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資料1-3-2      新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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専門家による評価【令和4年7月8日時点】

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

死因等
(報告者による見解・考察等)
ロット番号

接種回数

基礎疾患等
報告書上の記載

21

51歳



2021年8月5日

2021年8月22日

3004228

1回目

不明
→司法解剖に基づき解剖となった事
案。肺水腫、肝硬変、IgE429IU/mL
(左心血)、941IU/mL(右心血)、ヒス
タミン128ng/mL、CRP0.8mg/dL、IL6 288pg/mL、トリプターゼ上昇所見
なし

23

66歳

30歳





2021年8月7日

2021年8月22日

2021年8月7日

2021年8月25日

3003657

3004734

1回目

2回目

他要因の可能性
の有無
ワクチンと死亡との
(報告医評価)
因果関係評価
(評価記号★)

アナフィラキシーショック
解剖、血液検査

評価不能
→関連あり

(〜5/13の情報に
(〜5/13の情報
基づく)
に基づく)

(〜5/13の情報に基づく)

不明

γ

肝機能異常

1回目接種
既往:多発性骨髄腫
急性肺水腫
「今日の予防接種について質問があ
るか」の項は、「はい」。

8月23日に発熱あったが24日に解
熱。
基礎疾患は不明
1回目の接種日:令和3年7月18日、
Lot:3003657、モデルナ
1回目の接種後に発熱と頭痛あり

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

検査中のため現時点では不詳
→遅発性アナフィラキシーショックに
起因した肝機能障害

(〜5/13の情報に基づく)

22

報告医が
死因等の判断に
至った検査

急性肺水腫

25

43歳

54歳





2021年8月4日

2021年7月20日

2021年8月23日

2021年7月27日

3003656

不明

2回目

不明

不明

死亡時画像診断
(CT)

評価不能

有(既往に多発
性骨髄腫あり、
家族曰く2週間
程度ティッシュに
血が混じること
が毎日あり、数
日前から背部痛
や咽頭痛の訴え
があったとのこ
と。よって、この
直近の症状変化
はあったため関
連がある可能性
も否定できな
い。)

γ

不明

不明

解剖

評価不能

不明

γ

くも膜下出血

くも膜下出血

CT

評価不能

有(左脳底動脈上小脳動脈分岐
部脳動脈瘤の自
然破裂)

γ

有(ワクチンと関
連の無いくも膜
下出血の可能
性。血小板数低
値(13万)、D-ダ
イマー高値
(1422)を認め
た。)

γ

くも膜下出血及び血小板減少症を伴 くも膜下出血

う血栓症
→接種7日後、心肺停止で搬送され
心肺蘇生を行うも蘇生せず死亡され
※「血栓症(血栓塞栓症を含む。)
た。採血結果より、血小板低下(13万)
(血小板減少症を伴うものに限る。)」
とDダイマー上昇(1422)を認めた。
疑いとして報告
(〜8/5の情報に基づく)

(〜12/24の情報に基づく)

遅発性アナフィラキシーショックに関連した死亡と考えられ
る。「肝機能異常」を示す様なデータは提示されておらず、
剖検で指摘された肝硬変との関連性は不明である。一般論
ではあるが、3週間未満の短期間で「肝硬変」が形成される
ことはなくワクチンとの関連性はremote。ベースに存在した
肝硬変がアナフィラキシーの経過に影響を与えた可能性は
ある。

血液検査

評価不能

血小板減少症を伴う血栓症

6

(コメント無し)
※〜6/10から変更なし。

本症例の2回目の接種に使用されたワクチンは、異物混入
が確認されたロットと同時期に同設備で製造されたことによ
り使用を見合わせられたロットである。剖検の結果死因は
不明とされており、情報不足のため死亡とワクチン接種との
因果関係は評価不能である。使用ロットに異物混入があっ
たとした場合に異物が本症例の死亡に与えた影響について
も同様に評価不能である。

投与された薬剤の情報が中心であり、患者背景や所見、経
過などに関する詳細な情報は得られていない。情報不足の
ため、ワクチン接種と死亡の因果関係は評価できない。

γ

※〜6/10から変更なし。

コメント
資料番号

遅発性アナフィラキシーショックに関連した死亡と考えられ
る。「肝機能異常」を示す様なデータは提示されておらず、
剖検で指摘された肝硬変との関連性は不明である。一般論
ではあるが、3週間未満の短期間で「肝硬変」が形成される
ことはなくワクチンとの関連性はremote。ベースに存在した 肝硬変がアナフィラキシーの経過に影響を与えた可能性は
ある。

症例No

-

※〜7/8から変更なし。

γ

γ

γ

※〜6/10から変更なし。

患者背景や経過の詳細は不明であり、ワクチン接種と死亡
の因果関係は評価できない。

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

※〜6/10から変更なし。

(〜10/1の情報に基づく)

24

コメント

専門家による評価【令和4年8月5日時点】

(コメント無し)
-

-

本症例の2回目の接種に使用されたワクチンは、異物混入
が確認されたロットと同時期に同設備で製造されたことによ
り使用を見合わせられたロットである。剖検の結果死因は
不明とされており、情報不足のため死亡とワクチン接種との 因果関係は評価不能である。使用ロットに異物混入があっ
たとした場合に異物が本症例の死亡に与えた影響について
も同様に評価不能である。

-

※〜7/8から変更なし。

投与された薬剤の情報が中心であり、患者背景や所見、経
過などに関する詳細な情報は得られていない。情報不足の
ため、ワクチン接種と死亡の因果関係は評価できない。
-

-

※〜7/8から変更なし。

γ

血小板減少を評価するための情報が不足しています。
情報不足により他の明らかな原因の有無等が評価できま
せん。

資料1-2-2-2 21113