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総-6参考2[1.1MB] (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53715.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第605回 3/12)《厚生労働省》 |
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3.臨床成績
悪性黒色腫の承認時に評価を行った主な臨床試験の成績を示す。
【有効性】
①国内第Ⅱ相試験(ONO-4538-02 試験)
ダカルバジン(以下、
「DTIC」という。)による化学療法歴を有する根治切除不能なⅢ
期/Ⅳ期又は再発の悪性黒色腫患者(ECOG Performance Status 0 及び 1)35 例を対象に、
本剤 2 mg/kg を 3 週間間隔で点滴静注した。主要評価項目である奏効率(RECIST ガイ
ドライン 1.1 版に基づく中央判定による CR 又は PR)は 22.9%(90%信頼区間:13.4~
36.2%)であった。なお、事前に設定した閾値は 12.5%であった。
②国内第Ⅱ相試験(ONO-4538-08 試験)
化学療法未治療の根治切除不能なⅢ期/Ⅳ期又は再発の悪性黒色腫患者(ECOG
Performance Status 0 及び 1)24 例を対象に、本剤 3 mg/kg を 2 週間間隔で点滴静注した。
主要評価項目である奏効率(RECIST ガイドライン 1.1 版に基づく中央判定による CR
又は PR)は 29.2%(90%信頼区間:16.7~45.9%)であった。なお、事前に設定した閾
値は 6.0%であった。
③海外第Ⅲ相試験(CA209066 試験)1)
v-raf マウス肉腫ウィルス癌遺伝子産物ホモログ B1(以下、
「BRAF」という。
) V600
変異のない化学療法未治療の根治切除不能なⅢ期/Ⅳ期又は再発の悪性黒色腫患者
(ECOG Performance Status 0 及び 1)418 例(本剤群 210 例、DTIC 群 208 例)を対象に、
DTIC を対照として本剤 3 mg/kg を 2 週間間隔で点滴静注したときの有効性及び安全性
を検討した。主要評価項目である全生存期間(以下、「OS」という。
)
(中央値[95%信
頼区間])の中間解析結果は、本剤群は NE*[NE~NE]カ月、DTIC 群で 10.84[9.33~
12.09]カ月であり、本剤は DTIC に対し統計学的に有意な延長を示した(ハザード比
0.42[99.79%信頼区間:0.25~0.73]
、p<0.0001[層別 log-rank 検定]
、2014 年 6 月 24 日
データカットオフ)。
*:推定不能(以下、同様)
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悪性黒色腫の承認時に評価を行った主な臨床試験の成績を示す。
【有効性】
①国内第Ⅱ相試験(ONO-4538-02 試験)
ダカルバジン(以下、
「DTIC」という。)による化学療法歴を有する根治切除不能なⅢ
期/Ⅳ期又は再発の悪性黒色腫患者(ECOG Performance Status 0 及び 1)35 例を対象に、
本剤 2 mg/kg を 3 週間間隔で点滴静注した。主要評価項目である奏効率(RECIST ガイ
ドライン 1.1 版に基づく中央判定による CR 又は PR)は 22.9%(90%信頼区間:13.4~
36.2%)であった。なお、事前に設定した閾値は 12.5%であった。
②国内第Ⅱ相試験(ONO-4538-08 試験)
化学療法未治療の根治切除不能なⅢ期/Ⅳ期又は再発の悪性黒色腫患者(ECOG
Performance Status 0 及び 1)24 例を対象に、本剤 3 mg/kg を 2 週間間隔で点滴静注した。
主要評価項目である奏効率(RECIST ガイドライン 1.1 版に基づく中央判定による CR
又は PR)は 29.2%(90%信頼区間:16.7~45.9%)であった。なお、事前に設定した閾
値は 6.0%であった。
③海外第Ⅲ相試験(CA209066 試験)1)
v-raf マウス肉腫ウィルス癌遺伝子産物ホモログ B1(以下、
「BRAF」という。
) V600
変異のない化学療法未治療の根治切除不能なⅢ期/Ⅳ期又は再発の悪性黒色腫患者
(ECOG Performance Status 0 及び 1)418 例(本剤群 210 例、DTIC 群 208 例)を対象に、
DTIC を対照として本剤 3 mg/kg を 2 週間間隔で点滴静注したときの有効性及び安全性
を検討した。主要評価項目である全生存期間(以下、「OS」という。
)
(中央値[95%信
頼区間])の中間解析結果は、本剤群は NE*[NE~NE]カ月、DTIC 群で 10.84[9.33~
12.09]カ月であり、本剤は DTIC に対し統計学的に有意な延長を示した(ハザード比
0.42[99.79%信頼区間:0.25~0.73]
、p<0.0001[層別 log-rank 検定]
、2014 年 6 月 24 日
データカットオフ)。
*:推定不能(以下、同様)
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