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参考資料1 財政総論(補足)(参考資料) (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
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高校生向け授業(イメージ案)
黄色はFDのポイントとして、ワークを通じて特に
体感してもらいたい点
将来世代の視点
公共の扉:2時間授業
ゲーム
世代間
持続可能性
ジレンマゲーム
小括
10分
クラスを5世代に分け、世代ごとに投票を行う。
Aを選ぶ:40万円、Bを選ぶ:30万円 がもらえる。A
を選ぶと、次世代の選択肢はAもBも10万円ずつ減る。
Bを選ぶと次世代でも変化なし。
このルールのみ説明し、匿名で投票し、世代ごとにAかB
を決める。いくつの世代がAを選ぶか。その理由は何か。
何世代目まで報酬が続いたか。
Aを選んだ方が自分は得をするが、後の世代の人は利益が
減り、最後の世代が選択肢が無くなることもある。Bを選ぶと
自分は少し損だが、後の世代にも利益を残せる。これが世
代間倫理。AかB、その選択をしたのは何故か?
次の世代の顔が見えないとAを選びやすいように、人間は利
己的な選択をすることがある。でもそれは持続可能ではない
選択になるケースがある。ではどうしたら持続可能な選択が
できる社会を作れるか。今回はその手法の一つを学ぶ。
レクチャー
将来世代の
利益に配慮する
ための仕組み
(FDとは)
5分
グループワーク
例えば、話し合いの場に、未来人を呼んで来て一緒に考えてみたらどうだろうか。
未来人の意見を、現在の選択行動に反映させることができる。
でもタイムマシンがない限り、そんなことはできない。それなら、未来人になり切って未来人役を演じてみよう。
未来を考える前に、現在、私たちはどんな社会に生き、どんな課題を抱えているか。(①現代社会の認識を整理:5分)
今の社会は、急に出来上がったものではなく、過去の時点からの選択や行動の積み重ねが影響している。
まずは過去を振り返り、現在世代の視点から、要望や感謝、アドバイスを送る(②現在から過去への提言:13分)
過去を振り返る
(過去と現在のつ
ながり)
発表
小括
将来の失敗を回避し、未来人の利益を守るためには、どんな仕組みを作ればよいだろうか。
民主主義は良いシステムだが、現在世代だけで決めているので、将来世代の意見は反映されていない。
25分
現在世代として、過去の人に、将来どんな問題が起
きるか配慮して欲しかった、という感覚を持つ。
我々も過去から見ると未来人だった。
将来世代の気持ちが分かるからこそ、これから私たちも、
現在の利益だけでなく、未来に生きる人たちの利益も
守っていかなくてはならない、ということが分かる。
将来(現在)どうなるか答えを知っているから、どうす
ればいいかアドバイスできる。
未来人に、将来の失敗を回避する方法、または成功す
る方法を教えてもらえれば、より良い行動が取れる。
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黄色はFDのポイントとして、ワークを通じて特に
体感してもらいたい点
将来世代の視点
公共の扉:2時間授業
ゲーム
世代間
持続可能性
ジレンマゲーム
小括
10分
クラスを5世代に分け、世代ごとに投票を行う。
Aを選ぶ:40万円、Bを選ぶ:30万円 がもらえる。A
を選ぶと、次世代の選択肢はAもBも10万円ずつ減る。
Bを選ぶと次世代でも変化なし。
このルールのみ説明し、匿名で投票し、世代ごとにAかB
を決める。いくつの世代がAを選ぶか。その理由は何か。
何世代目まで報酬が続いたか。
Aを選んだ方が自分は得をするが、後の世代の人は利益が
減り、最後の世代が選択肢が無くなることもある。Bを選ぶと
自分は少し損だが、後の世代にも利益を残せる。これが世
代間倫理。AかB、その選択をしたのは何故か?
次の世代の顔が見えないとAを選びやすいように、人間は利
己的な選択をすることがある。でもそれは持続可能ではない
選択になるケースがある。ではどうしたら持続可能な選択が
できる社会を作れるか。今回はその手法の一つを学ぶ。
レクチャー
将来世代の
利益に配慮する
ための仕組み
(FDとは)
5分
グループワーク
例えば、話し合いの場に、未来人を呼んで来て一緒に考えてみたらどうだろうか。
未来人の意見を、現在の選択行動に反映させることができる。
でもタイムマシンがない限り、そんなことはできない。それなら、未来人になり切って未来人役を演じてみよう。
未来を考える前に、現在、私たちはどんな社会に生き、どんな課題を抱えているか。(①現代社会の認識を整理:5分)
今の社会は、急に出来上がったものではなく、過去の時点からの選択や行動の積み重ねが影響している。
まずは過去を振り返り、現在世代の視点から、要望や感謝、アドバイスを送る(②現在から過去への提言:13分)
過去を振り返る
(過去と現在のつ
ながり)
発表
小括
将来の失敗を回避し、未来人の利益を守るためには、どんな仕組みを作ればよいだろうか。
民主主義は良いシステムだが、現在世代だけで決めているので、将来世代の意見は反映されていない。
25分
現在世代として、過去の人に、将来どんな問題が起
きるか配慮して欲しかった、という感覚を持つ。
我々も過去から見ると未来人だった。
将来世代の気持ちが分かるからこそ、これから私たちも、
現在の利益だけでなく、未来に生きる人たちの利益も
守っていかなくてはならない、ということが分かる。
将来(現在)どうなるか答えを知っているから、どうす
ればいいかアドバイスできる。
未来人に、将来の失敗を回避する方法、または成功す
る方法を教えてもらえれば、より良い行動が取れる。
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