よむ、つかう、まなぶ。
【資料4】医薬・生活衛生局からの定期報告 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26381.html |
出典情報 | 医薬品等行政評価・監視委員会(第8回 6/22)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2 国内における市販後の安全対策の措置状況
[ 医薬品の使用上の注意の改訂について
※1
]
(令和3年11月20日~令和4年3月10日改訂指示分)
No.
※2
一般名
改訂内容
薬効分類
改訂理由
直近3年度の国内副作用症例
の集積状況 【転帰死亡症例】
令和3年12月3日発出
【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和3年6月11日付け薬生発0611第1号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】
コロナウイルス修飾ウリジン
631 ワクチ
21-28 RNAワクチン(SARS-CoVン類
2)(コミナティ筋注)
現行
8. 重要な基本的注意
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるため、接種前に過
敏症の既往歴等に関する問診を十分に行い、接種後一定時間、被
接種者の状態を観察することが望ましい。
改訂案
8. 重要な基本的注意
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるため、接種前に過
敏症の既往歴等に関する問診を十分に行い、接種後一定時間、被
接種者の状態を観察することが望ましい。また、本剤接種後にショッ
ク、アナフィラキシーが認められた被接種者に対しては、以降の本
剤の接種を行わないこと。
本剤との因果関係は不明であるが、本剤接種後に、心筋炎、心膜
炎が報告されている。被接種者又はその保護者に対しては、心筋
炎、心膜炎が疑われる症状(胸痛、動悸、むくみ、呼吸困難、頻呼
吸等)が認められた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう事
前に知らせること。
心筋炎、心膜炎があらわれることがあるため、被接種者又はその保
護者に対しては、心筋炎、心膜炎が疑われる症状(胸痛、動悸、む
くみ、呼吸困難、頻呼吸等)が認められた場合には、速やかに医師
の診察を受けるよう事前に知らせること。
11. 副反応
11.1 重大な副反応
ショック、アナフィラキシー
本剤接種後にショック、アナフィラキシーが認められた被接種者に
対しては、以降の本剤の接種を行わないこと。
11. 副反応
11.1 重大な副反応
ショック、アナフィラキシー
(新設)
心筋炎、心膜炎
11.2 その他の副反応
11.2 その他の副反応
発現部位
免疫系
副 作 用
過敏症(発疹、そう痒症、紅斑、蕁麻疹、血
管性浮腫等)
発現部位
免疫系
副 作 用
過敏症(発疹、そう痒症、紅斑、蕁麻疹、血
管性浮腫、顔面腫脹等)
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
海外において、因果関係は不明であるが、コロナウイルス修飾ウリ
ジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)接種後に心筋炎、心膜炎が報告
されている。初回免疫において報告された症例の多くは若年男性で
あり、特に2回目接種後数日以内に発現している。また、大多数の
症例で、入院による安静臥床により症状が改善している。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
海外において、コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARSCoV-2)接種後に心筋炎、心膜炎が報告されている。初回免疫にお
いて報告された症例の多くは若年男性であり、特に2回目接種後数
日以内に発現している。また、大多数の症例で、入院による安静臥
床により症状が改善している。
接種開始後の国内副反応疑い報告における心筋炎、心膜炎の報
告率と、国内の医療情報データベースを用いて算出した一般集団
から推測される心筋炎、心膜炎の発現率とを比較したところ、他の
コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)接種後
の若年男性で頻度が高いことが示唆された。
接種開始後の国内副反応疑い報告における心筋炎、心膜炎の報
告率と、国内の医療情報データベースを用いて算出した一般集団
から推測される心筋炎、心膜炎の発現率とを比較したところ、初回
免疫として本剤2回接種後の若年男性で頻度が高いことが示唆され
た。
(新設)
海外において、皮膚充填剤との関連性は不明であるが、皮膚充填
剤注入歴のある被接種者において、コロナウイルス修飾ウリジン
RNAワクチン(SARS-CoV-2)接種後に、皮膚充填剤注入部位周辺
の腫脹(特に顔面腫脹)が報告されている。
4
※第73回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部
会、令和3年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安
全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料
(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00035.html)参照
[ 医薬品の使用上の注意の改訂について
※1
]
(令和3年11月20日~令和4年3月10日改訂指示分)
No.
