よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料4 令和5年度「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果報告書(令和6年12月公表) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50008.html
出典情報 社会保障審議会・こども家庭審議会 社会保障審議会障害者部会(第145回 1/30)こども家庭審議会障害児支援部会(第10回 1/30)(合同会議)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

表 15 経済的虐待の内容(複数回答)
障害年金 老齢年金 遺族年金 その他
件数

272

2

1

162

構成割合

72.3%

0.5%

0.3%

43.1%

合計
437
-

(注)構成割合は、経済的虐待が認められた事例件数376件に対するもの。

(9)被虐待者の状況
1件の事例に対し被虐待者が複数の場合があるため、虐待判断事例数 2,283 件に対し被虐待者
数は 2,285 人であった。以下、被虐待者の属性等について情報を整理した。
ア.被虐待者の性別及び年齢(表 16、表 17)
性別では「女性」が 63.9%、
「男性」が 36.1%と、
「女性」が全体の 6 割強を占めていた。なお
被虐待者数には不明 1 名が含まれている。年齢階級別では「50~59 歳」が 24.2%と多く、次い
で「20~29 歳」が 22.5%、
「40~49 歳」が 19.3%であった。
表 16 被虐待者の性別
男性

女性

不明

合計

人数

824

1,460

1

2,285

構成割合

36.1%

63.9%

0.0%

100.0%

(注)構成割合は、被虐待者数2,285人に対するもの。

表 17 被虐待者の年齢
~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~64歳 65歳以上

不明

合計

人数

133

513

356

440

552

241

47

3

2,285

構成割合

5.8%

22.5%

15.6%

19.3%

24.2%

10.5%

2.1%

0.1%

100.0%

(注)構成割合は、被虐待者数2,285人に対するもの。

イ.被虐待者の障害種別(複数回答)
(表 18)
被虐待者の障害種別では、
「知的障害」が 45.7%と最も多く、次いで「精神障害」が 44.4%、
「身体障害」が 16.8%であった。
※1 人の被虐待者が重複障害をもつ場合、それぞれの該当項目に重複して計上されるため、合計人数は
被虐待者数 2,285 人と一致しない。

表 18 被虐待者の障害種別(複数回答)
身体障害 知的障害 精神障害 発達障害 難病等
人数

384

1,044

1,015

79

49

構成割合

16.8%

45.7%

44.4%

3.5%

2.1%

合計
2,571
-

(注)構成割合は、被虐待者数2,285人に対するもの。

ウ.被虐待者の障害支援区分及び行動障害(表 19、表 20)
被虐待者 2,285 人のうち、障害支援区分のある者が全体の 50.0%、障害支援区分がない者は
49.0%であった。区分がある者のうち「区分3」が全体の 12.3%、次いで「区分4」が 11.1%、
「区分2」が 11.0%であった。
また、行動障害がある者が全体の 27.0%を占めていた。

9