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(資料2)令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(添付資料) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48003.html
出典情報 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/27)《厚生労働省》
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イ.虐待の程度(深刻度)
(表 42)
虐待の程度(深刻度)の割合は、
「1(軽度)
」が 40.1%と最も多く、次いで「2(中度)」
が 37.6%、
「3(重度)」が 16.1%、
「4(最重度)
」が 6.2%を占めた。
※「複数名で判断した場合のみ回答」としたため、深刻度に回答があったのは被虐待高齢者 12,611 人分
についてであり、特定された被虐待高齢者総数 17,455 人と一致しない。

表 42

虐待の程度(深刻度)
人数

1(軽度)
2(中度)
3(重度)
4(最重度)
合計

割合(%)

5,053
4,748
2,025

40.1
37.6
16.1

785
12,611

6.2
100.0

(7)被虐待高齢者の状況
ア.性別及び年齢(表 43、表 44)
性別では「女性」が 75.6%、「男性」が 24.4%であり、女性が 8 割近くを占めていた。
年齢階級別では「80~84 歳」が 25.7%と最も多かった。
表 43

被虐待高齢者の性別
男性
4,266 (24.4%)

表 44

女性
13,189 (75.6%)

不明
0 (0.0%)

合計
17,455 (100.0%)

被虐待高齢者の年齢
65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90歳以上

人数
割合(%)

1,072
6.1

2,243
12.9

3,357
19.2

4,478
25.7

3,783
21.7

2,511
14.4

不明
11
0.1

合計
17,455
100.0

イ.被虐待高齢者の要介護認定の状況(表 45)
被虐待高齢者 17,455 人のうち、
「要介護認定済み」が 12,538 人(71.8%)であった。
表 45

被虐待高齢者の要介護認定の状況
人数
割合(%)
要介護認定 未申請
4,021
23.0
要介護認定 申請中
615
3.5
要介護認定 済み
12,538
71.8
要介護認定 非該当(自立)
263
1.5
不明
18
0.1
合計
17,455
100.0

ウ.要介護認定者の被虐待高齢者の状況(表 46~表 50)
被虐待高齢者のうち、要介護認定者 12,538 人における要介護状態区分は、
「要介護 1」が
25.3%と最も多く、次いで「要介護 2」が 21.6%、
「要介護 3」が 18.4%の順であった。
また、要介護認定者における認知症日常生活自立度Ⅱ以上の者は 73.6%(被虐待高齢者
全体(17,455 人)の 52.9%)、要介護認定者のうち障害高齢者の日常生活自立度(寝たき
り度)A以上の者は 69.8%であった。

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