※2
一般名
改訂内容
薬効分類
改訂理由
直近3年度の国内副作用症例
の集積状況 【転帰死亡症例】
令和3年12月3日発出
【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和3年6月11日付け薬生発0611第1号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】
コロナウイルス修飾ウリジン
631 ワクチ
21-28 RNAワクチン(SARS-CoVン類
2)(コミナティ筋注)
現行
8. 重要な基本的注意
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるため、接種前に過
敏症の既往歴等に関する問診を十分に行い、接種後一定時間、被
接種者の状態を観察することが望ましい。
改訂案
8. 重要な基本的注意
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるため、接種前に過
敏症の既往歴等に関する問診を十分に行い、接種後一定時間、被
接種者の状態を観察することが望ましい。また、本剤接種後にショッ
ク、アナフィラキシーが認められた被接種者に対しては、以降の本
剤の接種を行わないこと。
本剤との因果関係は不明であるが、本剤接種後に、心筋炎、心膜
炎が報告されている。被接種者又はその保護者に対しては、心筋
炎、心膜炎が疑われる症状(胸痛、動悸、むくみ、呼吸困難、頻呼
吸等)が認められた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう事
前に知らせること。
心筋炎、心膜炎があらわれることがあるため、被接種者又はその保
護者に対しては、心筋炎、心膜炎が疑われる症状(胸痛、動悸、む
くみ、呼吸困難、頻呼吸等)が認められた場合には、速やかに医師
の診察を受けるよう事前に知らせること。
11. 副反応
11.1 重大な副反応
ショック、アナフィラキシー
本剤接種後にショック、アナフィラキシーが認められた被接種者に
対しては、以降の本剤の接種を行わないこと。
11. 副反応
11.1 重大な副反応
ショック、アナフィラキシー
(新設)
心筋炎、心膜炎
11.2 その他の副反応
11.2 その他の副反応
発現部位
免疫系
副 作 用
過敏症(発疹、そう痒症、紅斑、蕁麻疹、血
管性浮腫等)
発現部位
免疫系
副 作 用
過敏症(発疹、そう痒症、紅斑、蕁麻疹、血
管性浮腫、顔面腫脹等)
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
海外において、因果関係は不明であるが、コロナウイルス修飾ウリ
ジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)接種後に心筋炎、心膜炎が報告
されている。初回免疫において報告された症例の多くは若年男性で
あり、特に2回目接種後数日以内に発現している。また、大多数の
症例で、入院による安静臥床により症状が改善している。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
海外において、コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARSCoV-2)接種後に心筋炎、心膜炎が報告されている。初回免疫にお
いて報告された症例の多くは若年男性であり、特に2回目接種後数
日以内に発現している。また、大多数の症例で、入院による安静臥
床により症状が改善している。
接種開始後の国内副反応疑い報告における心筋炎、心膜炎の報
告率と、国内の医療情報データベースを用いて算出した一般集団
から推測される心筋炎、心膜炎の発現率とを比較したところ、他の
コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)接種後
の若年男性で頻度が高いことが示唆された。
接種開始後の国内副反応疑い報告における心筋炎、心膜炎の報
告率と、国内の医療情報データベースを用いて算出した一般集団
から推測される心筋炎、心膜炎の発現率とを比較したところ、初回
免疫として本剤2回接種後の若年男性で頻度が高いことが示唆され
た。
(新設)
海外において、皮膚充填剤との関連性は不明であるが、皮膚充填
剤注入歴のある被接種者において、コロナウイルス修飾ウリジン
RNAワクチン(SARS-CoV-2)接種後に、皮膚充填剤注入部位周辺
の腫脹(特に顔面腫脹)が報告されている。
4
※第73回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部
会、令和3年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安
全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料
(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00035.html)参照