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資料4-3   クロミフェンクエン酸塩 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00022.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第50回 1/26)《厚生労働省》
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は、前周期の月経周期 21 日目からブセレリンの鼻腔内投与を連日行い、下垂体脱感作後に
r-hFSH 150 単位/日を連日投与することとされた。いずれの群も、主席卵胞が 18 mm 超とな
った後、hCG 10000 単位を投与することとされた。
有効性について、本薬/r-hFSH/r-hLH 群及びロング法群(以下、同順)の採卵数(平均値
±標準偏差)は 7.7±3.6 個及び 8.7±5.04 個、ET あたりの妊娠率は 42.9%及び 36.6%であっ
た。
安全性について、重篤な OHSS は認められず、中等度の OHSS が本薬/r-hFSH/r-hLH 群で
3.2%(4/126 周期)
、ロング法群で 10.7%(12/112 周期)に認められた。
10 ) Comparison of outcome of clomiphene citrate/human menopausal gonadotropin/cetrorelix
protocol and buserelin long protocol - a randomized study.(Gynecological Endocrinology 2006;
22: 297-302)16)
ICSI を実施予定の 20~38 歳の女性を対象に、本薬、hMG 及び GnRH アンタゴニストを
用いた方法とロング法を比較する無作為化比較試験が実施された(本薬/hMG/GnRH アンタ
ゴニスト群 60 例、ロング法群 60 例)。
本薬/hMG/ GnRH アンタゴニスト群では、本薬 100 mg/日を月経周期 3 日目から 5 日間投
与し、hMG 2~4 アンプルを月経周期 4、6 及び 8 日目に投与した以降、9 日目から卵胞反
応に応じて hMG の用量を調節した上で連日投与し、主席卵胞が 14 mm に達した後、セト
ロレリクス 2.5 mg を投与することとされた。ロング法群では、前周期の月経周期 21 日目
からブセレリン 0.5 mg/日を投与し、下垂体脱感作後に hMG 又は尿由来ヒト卵胞刺激ホル
モン(以下、
「u-hFSH」)2~4 アンプル/日を投与することとされた。いずれの群も、2 個以
上の卵胞が 18 mm に達し、十分なエストラジオール値となった後、hCG 10000 単位を投与
することとされた。
有効性について、本薬/hMG/ GnRH アンタゴニスト群及びロング法群(以下、同順)の採
卵数(平均値±標準偏差)は 11.1±4.0 個及び 17.3±5.8 個、臨床妊娠率は 41.7%(25/60 例)
及び 40.0%(24/60 例)、生産率は 36.7%(22/60 例)及び 35.0%(21/60 例)であった。なお、
いずれの群においても早発 LH サージは認められず、中止はなかった。
安全性について、重篤な OHSS の発現割合は、1.7%(1/60 例)及び 5.0%(3/60 例)であ
った。
11)Comparison of mild stimulation and conventional stimulation in ART outcome.(Arch Gynecol
Obstet 2010; 281: 741–6)17)
IVF を実施予定の 18~35 歳の女性を対象に、本薬、低用量ゴナドトロピン及び GnRH ア
ンタゴニストを用いた方法とロング法の有効性を比較する目的で、無作為化比較試験が実
施された。
ロング法群では、ブセレリン 500 g/日を前周期の月経周期 21 日目から皮下投与し、下
垂体脱感作後、ブセレリンを 250 g/日に減量し、r-hFSH 150~225 単位/日を投与開始する

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