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(資料2)令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(添付資料) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48003.html
出典情報 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/27)《厚生労働省》
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オ.養護者支援(表 59)
養護者支援の取組内容については、
「養護者への相談・助言」が 64.2%と最も多く、次い
で「養護者への定期的な声掛け、ねぎらい等による関係性の構築・維持づくり」が 58.9%、
「養護者の抱える生活課題等ついてのアセスメント」が 57.6%、であった。
表 59

養護者支援の取組内容(複数回答)

養護者への定期的な声掛け、ねぎらい等による関係性の構築・維持づくり
養護者の抱える生活課題等ついてのアセスメント
他部署多機関等との連携による支援チームの形成
養護者支援のゴールの設定、支援方法の確認
養護者への相談・助言
家族・親族・近隣住民等との関係性の調整
各種社会資源の紹介・つなぎ・調整
定期的な訪問によるモニタリング
養護者支援の終結の判断
その他

人数
14,221
13,917
11,154
9,648
15,517
7,670
10,139
11,081
6,148
778

割合(%)
58.9
57.6
46.2
39.9
64.2
31.8
42.0
45.9
25.5
3.2

(注)割合は、令和4年度以前に虐待と判断して令和5年度に対応した6,701人を含む被虐待高齢者24,156人に対する
もの。

(10)虐待等による死亡事例
市町村が把握した養護者(※介護している親族を含む)による事例で、被養護者が 65 歳以
上、かつ虐待等により死亡に至った事例について集計を行った。
ア.死亡原因及び被害者数(表 60)
「養護者による被養護者の殺人」が 6 人、
「養護者のネグレクトによる被養護者の致死」
が 5 人、
「心中未遂(養護者生存、被養護者死亡)が 3 人、
「養護者の虐待(ネグレクトを除
く)による被養護者の致死」が 1 人、
「その他」が 8 人、「不明」4 人であった。
表 60

死亡原因

人数
養護者による被養護者の殺人(心中未遂を除く)
養護者の虐待(ネグレクトを除く)による被養護者の致死
養護者のネグレクトによる被養護者の致死
心中(養護者、被養護者とも死亡)
心中未遂(養護者生存、被養護者死亡)
その他
不明
合計

6
1
5
0
3
8
4
27

イ.加害者の性別及び続柄(表 61)
加害者の性別は「男性」20 人(74.1%)

「女性」7 人(25.9%)であり、続柄は、
「息子」
が 12 人(44.4%)、
「夫」及び「娘」がそれぞれ 6 人(22.2%)、
「妻」

「兄弟姉妹」、
「その
他」がそれぞれ 1 人(3.7%)であった。

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