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資料4-3 クロミフェンクエン酸塩 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00022.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第50回 1/26)《厚生労働省》 |
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clomiphene citrate and gonadotropins in 408 first cycles of in vitro fertilization.(Fertil Steril 1992;
58: 563-8)9)
IVF を実施予定の女性を対象に、本薬及び hMG を用いた方法とロング法の有効性を比較
する目的で、無作為化比較試験が実施された(本薬/hMG 群 275 例、ロング法群 233 例)。
本薬/hMG 群では、本薬 100 mg/日を月経周期 5 日目から 5 日間経口投与し、月経周期 6
日目から hMG 1 アンプル/日を筋肉内投与することとされた。ロング法群では、リュープロ
レリン 0.5 mg/日を前周期の月経周期 22 日目から連日皮下投与し、下垂体脱感作後、hMG
を筋肉内投与することとされた。ロング法群における hMG の開始用量は体重 52 kg 未満で
1 アンプル、52 以上 76 kg 以下で 1.5 アンプル、76 超 88 kg 以下で 2 アンプル、88 kg 超で
3 アンプルとされ、エストラジオール値により用量を調節することとされた。いずれの群
も、最終的な卵胞成熟の誘発のために hCG 5000 単位を投与することとされた。
無作為化された 508 例のうち、治療を開始した 408 例(本薬/hMG 群 229 例、ロング法群
179 例)が解析対象集団とされた。
有効性について、本薬/hMG 群及びロング法群(以下、同順)の採卵数(平均値±標準偏
差)は 2.33±2.32 個及び 1.78±1.66 個、妊娠率は 10.7%及び 9.2%であった。
安全性について、早発黄体化ホルモン(以下、「LH」
)サージ及び強力な LH サージによ
る中止率はロング法群でいずれも 0%(0/179 周期)、本薬/hMG 群でそれぞれ 18.4%注 2)
(42/229 周期)及び 4.4%(10/229 周期)であった。
注 2)文献中の記載は 18.4%であるが、計算上は 18.3%
4 ) Should gonadotropin-releasing hormone down-regulation therapy be routine in in vitro
fertilization?(Fertil Steril 1994; 62 :568-73)10)
IVF を実施予定の女性を対象に、本薬及び hMG を用いた方法とロング法(triptorelin 又
はブセレリン)の有効性を比較する目的で、無作為化比較試験が実施された(本薬/hMG 群
50 例、triptorelin 群 50 例、ブセレリン群 50 例)
。
本薬/hMG 群では、月経周期 2 日目から本薬 100 mg を 5 日間投与し、月経周期 4 日目か
ら hMG 150 単位/日を連日筋肉内投与することとされた。triptorelin 群では、月経周期 1 日
目から triptorelin 3 mg/日を連日筋肉内投与し、下垂体脱感作後に hMG 225 単位/日を連日筋
肉内投与することとされた。ブセレリン群では、月経周期 1 日目からブセレリン 150 mg を
1 日 4 回鼻腔内投与し、下垂体脱感作後に hMG 225 単位/日を連日筋肉内投与することとさ
れた。いずれの群も、主席卵胞が 17 mm に達した後、hCG 10000 単位を投与することとさ
れた。
有効性について、採卵数(平均値±標準偏差)は本薬群、triptorelin 群、ブセレリン群及
び本薬/hMG 群、(以下、同順)でそれぞれ 8.816±4.349 個、12.03±9.667 個及び 11.50±
7.385 個であり、周期あたりの妊娠率は、32%、28%及び 34%であった。
安全性について、先天異常や出生児死亡は認められなかった。
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58: 563-8)9)
IVF を実施予定の女性を対象に、本薬及び hMG を用いた方法とロング法の有効性を比較
する目的で、無作為化比較試験が実施された(本薬/hMG 群 275 例、ロング法群 233 例)。
本薬/hMG 群では、本薬 100 mg/日を月経周期 5 日目から 5 日間経口投与し、月経周期 6
日目から hMG 1 アンプル/日を筋肉内投与することとされた。ロング法群では、リュープロ
レリン 0.5 mg/日を前周期の月経周期 22 日目から連日皮下投与し、下垂体脱感作後、hMG
を筋肉内投与することとされた。ロング法群における hMG の開始用量は体重 52 kg 未満で
1 アンプル、52 以上 76 kg 以下で 1.5 アンプル、76 超 88 kg 以下で 2 アンプル、88 kg 超で
3 アンプルとされ、エストラジオール値により用量を調節することとされた。いずれの群
も、最終的な卵胞成熟の誘発のために hCG 5000 単位を投与することとされた。
無作為化された 508 例のうち、治療を開始した 408 例(本薬/hMG 群 229 例、ロング法群
179 例)が解析対象集団とされた。
有効性について、本薬/hMG 群及びロング法群(以下、同順)の採卵数(平均値±標準偏
差)は 2.33±2.32 個及び 1.78±1.66 個、妊娠率は 10.7%及び 9.2%であった。
安全性について、早発黄体化ホルモン(以下、「LH」
)サージ及び強力な LH サージによ
る中止率はロング法群でいずれも 0%(0/179 周期)、本薬/hMG 群でそれぞれ 18.4%注 2)
(42/229 周期)及び 4.4%(10/229 周期)であった。
注 2)文献中の記載は 18.4%であるが、計算上は 18.3%
4 ) Should gonadotropin-releasing hormone down-regulation therapy be routine in in vitro
fertilization?(Fertil Steril 1994; 62 :568-73)10)
IVF を実施予定の女性を対象に、本薬及び hMG を用いた方法とロング法(triptorelin 又
はブセレリン)の有効性を比較する目的で、無作為化比較試験が実施された(本薬/hMG 群
50 例、triptorelin 群 50 例、ブセレリン群 50 例)
。
本薬/hMG 群では、月経周期 2 日目から本薬 100 mg を 5 日間投与し、月経周期 4 日目か
ら hMG 150 単位/日を連日筋肉内投与することとされた。triptorelin 群では、月経周期 1 日
目から triptorelin 3 mg/日を連日筋肉内投与し、下垂体脱感作後に hMG 225 単位/日を連日筋
肉内投与することとされた。ブセレリン群では、月経周期 1 日目からブセレリン 150 mg を
1 日 4 回鼻腔内投与し、下垂体脱感作後に hMG 225 単位/日を連日筋肉内投与することとさ
れた。いずれの群も、主席卵胞が 17 mm に達した後、hCG 10000 単位を投与することとさ
れた。
有効性について、採卵数(平均値±標準偏差)は本薬群、triptorelin 群、ブセレリン群及
び本薬/hMG 群、(以下、同順)でそれぞれ 8.816±4.349 個、12.03±9.667 個及び 11.50±
7.385 個であり、周期あたりの妊娠率は、32%、28%及び 34%であった。
安全性について、先天異常や出生児死亡は認められなかった。
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