よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 財政総論(補足)(参考資料) (11 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

PDCAサイクルの確立

外務省

世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド) 拠出金

令和5年度予算額20億円
(令和4年度予算額74億円)

事業の概要

持続可能な開発目標(SDGs)のゴール3で掲げられている三大感染症(エイズ・結核・マラリア)の終息達成に寄与する
ため、低・中所得国でこれらの感染症の対策支援を行うグローバルファンドに対して資金供与を実施。

指摘に
至った背景

我が国の国際機関に対する拠出金の中でも最大級である本拠出金は、事業規模の急拡大に伴い日本の負担額も増大する中
で、グローバルファンドが設定した目標年度である令和8年度まで成果実績を把握できない状況となっている。

第7次増資期間(2023年から2025年)
において、我が国が重視する保健システ
ムの強化が一つの目標として掲げられた
が、我が国が目指す保健システムの在り
方やその達成時期等の方向性を定めたう
えで、効果を検証するための適切な成果
指標の検討を行うべき。

我が国が重視する分野の取組が当該ファ
ンドにより行われることに加え、日本の
顔が見える支援を推進し、当該ファンド
における資金の効率的な活用、透明な執
行を確保するため、議決権の行使に留ま
らず、諸外国の取組も参考としながら必
要な働きかけを行い、実現を目指すべき。

当該ファンドに拠出を始める厚労
省と一体となって取り組むべき。

令和5年度
予算等への
反映

指摘を踏まえ、グローバルファン
ド事務局との間で、保健システム
強化の効果を検証するための指標
の設定等について協議を行ってい
る。

指摘を踏まえ、グローバルファンド事務
局との間で、日本の顔が見える支援の推
進等について具体的な協議を開始。また、
より透明な執行等につき関連委員会で協
議を行っている。より効果的に働きかけ
を実施するため、こうした進捗・成果を
見極めながら段階的に当該ファンドへの
拠出を行うこととした。

左記の事項についても厚労省と
一体となって協議を行っている
ほか、理事会においても外務省
の理事に加え、厚労省から理事
代理を出し連携する等、一層政
府一丸で対応している。

議論の
進捗状況

保健システム強化の効果を検証す
るための指標の設定につき、本年
3月のグローバルファンド事務局
⾧訪日の機会等も活用しつつ事務
局と協議を継続している。

グローバルファンド事務局⾧訪日
の機会等も活用しつつ、政務レベ
ルからを含め継続的に必要な働き
かけを実施している。

左記事項についても引き続き厚労
省と緊密に連携しており、政府一
丸となり対応している。

秋のレビュー
等における
指摘事項

今後の
活用方針

●御指摘も活用しつつ、厚労省とともに政府一丸となり、保健システム強化や日本の顔が見える支援の一層の推進等のた
めに、来年度予算概算要求を見据えて明確な進展を得るべく、グローバルファンド事務局との協議を行っていく。また、
こうした進捗・成果を見極めながら段階的に当該ファンドへの拠出を行っていく。

11