よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


農林水産関係予算 (3 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2023/seifuan2023/index.html
出典情報 令和5年度予算政府案(12/23)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。





農林水産関係予算のポイント

食料安全保障の強化



食料安全保障の強化に向け、安定的な輸入と適切な備蓄を組み合わせつつ、水田の畑地化支
援により収益性の高い野菜や国内で自給できていない麦・大豆など畑作物の生産を推進すると
ともに、海外に依存した肥料・飼料などの国内生産を推進。

【主な施策内容】
・ 畑地化による野菜や麦・大豆など畑作物の本作化
・ 輸入に依存した加工・業務用野菜の生産拡大
・ 化学肥料など生産資材の使用低減
・ 肥料の国内資源利用拡大や肥料原料の備蓄
・ 飼料の生産・利用拡大、安定供給確保
・ 米粉の利用拡大
・ 食品事業者における原材料の調達安定化
・ 燃油・資材の森林由来資源への転換
・ 養殖業における飼料原材料の転換



食料安全保障の強化に向けた対策

令和4年度
令和5年度
247 億円 ⇒
283 億円 (+14.7%)
※4年度補正 1,642 億円

(参考)水田の「畑地化」
野菜・麦・大豆などの転換作物は、水田作に比べ、畑作の方が単収が多く、生産コストが低い。
また、水田の「畑地化」は、水稲と畑作物のローテーションによる営農が可能となる「汎用化」
よりも、一般的には、基盤整備後の維持・管理、改修等が低コスト。「畑地化」は「水田活用の
直接支払交付金」の対象外となることもあり、基盤整備事業の実績は僅少である一方、
「汎用化」
された水田は全体の約 46%で、その約3分の1は転作に活用されていない可能性。

― 2 ―