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(資料2)令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(添付資料) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48003.html
出典情報 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/27)《厚生労働省》
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表 38

事実確認の結果

件数

割合(%)

虐待を受けた又は受けたと思われたと判断した事例

17,100

43.5

虐待ではないと判断した事例
虐待の判断に至らなかった事例

15,798
6,385

40.2
16.3

39,283

100.0


表 39



都道府県別にみた養護者による高齢者虐待の事実が認められた事例の件数(令和5年度内)

北海道
青森県

373
231

東京都
神奈川県

2,681
980

滋賀県
京都府

406
706

香川県
愛媛県

120
115

岩手県
宮城県
秋田県

191
481
84

新潟県
富山県
石川県

444
136
177

大阪府
兵庫県
奈良県

1,617
740
147

高知県
福岡県
佐賀県

133
512
33

山形県
福島県
茨城県

167
266
243

福井県
山梨県
長野県

117
92
283

和歌山県
鳥取県
島根県

214
51
79

長崎県
熊本県
大分県

171
246
138

栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県

148
127
605
699

岐阜県
静岡県
愛知県
三重県

165
379
1,037
222

岡山県
広島県
山口県
徳島県

268
423
116
102

宮崎県
鹿児島県
沖縄県
合計

120
132
183
17,100

(5)虐待の発生要因(表 40)
虐待が発生した要因として、被虐待者の「認知症の症状」
(56.4%)
、虐待者の「介護疲れ・
介護ストレス」
(54.8%)

「理解力の不足や低下」
(47.7%)、
「知識や情報の不足」
(46.5%)

「精神状態が安定していない」
(45.9%)、
「介護力の低下や不足」
(45.8%)等が挙げられてい
る。
表 40









虐待の発生要因(複数回答)
介護疲れ・介護ストレス
理解力の不足や低下
知識や情報の不足
精神状態が安定していない
虐待者の介護力の低下や不足
被虐待者との虐待発生までの人間関係
孤立・補助介護者の不在等
他者との関係のとりづらさ・資源への繋がりづらさ
障害・疾病
障害疑い・疾病疑い
虐待者の外部サービス利用への抵抗感
家族環境(生育歴・虐待の連鎖)
「介護は家族がすべき」といった周囲の声、世間体に対するストレスやプレッシャー
ひきこもり
飲酒の影響
依存(アルコール、ギャンブル、関係性等)
その他

14

件数
9,376
8,162
7,960
7,855
7,836
7,762
6,136
5,881
5,101
4,304
4,079
3,357
1,887
1,614
1,569
1,353
1,308

割合(%)
54.8
47.7
46.5
45.9
45.8
45.4
35.9
34.4
29.8
25.2
23.9
19.6
11.0
9.4
9.2
7.9
7.6