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参考資料4 NIPT等の出生前検査に関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針 (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30725.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会 NIPT等の出生前検査に関する専門委員会(第8回 2/2)《厚生労働省》 |
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第8回 NIPT 等の出生前検査に関する専門委員会
参考
令和5年2月2日
資料4
資料1
・ 頑健性(robustness)
・ 報告範囲(reportable range)
・ 参照範囲(reference range or reference interval)
(イ)標準作業手順書(SOP)の作成
医療法等の一部を改正する法律の一部施行に伴う厚生労働省関係
省令の整備に関する省令(平成 30 年(2018 年)厚生労働省令第 93
号)による改正後の医療法施行規則を参考に必要な SOP を作成する。
・ 測定標準作業書
検出限界と、プロセス毎の品質基準を明示し、基準を逸脱した
場合の対応を記載する。
・ 精度管理標準作業書
内部精度管理、外部精度評価について記載する。
・ 分析性能評価標準手順書
試薬ロットの変更、解析プログラムのバージョン等の変更時
の検証項目についても記載する。その場合は、変更内容・程度に
即して規定しておくことが必要となる。
(ウ)据付時適格性確認(IQ)
開始前に、装置の仕様が適正か、装置が正常に作動するか、安全
機能を備えているか確認し。検査に使用する全ての装置の据付時
適格性確認と教育訓練を完了していること。
*求められる書類の例:
・ 据付時適格性確認報告書
・ 要員への機器操作教育訓練とその記録
(エ)稼働性能適格性確認(OQ)
装置、測定系に期待されている機能、性能が得られていることを
種々の試験を通して確認していること。
*求められる書類の例:
・ 稼働性能適格性確認報告書
②
内部精度管理(IQC)
常に分析が正しく行われていることを確認するため、品質指標をモニタ
ーする必要がある。内部精度管理の例を以下に示す。
・ 核酸を含まない検体による汚染の確認
・ 陽性対照と陰性対照
・ サンプルの取り違えによる検査ミスの防止
③
外部精度評価(EQA)
EQA としては一般的に、外部精度管理調査/技能試験(PT)、もしくはそ
れに代替する方法(施設間チェック、ブラインド試験等)を年に2回程度
行うのが望ましいとされる。国内ではまだ PT が整備されていないため、
現時点では CAP サーベイ等海外の EQA/PT に参加することが望ましい。
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参考
令和5年2月2日
資料4
資料1
・ 頑健性(robustness)
・ 報告範囲(reportable range)
・ 参照範囲(reference range or reference interval)
(イ)標準作業手順書(SOP)の作成
医療法等の一部を改正する法律の一部施行に伴う厚生労働省関係
省令の整備に関する省令(平成 30 年(2018 年)厚生労働省令第 93
号)による改正後の医療法施行規則を参考に必要な SOP を作成する。
・ 測定標準作業書
検出限界と、プロセス毎の品質基準を明示し、基準を逸脱した
場合の対応を記載する。
・ 精度管理標準作業書
内部精度管理、外部精度評価について記載する。
・ 分析性能評価標準手順書
試薬ロットの変更、解析プログラムのバージョン等の変更時
の検証項目についても記載する。その場合は、変更内容・程度に
即して規定しておくことが必要となる。
(ウ)据付時適格性確認(IQ)
開始前に、装置の仕様が適正か、装置が正常に作動するか、安全
機能を備えているか確認し。検査に使用する全ての装置の据付時
適格性確認と教育訓練を完了していること。
*求められる書類の例:
・ 据付時適格性確認報告書
・ 要員への機器操作教育訓練とその記録
(エ)稼働性能適格性確認(OQ)
装置、測定系に期待されている機能、性能が得られていることを
種々の試験を通して確認していること。
*求められる書類の例:
・ 稼働性能適格性確認報告書
②
内部精度管理(IQC)
常に分析が正しく行われていることを確認するため、品質指標をモニタ
ーする必要がある。内部精度管理の例を以下に示す。
・ 核酸を含まない検体による汚染の確認
・ 陽性対照と陰性対照
・ サンプルの取り違えによる検査ミスの防止
③
外部精度評価(EQA)
EQA としては一般的に、外部精度管理調査/技能試験(PT)、もしくはそ
れに代替する方法(施設間チェック、ブラインド試験等)を年に2回程度
行うのが望ましいとされる。国内ではまだ PT が整備されていないため、
現時点では CAP サーベイ等海外の EQA/PT に参加することが望ましい。
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