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入-2-2 (140 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00029.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和3年度第7回 9/8)《厚生労働省》
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令和3年度特別調査について⑨
令和3年度特別調査(ヒアリング)の結果報告について(令和3年8月27日入院分科会資料抜粋)
5.調査結果(続き)
脳梗塞(続き)
・エダラボン以外の薬剤分岐がない(アルガトロバン、オザグレル等)。
・詳細不明コードになりやすい(一過性脳虚血発作等)。
・悪性腫瘍が原因で血栓傾向が強くなり脳塞栓を起こした場合、塞栓性脳梗塞(I634)を選択するか、トルソー症候群に基づくもの(D688,I639)を
選択するか、原疾患の悪性腫瘍を選択するか、迷うことがある。
・内頚動脈狭窄による脳梗塞で入院し、抗凝固薬の治療を行い、退院した後に、内頚動脈狭窄症に対する動脈血栓内膜摘出術目的で入院した
場合、内頚動脈狭窄症は「010060脳梗塞」または、「010070脳血管障害」どちらか。
・I638とG467のダブルコードである「ラクナ梗塞」のコード選択が難しい。
・BADタイプの場合のコード選択が難しい。
・リハビリ目的で転院してきた場合のコード選択が難しい。
・頭蓋内における内頚動脈瘤(未破裂脳動脈瘤)については診断群分類上、I720(閉塞性動脈疾患)になっているが、医学的診断においてはI671
(未破裂脳動脈瘤)に該当するので、判断に迷う。
・脳梗塞、脳梗塞後遺症、陳旧性脳梗塞の定義が明確でなく、判別が難しい。
・脳梗塞後遺症に麻痺を含めてよいのか判断に迷う。
・超急性期の治療が重要となる疾患は、退院時の確定診断までに行われた診療内容も評価して欲しい(脳梗塞の診断確定前のエダラボン投与
等)。
狭心症
・狭心症3枝病変がI20.9の詳細不明のコーディング。
・冠攣縮誘発物負荷試験加算に対するDPCの評価。
・不安定狭心症に対するコーディング(治療はAMIに近い。I249急性冠症候群は050030)。労作性狭心症と同じになる。
・冠動脈ステント留置後再狭窄と狭心症の両方が該当する場合に、どちらを選択するのか判断が難しい。
・亜急性心筋梗塞病態の場合に、合致した医療資源再投入傷病ICD-10が存在しない(陳旧性心筋梗塞や狭心症で置き換えている)。
・狭心症の既往歴がある場合で、新規の狭心症病変を疑い検査をした場合、『既往の狭心症』/『新規病変の狭心症疑い』としてのコーディング
が適切なのか迷う。
・CAG入院で退院せずPCI施行となった場合。CAGの血管内超音波が評価されない。
・リハビリの評価があると良い。
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