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参考資料1 財政総論(補足)(参考資料) (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
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財務省
大型X線検査装置整備等経費
PDCAサイクルの確立
令和5年度予算額28億円
(令和4年度予算額28億円)
事業の概要
コンテナ貨物、自動車やモーターボート、大型機械等、通常のX線検査装置では透過することができない検査対象貨物を
破壊することなく、隠匿された不正薬物等の有無を的確かつ迅速に確認するために、大型X線検査装置を活用している。
指摘に
至った背景
密輸手口が多様化・巧妙化し、海上貨物の取扱いも急増する中、海上貨物の検査を行う大型X線検査装置について、効果
検証の在り方を検討する必要があるのではないか。
秋のレビュー
等における
指摘事項
密輸の取締りを行う事業の性質上、
情報の開示が難しい部分はあるが、
本装置による取締りの効果につい
て不断な検証及び検証結果の反映
が重要である。
本事業の目的の一つとして「貿易円滑化
の推進」も掲げられているなか、一連の
検査時間の効率化など、当該目的への効
果についても、他の事業も参考にしつつ、
定性的なものも含めたアウトカム指標を
設定し適切に検証すべき。
検査の効果的・効率的な実施に当たって
は、X線画像の解析を行う職員の資質・
ノウハウに加え、AI等の先進技術の活用
も有用と考えられることから、海外の事
例も研究しつつ、こうした技術の導入を
含む検査の質の向上について、不断の取
組を行うべき。
令和5年度
予算等への
反映
・現状、機器の活用状況の把握
及び分析、新たな機器の情報収
集や検証などを踏まえた評価等
を実施しているところ。
・引き続き不断の見直しを行い、
効果的・効率的な配備・運用に
努める。
・本事業においては、国内外関係機
関や事業者等からの情報量に基づく
確度と質の高い選定による検査対象
貨物の絞り込みが貿易円滑化に寄与
すると考えられる。
・検査対象貨物の絞り込みに活用す
る情報入手件数を指標設定すること
について、有用性を踏まえ検討する。
・引き続き、現地への職員派遣
や海外調査の実施等を通じて海
外の先進的取組の把握に努める。
・有用な技術や海外事例があれ
ば導入を検討し、検査の質の向
上について不断の取組を行う。
議論の
進捗状況
現状の取組を継続し、配備場所の
変更も含めて不断に検証している
ところ。
上記指標の検討に加え、本装置の効果的・効
率的な配置が貿易円滑化に寄与することから、
全国の外貿コンテナ取扱個数に占める、本装
置を配備した港の取扱個数の割合を指標とし
て設定することも含めて検討しているところ。
海外での先進的な取組みを現地で
調査を行うなど検査の質の向上に
向けて取り組んでいるところ。
今後の
活用方針
・活用状況の把握や分析等のもと、配備場所変更も視野に入れた配備・運用の議論において活用する。
・指標等をもとに、レビューシートを予算編成において一層活用する。
10
大型X線検査装置整備等経費
PDCAサイクルの確立
令和5年度予算額28億円
(令和4年度予算額28億円)
事業の概要
コンテナ貨物、自動車やモーターボート、大型機械等、通常のX線検査装置では透過することができない検査対象貨物を
破壊することなく、隠匿された不正薬物等の有無を的確かつ迅速に確認するために、大型X線検査装置を活用している。
指摘に
至った背景
密輸手口が多様化・巧妙化し、海上貨物の取扱いも急増する中、海上貨物の検査を行う大型X線検査装置について、効果
検証の在り方を検討する必要があるのではないか。
秋のレビュー
等における
指摘事項
密輸の取締りを行う事業の性質上、
情報の開示が難しい部分はあるが、
本装置による取締りの効果につい
て不断な検証及び検証結果の反映
が重要である。
本事業の目的の一つとして「貿易円滑化
の推進」も掲げられているなか、一連の
検査時間の効率化など、当該目的への効
果についても、他の事業も参考にしつつ、
定性的なものも含めたアウトカム指標を
設定し適切に検証すべき。
検査の効果的・効率的な実施に当たって
は、X線画像の解析を行う職員の資質・
ノウハウに加え、AI等の先進技術の活用
も有用と考えられることから、海外の事
例も研究しつつ、こうした技術の導入を
含む検査の質の向上について、不断の取
組を行うべき。
令和5年度
予算等への
反映
・現状、機器の活用状況の把握
及び分析、新たな機器の情報収
集や検証などを踏まえた評価等
を実施しているところ。
・引き続き不断の見直しを行い、
効果的・効率的な配備・運用に
努める。
・本事業においては、国内外関係機
関や事業者等からの情報量に基づく
確度と質の高い選定による検査対象
貨物の絞り込みが貿易円滑化に寄与
すると考えられる。
・検査対象貨物の絞り込みに活用す
る情報入手件数を指標設定すること
について、有用性を踏まえ検討する。
・引き続き、現地への職員派遣
や海外調査の実施等を通じて海
外の先進的取組の把握に努める。
・有用な技術や海外事例があれ
ば導入を検討し、検査の質の向
上について不断の取組を行う。
議論の
進捗状況
現状の取組を継続し、配備場所の
変更も含めて不断に検証している
ところ。
上記指標の検討に加え、本装置の効果的・効
率的な配置が貿易円滑化に寄与することから、
全国の外貿コンテナ取扱個数に占める、本装
置を配備した港の取扱個数の割合を指標とし
て設定することも含めて検討しているところ。
海外での先進的な取組みを現地で
調査を行うなど検査の質の向上に
向けて取り組んでいるところ。
今後の
活用方針
・活用状況の把握や分析等のもと、配備場所変更も視野に入れた配備・運用の議論において活用する。
・指標等をもとに、レビューシートを予算編成において一層活用する。
10