普及阻害要因については、「オンライン診療では、検査や処置が必要になった場合に
結局通院が必要になってしまうため」、「オンライン診療のためのアプリダウンロー
ド・通信環境の構築などが、患者にとって困難であるため」が1位、2位であった。
•
任意のアンケートのため、オンライン診療に不満を持っている、あるいはオンライン診療に関心のある医療
者が積極的に返答している等のバイアスがありうる。
39
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オンライン診療の実施率は20%程度であった。電子カルテシステムを利用している施
設では実施率が有意に高かった。特定機能病院では42.1%と実施率が高かった。
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オンライン診療を行った場合に必要となる病院側の業務は、対面診療を行った場合よ
り複雑だという回答が70%程度を占めた。
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患者の時間的負担及び身体的負担については、オンライン診療の方が小さいという回
答が75%程度と多くを占めた。
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診療行為については、「重症感の直観的把握」「身体所見の把握」「信頼関係の構
築」などの項目で対面診療の方が容易であるという回答が圧倒的に多かった。「自宅
等における患者などの視覚的把握」や「日常生活を送る自宅などの環境の視覚的把
握」においてはオンライン診療の方が良いであるという回答も40%, 60%程度あった。
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オンライン診療を行っている医療者の方が、診療報酬が安いと感じており、またオン
ライン診療で利益を得る患者群が少ないと回答している。
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普及阻害要因については、「オンライン診療では、検査や処置が必要になった場合に
結局通院が必要になってしまうため」、「オンライン診療のためのアプリダウンロー
ド・通信環境の構築などが、患者にとって困難であるため」が1位、2位であった。
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任意のアンケートのため、オンライン診療に不満を持っている、あるいはオンライン診療に関心のある医療
者が積極的に返答している等のバイアスがありうる。
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