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2016年11月10日(木)
[医療改革] 2020年度改定で、AIの診療支援の報酬上評価提案 未来投資会議
- 政府は11月10日、「未来投資会議」を開催し、「医療・介護の未来投資と課題」などについて議論した。未来投資会議では、第4次産業革命(IoT、人工知能、ビッグデータ、ロボット)など、将来の成長に資する分野の投資を官民連携して進め、成長戦略と構造改革の加速化を議論する。内閣総理大臣が議長を務める。 政府は、「優先的に取り組むべきアジェンダ」を提示。医療・介護分野に関して、団塊の世代が75歳を迎える「2025年問題・・・
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2016年11月09日(水)
[診療報酬] 2017年4月以降データもDPC事務局でコーディング提案 DPC分科会
- 厚生労働省は11月9日、診療報酬調査専門組織の「DPC評価分科会」を開催し、(1)ICD―10(2013年度版)に係る対応、(2)今後の検討課題―などを議論した。 (1)に関して、医療機関の診療録管理などに活用する「疾病、傷病及び死因の統計分類」は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD―10(2013年版)」に準拠することとされている。対応した標準病名マスターが2017年1月頃に整備される見込みとなり、対応方針を検討している・・・
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2016年11月09日(水)
[医療安全] 医療事故報告受付35件、センター調査依頼0件 医療安全調査機構
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- 医療事故調査制度の現況報告(10月)(11/9)《日本医療安全調査機構》
- 発信元:日本医療安全調査機構 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 調査・統計
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2016年11月09日(水)
[医療改革] 基準病床数、次期医療計画の算定式を提示 医療計画1
- 厚生労働省は11月9日、「医療計画の見直し等に関する検討会」を開催し、(1)基準病床数(p17~p47参照)、(2)5疾病・5事業および在宅医療などの見直し(p62~p102参照)―を議論した。 (1)について、現行の基準病床数(一般・療養)の算定式は、二次医療圏ごとに、▽一般病床▽療養病床▽流出超過加算―の合算値を用いている。 今回、厚労省は、次期医療計画における基準病床数(一般・療養)の算定式を提示した。病床利用・・・
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2016年11月09日(水)
[医療改革] 小児地域支援病院(仮称)を設定、医療体制確保へ 医療計画2
- 11月9日の「医療計画の見直し等に関する検討会」では、「5疾病・5事業および在宅医療などの見直し」を議論している(p62~p102参照)。 厚労省は、5疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病・精神疾患)の医療提供に関する見直しの方向性案をそれぞれ示している。 がんについては、均てん化の取り組みとして、拠点のない二次医療圏に地域がん診療病院の整備を進めることや、外来診療において拠点病院とその他の医療機関と・・・
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2016年11月09日(水)
[医薬品] 外国平均価格調整に関しても抜本的見直しが必要 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月9日、「中央社会保険医療協議会」の総会を開催し、「医薬品の薬価収載」などを議論した。 厚労省は、今回承認された「トルツ皮下注80mgシリンジ」などについて説明。8月24日の中医協総会では外国為替の影響で外国平均価格調整の結果、80mg1ml1筒あたり24万5,873円と高額となり、条件付で薬価収載を承認した。その後、条件付きで承認されたことを理由に製薬企業が申請を取り下げた。今回、為替レートの変更で最・・・
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2016年11月09日(水)
[医療機器] 高額医療機器の検討開始を了承 中医協・総会2
- 11月9日の「中央社会保険医療協議会」の総会では、「医薬品の薬価収載」のほか、(1)DPCにおける高額な新規の医薬品などへの対応、(2)高額な医療機器を用いる医療技術の費用対効果評価、(3)その他―について議論した。 (1)に関して、厚生労働省は2016年8月26日と9月28日に新たに効能が追加された医薬品、2016年9月28日に公知申請が受理された医薬品、2016年11月18日に薬価収載を予定している医薬品のうち18成分27品目に関・・・
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2016年11月09日(水)
[医薬品] 新医薬品23成分35品目の薬価収載を承認 中医協・総会3
- 11月9日の中央社会保険医療協議会の「総会」で、新たに薬価収載が承認された医薬品は、次の23成分35品目(2016年11月18日収載予定)(p3~p4参照)。(1)精神神経用剤(小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性用薬)『エビリファイ錠1mg』(大塚製薬)(2)血圧降下剤(高血圧症用薬)『ミカトリオ配合錠』(日本ベーリンガーインゲルハイム)(3)高脂血症用剤(ホモ接合体家族性高コレステロール血症用薬)『ジャクスタ・・・
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2016年11月08日(火)
[医療費] 「医師から薬剤師へ」、医療費シフトが顕著に 日医総研
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- 最近の医療費の動向とその配分(11/8)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療制度改革
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2016年11月08日(火)
[特定検診] 非肥満者対象の保健指導GL提案 特定健診・指導検討会
- 厚生労働省は11月8日、「特定健康診査・特定健康指導のあり方に関する検討会」を開催し、(1)特定保健指導、(2)標準的な健診・保健指導プログラムの改訂、(3)新たに設定が必要な受診歓奨判定値および保健指導判定値―などを議論した。 (1)について、厚労省は3つの論点とそれぞれの第3期に向けた検討の方向性を提示(p79~p81参照)。現在は特定保健指導の対象とならない非肥満の危険因子保有者に対する保健指導に関して・・・
