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資料2-3 MID-NET・NDBの行政利活用の調査実施状況について[25.3MB] (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33888.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第1回 6/29)《厚生労働省》
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ブグループ 2 を対象とした解析において、AST 増加(CTCAE Grade 2 以上:
サブグループ 2)に関する性・年齢調整ハザード比の点推定値は 1.60 であ
った(図 1-1)。
AST 増加(CTCAE Grade 2 以上)について、サブグループ 2 で 2 回目から 3
回目にかけて、ハザード比の点推定値はわずかに増加したが、95%信頼区間
の幅は広く変化が認められなかった(図 1-2)。また、曝露群の発現率は 1 回
目から 3 回目にかけて一貫して高い傾向は認められなかった(図 1-2)

腎機能に関する結果
3 回目のサブグループ 2 を対象とした解析において、いずれのアウトカムに
ついても、性・年齢調整ハザード比(サブグループ 2 において推定値が得ら
れなかったアウトカムについては、全体集団又はサブグループ 1 における
性・年齢調整ハザード比)の点推定値は 1.00 を下回っていた(図 2-1)

血液に関する結果
<白血球関連及びヘモグロビンの評価>
3 回目のサブグループ 2 を対象とした解析において、いずれのアウトカムに
ついても、性・年齢調整ハザード比(サブグループ 2 において推定値が得ら
れなかったアウトカムについては、全体集団又はサブグループ 1 における
性・年齢調整ハザード比)の点推定値は 1.00 を下回っていた(図 3-1)

<血小板の評価>
3 回目の全体集団を対象とした解析において、血小板数減少(CTCAE Grade
2 以上)及び血小板数減少(CTCAE Grade 3 以上)に関する性・年齢調整ハ
ザード比の点推定値はそれぞれ 2.46 及び 2.09 であり、そのうち血小板数減
少(CTCAE Grade 2 以上:全体集団)については 95%信頼区間の下限が 1.00
を超えていた(図 3-1)。
血小板数減少について、より重症の指標である血小板数減少(CTCAE Grade
3 以上)は、サブグループ 2 を対象とした 1 回目から 3 回目にかけて、アウ
トカムの発現は曝露群のみに認められたため性・年齢調整ハザード比は算
出できなかったが、曝露群の発現率は減少傾向ではあったものの対照群よ
りも高値で推移した(図 3-2)。なお、血小板数減少(CTCAE Grade 2 以上)
においても、血小板数減少(CTCAE Grade 3 以上)の場合と同様に、サブグ
ループ 2 での発現率は減少傾向ではあったものの対照群よりも高値で推移
した(図 3-2)。
その他に関する結果
<間質性肺炎バイオマーカ及びナトリウムの評価>
3 回目のサブグループ 2 を対象とした解析において、いずれのアウトカムに
ついても、性・年齢調整ハザード比(サブグループ 2 において推定値が得ら
れなかったアウトカムについては、全体集団又はサブグループ 1 における
性・年齢調整ハザード比)の点推定値は 1.00 を下回っていた(図 4-1)

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