よむ、つかう、まなぶ。
資料2-35 ワクチン接種後のアナフィラキシー報告一覧[780KB] (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00138.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第106回 4/14)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和7年度第1回 4/14)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
4
2024/09/06、医師より医薬品医療機器総合機構(V2410000477)経由で情報を入手した。
医師より19歳女性患者の情報を入手。
患者には意識消失/失神の既往歴:あり(2005年頃牛乳でけいれん)
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1ヶ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等):アトピー性皮膚炎(治療中)。
予防のため、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)注射剤(シルガード9水性懸濁
筋注シリンジ)を2024/09/04に1回目(キャッチアップ)皮下接種した(ロット番号:X022432、投与部位:右上腕、
投与量は報告されていない)。
その他の併用薬として、ビラスチン(ビラノア)20mg(投与経路:経口、投与量:1錠、1日量:20mg、開始日:
2024/07/01、使用理由:アトピー性皮膚炎)、フェキソフェナジン塩酸塩(フェキソフェナジン塩酸塩錠)60mg(投
与経路:経口、投与量:2錠、1日量:120mg、開始日:2024/07/01、使用理由:アトピー性皮膚炎)、プレドニゾロ
ン(プレドニン錠)5mg(投与経路:経口、投与量:4錠、1日量:20mg、開始日:2024/07/17、使用理由:アトピー性
皮膚炎)、ファモチジン(ファモチジン口腔内崩壊錠)20mg(投与経路:経口、投与量:2錠、1日量:40mg、開始
日:2024/07/17、使用理由:アトピー性皮膚炎)があった。
2024/09/04 09:22、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)を座位にて接種(前述)。
09:30、接種後8分して意識消失してうつ伏せに転倒(アナフィラキシー(血圧低下・意識消失)が発現)。けいれん
が発現。事象発現時の体位は座位であった。事象発現後の転倒は有り、転倒による外傷(二次被害)はなかっ
た。発汗著明あり。収縮期/拡張期血圧:90/46(平常時血圧:不明)、点滴で血管確保しKN3号輸液(KN)開始。
9:31、すぐに意識回復。気分不快なくなり、SpO2:98%、脈拍数66bpm。抜針して診療中再度血圧低下をおこし、
臥床にて改善するがKN3号輸液を輸液。メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(ソル・メドロール)125
1A+塩化ナトリウム(生理食塩水)100ml施行。10:56、収縮期/拡張期血圧:82/40、脈拍:61。12:04、収縮期/拡
張期血圧:101/49、脈拍:66。アナフィラキシー(血圧低下・意識消失)、けいれんは回復。
2024年(日付不明)、体温測定時に体温異常は発生しなかった。
報告時点で、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)の再接種はしていない。
組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)のロット番号[X022432]は自社管理品である
ことが確認された。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(参考)事務局追記
2024/09/04 接種当日
4
2024/09/06、医師より医薬品医療機器総合機構(V2410000477)経由で情報を入手した。
医師より19歳女性患者の情報を入手。
患者には意識消失/失神の既往歴:あり(2005年頃牛乳でけいれん)
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1ヶ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等):アトピー性皮膚炎(治療中)。
予防のため、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)注射剤(シルガード9水性懸濁
筋注シリンジ)を2024/09/04に1回目(キャッチアップ)皮下接種した(ロット番号:X022432、投与部位:右上腕、
投与量は報告されていない)。
その他の併用薬として、ビラスチン(ビラノア)20mg(投与経路:経口、投与量:1錠、1日量:20mg、開始日:
2024/07/01、使用理由:アトピー性皮膚炎)、フェキソフェナジン塩酸塩(フェキソフェナジン塩酸塩錠)60mg(投
与経路:経口、投与量:2錠、1日量:120mg、開始日:2024/07/01、使用理由:アトピー性皮膚炎)、プレドニゾロ
ン(プレドニン錠)5mg(投与経路:経口、投与量:4錠、1日量:20mg、開始日:2024/07/17、使用理由:アトピー性
皮膚炎)、ファモチジン(ファモチジン口腔内崩壊錠)20mg(投与経路:経口、投与量:2錠、1日量:40mg、開始
日:2024/07/17、使用理由:アトピー性皮膚炎)があった。
2024/09/04 09:22、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)を座位にて接種(前述)。
09:30、接種後8分して意識消失してうつ伏せに転倒(アナフィラキシー(血圧低下・意識消失)が発現)。けいれん
が発現。事象発現時の体位は座位であった。事象発現後の転倒は有り、転倒による外傷(二次被害)はなかっ
た。発汗著明あり。収縮期/拡張期血圧:90/46(平常時血圧:不明)、点滴で血管確保しKN3号輸液(KN)開始。
9:31、すぐに意識回復。気分不快なくなり、SpO2:98%、脈拍数66bpm。抜針して診療中再度血圧低下をおこし、
臥床にて改善するがKN3号輸液を輸液。メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(ソル・メドロール)125
1A+塩化ナトリウム(生理食塩水)100ml施行。10:56、収縮期/拡張期血圧:82/40、脈拍:61。12:04、収縮期/拡
張期血圧:101/49、脈拍:66。アナフィラキシー(血圧低下・意識消失)、けいれんは回復。
2024年(日付不明)、体温測定時に体温異常は発生しなかった。
報告時点で、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)の再接種はしていない。
組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)のロット番号[X022432]は自社管理品である
ことが確認された。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(参考)事務局追記
2024/09/04 接種当日
4