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別紙1 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00042.html
出典情報 先進医療会議(第108回先進医療会議、第129回先進医療技術審査部会 3/3)《厚生労働省》
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3.説明文書に【付随研究調査項目:別途文書を用いて説明を行います】との記述が唐突に出て来ま
すが、この位置付けが不明確です。分かるように説明を加えるか、本文とスケジュール表の双方から
付随研究分を外すかのどちらかにして下さい。また、その後にある 「2)レジストリ」 の位置付けと趣
旨が不明です。2)の前にある筈の1)も見当たりません。明確にして下さい。
【回答】
説明文書と研究計画書の双方から付随研究分を削除致しました(説明文書 P6, 5-4; P8, 6-2; 研究計
画書 要約, 5-3(項目削除); 5-6; 7; 目次, 22.2; P14-15, 7.4; P21, 8.2.13(項目削除); 8.2.14(項目削除);
P35, 14; P47, 22.2; P48, 22.3; P52, 24)。付随研究については別途研究計画書を定め、研究倫理審査委
員会の承認を得て実施させて頂きます。

4.試験参加により予想される利益として、説明文書に「ラメルテオンとプラセボのどちらの場合が有
利であるかは一概にはいえません。」とされていますが、プラセボの方が有利な場合として想定され
る例を示して下さい。また、それに続いて「効果がない場合にも、時間をかけて患者さんの状態を観
察しますので、今後の治療の方向性を判断する手がかりが増えます。」と記載されていますが、具体
的にはどのような手がかりがあるのでしょうか。
【回答】
せん妄がすべての方に発症するわけではなくラメルテオンを服用した場合は副作用の可能性があり、
また、ラメルテオンのせん妄に対する予防効果が証明されていない現状においては、ラメルテオンとプラ
セボのどちらの場合が有利であるかは一概にはいえないと考えており、その旨利益・不利益に追記させ
て頂きました。また、治療の方向性の判断について増える手がかりについては、せん妄による危険な行
動の兆候があれば点滴を抜けづらいようにするなどの安全確保を行い、活動性低下が主な症状であれ
ばリハビリテーション導入を推奨するなどが考えられるため、その旨追記させて頂きました(説明文書
P7-8, 6-1)。

5.試験薬の服用期間について、説明文書で「手術が決定した日から手術前日までと手術後5日間」
と記載されていますが、これでは手術日が含まれているか否か明らかではありません。試験のスケ
ジュール表では手術当日にも服用することとされていますが、服用は術後4日までですし、試験実施
計画書ではせん妄の評価期間として「手術後5日間」と記載されている期間が手術日を含まず術後5
日までとなっているように、期間の記載が全体として不統一不明確なため、間違いが生じないよう
に、全体的に一義的になるように記載して下さい。また、投与開始日となる「手術が決定した日」の説
明として説明文書には「手術の4-8日前となります。」と記載されていますが、試験実施計画書では
「手術決定日が手術の9日以上前の場合は手術8日前」が投与開始日となることとされていて、説明

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