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資料2-35 ワクチン接種後のアナフィラキシー報告一覧[780KB] (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00138.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第106回 4/14)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和7年度第1回 4/14)(合同開催)《厚生労働省》
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医師より、27歳女性患者の情報を入手。

予防のため、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)注射剤(シルガード9水性懸濁
筋注シリンジ)を2024年に筋肉内に初回接種した(接種量、ロット番号は報告されていない)。
その他の併用薬は報告されていない。

2024年、27歳の女性の1回目接種時に、接種後10分ほどして呼吸苦、喘鳴を訴えました。軽度のアナフィラキシ
ーと考えた。30分ほど様子をみているうちに呼吸苦は改善、喘鳴も消失、帰宅した。
2024/12/02、アナフィラキシーは回復。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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2024/10/09* ビームゲン注(ロット番号Y138A)、5種混合ワクチン(他社品)、バクニュバンス、ロタリックス同時
接種。
ビームゲン注は右足大腿部、他のワクチンは上腕に接種。
接種後30分後にアナフィラキシー様反応(皮疹とサチュレーションの低下)が認められた。
アナフィラキシー疑いが発現。
皮疹の発現部位は、右足⇒左足⇒うなじの順に発現。腕には皮疹認められていなかった。
有害事象発生時、重篤と判断し「アナフィラキシー疑い」としてA病院へ救急搬送を決定。
A病院に到着時にはサチュレーションの低下は診られなくなっていた。
皮疹に関してもA病院で2時間程度経過を観察したところ、軽快が認められたため入院はせずにその日のうちに
帰った。
治療は特に行わず。その後、後遺症等もなく回復している。
アナフィラキシー疑いは回復。
2024/11 現在、搬送先の病院にて同時接種を行ったワクチンを単剤ずつ接種することでアレルギーの発現が
ないかを確認している。
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2024/10/09 接種当日

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