よむ、つかう、まなぶ。
参考資料1 財政総論(補足)(参考資料) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
PDCAサイクルの確立
保護観察の実施
法務省
令和5年度予算額113億円
(令和4年度予算額114億円)
○「保護観察」とは、犯罪をした人や非行のある少年が健全な社会の一員として更生するよう、実社会の中で保護観察官と保護司が協働して指導監
督・補導援護を行うもの。
○更生保護サポートセンターは、保護司・保護司会が地域の関係機関・団体と連携しながら、地域で更生保護活動を行う拠点であり、保護司の行う
処遇活動への支援等を実施するもの。
事業の概要
生活環境の調整
捜
査
裁
判
・
審
判
(出所後の住居等の生活環境を整えるもの)
刑務所
・
少年院
満期釈放等
(一部)
仮釈放等
保護観察処分少年・保護観察付執行猶予者
保護観察の実施体制
更生緊急保護
保護観察
保護観察官は、保護観察対象者への直接的指導や保護
司のスーパーバイズ、性犯罪等の専門的処遇プログラム
等を実施
保護司は、保護観察官が作成した保護観察の実施計画
に基づき、面接等を通じて、保護観察対象者に指導助言
等を実施
秋のレビュー
等における
指摘事項
保護観察の対象は5種類あり、
各々で保護観察の状況等が異なる
ことから、各々の状況について把
握し、効果を測定できる仕組み作
りを検討すべき。
最終アウトカムについて、出所者の刑事
施設への再入所率を指標としているが、
保護観察対象の約3割に過ぎない仮釈放
者のみを対象とする指標であり、事業全
体の効果を表すものでないため、指標の
設定を検討すべき。
初期アウトカムについて、更生保護サ
ポートセンターの支援が保護司のニーズ
を満たしたものとなっているかの満足度
調査などを指標として設定することを検
討し、保護司への処遇支援の効果検証を
行うべき。
令和5年度
予算等への
反映
少年や成人、矯正施設を経てい
るかどうかなど、保護観察の種
別ごとに特性等が異なることか
ら、保護観察の種別ごとに効果
を測定できるようアウトカム指
標の設定を行う等の検討を行う。
保護観察全体の効果を示す観点
から、その他の保護観察対象で
ある保護観察処分少年、少年院
仮退院者などについても効果を
測定できるようアウトカム指標
の設定を行う等の検討を行う。
最終アウトカムである保護司の
退任者数とのつながりから、保
護司に対し、アンケート調査等
を行うことで、処遇支援の効果
検証が行えるような指標の設定
を検討する。
保護観察期間中の再犯の状況等を
初期アウトカム指標として設定し、
その中で保護観察の種別ごとの状
況を示すことなどを検討中。
保護観察対象者全般について、保護
観察開始後、一定期間経過後の再犯
の状況等を最終アウトカム指標とし
て設定することを検討中。
保護司に対するアンケート調査等を
行うことを検討しており、その結果
を初期アウトカム指標として設定す
ることを検討している。
議論の
進捗状況
今後の
活用方針
上記の指標を基に、より適切かつ効果的な事業となるよう、行政事業レビューシートを予算編成において一層活用する。
5
保護観察の実施
法務省
令和5年度予算額113億円
(令和4年度予算額114億円)
○「保護観察」とは、犯罪をした人や非行のある少年が健全な社会の一員として更生するよう、実社会の中で保護観察官と保護司が協働して指導監
督・補導援護を行うもの。
○更生保護サポートセンターは、保護司・保護司会が地域の関係機関・団体と連携しながら、地域で更生保護活動を行う拠点であり、保護司の行う
処遇活動への支援等を実施するもの。
事業の概要
生活環境の調整
捜
査
裁
判
・
審
判
(出所後の住居等の生活環境を整えるもの)
刑務所
・
少年院
満期釈放等
(一部)
仮釈放等
保護観察処分少年・保護観察付執行猶予者
保護観察の実施体制
更生緊急保護
保護観察
保護観察官は、保護観察対象者への直接的指導や保護
司のスーパーバイズ、性犯罪等の専門的処遇プログラム
等を実施
保護司は、保護観察官が作成した保護観察の実施計画
に基づき、面接等を通じて、保護観察対象者に指導助言
等を実施
秋のレビュー
等における
指摘事項
保護観察の対象は5種類あり、
各々で保護観察の状況等が異なる
ことから、各々の状況について把
握し、効果を測定できる仕組み作
りを検討すべき。
最終アウトカムについて、出所者の刑事
施設への再入所率を指標としているが、
保護観察対象の約3割に過ぎない仮釈放
者のみを対象とする指標であり、事業全
体の効果を表すものでないため、指標の
設定を検討すべき。
初期アウトカムについて、更生保護サ
ポートセンターの支援が保護司のニーズ
を満たしたものとなっているかの満足度
調査などを指標として設定することを検
討し、保護司への処遇支援の効果検証を
行うべき。
令和5年度
予算等への
反映
少年や成人、矯正施設を経てい
るかどうかなど、保護観察の種
別ごとに特性等が異なることか
ら、保護観察の種別ごとに効果
を測定できるようアウトカム指
標の設定を行う等の検討を行う。
保護観察全体の効果を示す観点
から、その他の保護観察対象で
ある保護観察処分少年、少年院
仮退院者などについても効果を
測定できるようアウトカム指標
の設定を行う等の検討を行う。
最終アウトカムである保護司の
退任者数とのつながりから、保
護司に対し、アンケート調査等
を行うことで、処遇支援の効果
検証が行えるような指標の設定
を検討する。
保護観察期間中の再犯の状況等を
初期アウトカム指標として設定し、
その中で保護観察の種別ごとの状
況を示すことなどを検討中。
保護観察対象者全般について、保護
観察開始後、一定期間経過後の再犯
の状況等を最終アウトカム指標とし
て設定することを検討中。
保護司に対するアンケート調査等を
行うことを検討しており、その結果
を初期アウトカム指標として設定す
ることを検討している。
議論の
進捗状況
今後の
活用方針
上記の指標を基に、より適切かつ効果的な事業となるよう、行政事業レビューシートを予算編成において一層活用する。
5