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2016年11月04日(金)
[医療改革] 入院医療費の算定式などを基本方針に反映 厚労省
- 厚生労働省は11月4日、「医療費適正化に関する施策についての基本的な方針」の一部改正に関する告示を公布した。 国や都道府県は国民の高齢期における適切な医療の確保を図る観点から、医療費適正化を総合的・計画的に推進するため、医療費適正化計画を定めている。2016年度中に全都道府県が第7次医療計画を策定予定であり、2015年度末に医療費適正化基本方針を策定した。今回、地域医療構想の内容を踏まえた入院医療費の算定式・・・
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2016年11月04日(金)
[病院] 7月の1日平均入院患者数は前年同月比5,729人増 厚労省
- 厚生労働省は11月4日、2016年7月分の病院報告(概数)を発表した。「1日平均入院患者数」で、一般病床を含む病院全体は、前月比1,474人増にあたる124万7,493人(前年同月比5,729人減)、一般病床は、前月比1,026人増の66万6,538人(同623人減)だった。「1日平均外来患者数」は、前月比8万1,211人減の133万3,881人(同7万6,407人減)。「月末病床利用率」は、病院全体で、前月比1.7ポイント減の77.7%(同1.8ポイント減)。「平・・・
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2016年11月02日(水)
[医療改革] 2020年までにデータによる生活習慣改善サービス確立 経産省
- 経済産業省は11月2日、産業構造審議会の「新産業構造部会」を開催し、戦略分野「健康を維持する・生涯活躍する」について検討した。部会ではIoT、ビックデータ、人工知能などによる変革に的確に対応するため、官民が共有できるビジョンと対応について検討している。 経済産業省は、戦略分野の「健康を維持する・生涯活躍する」について、企業約20社と有識者約10人からヒアリングを実施。この結果を受けて、(1)2030年代の目指・・・
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2016年11月02日(水)
[地域医療] 地域福祉計画、市区部と町村部の間で策定率に差 地域力検討会
- 厚生労働省は11月2日、「地域における住民主体の課題解決力強化・相談支援体制の在り方に関する検討会(地域力強化検討会)」を開催し、前回示した論点の一部について議論した。今回議論したのは、(i)共同募金・運動期間拡大の取り組み(p31~p34参照)、(ii)地域福祉計画(p54~p56参照)、(iii)住民主体の課題把握や解決にあたり守秘義務が課題となる場面(p57参照)―など。 (ii)は、「市町村地域福祉計画」・・・
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2016年11月02日(水)
[医療安全] 1年間の医療事故報告は388件、地域差は縮小傾向 調査機構
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- 医療事故安全調査制度開始1年の動向(11/2)《日本医療安全調査機構》
- 発信元:日本医療安全調査機構 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 調査・統計
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2016年10月31日(月)
[医療改革] 健康・医療戦略などの中間見直しに向け検討項目公表 参与会合
- 政府は10月31日、「健康・医療戦略参与会合」を開催し、「『健康・医療戦略』及び『医療分野研究開発推進計画』の見直し」などを議題とした。会合は非公開で開かれ、有識者が政府に対し、健康・医療の成長戦略や研究開発の施策に関する専門的な助言をしている。 (1)に関し、本年度は、「健康・医療戦略」および「医療分野研究開発推進計画」の対象期間である2014年度からの5年間の中間年度に当たることから、施策の検証結果お・・・
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2016年10月31日(月)
[医療改革] 都道府県・市町村の協議の場、設置を提案 総合確保会議
- 厚生労働省は10月30日、「医療介護総合確保推進会議」を開催し、「総合確保方針の改定に向けた検討・論点」について議論を行った。総合確保方針とは、地域における医療と介護を総合的に確保するための基本的な方針。厚労省は、2018年度の医療計画と介護保険事業(支援)計画の同時改定を踏まえ、方針の改定について議論を行っている。 今回、厚労省は「改定に向けた主な論点」について、(1)医療計画と介護保険事業(支援)計・・・
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2016年10月31日(月)
[臓器移植] 2腎同時移植などの懸案事項、検討結果を公表 臓器移植委
- 厚生労働省は10月31日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「臓器移植委員会」を開催し、(1)腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準(p5~p20参照)、(2)肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準(p21~p41参照)―の改正を議題とした。 (1)では、以前から議論してきた、(i)2腎同時移植、(ii)Age-match制度の導入の是非(小児ドナーから小児レシピエントへ)、(iii)待機日数よりもゼロミスマッチを優先すべきか、・・・
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2016年10月27日(木)
[医療改革] 人生最終段階の医療について調査を実施 社会保障WG
- 政府は10月27日、経済・財政一体改革推進委員会の「社会保障ワーキング・グループ」を開催。(1)人生の最終段階における医療のあり方、(2)社会保障の給付と負担の見直し、(3)医療費適正化などに関するKPI―などについて、意見聴取と議論を行った。 (1)について、厚労省はこれまでの経緯として、2007年に「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」を作成したが(p7参照)、2013年3月に実施した「人生の最終段・・・
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2016年10月27日(木)
[医療提供体制] 医師配置、規制含む偏在是正策を 財政分科会
- 財務省は10月27日、財政制度等審議会の「財政制度分科会」を開催し、(1)社会保障(年金/生活保護/雇用/障害福祉/医療提供体制)(p2~p50参照)、(2)地方財政(p51~p99参照)―などを議題とした。 (1)では、医療提供体制に関し、▽医療・介護制度改革の視点と具体的な検討項目▽我が国の医療提供体制の問題点▽医療・介護提供体制の見直し/医療費適正化に向けたスケジュール―などを提示した上で、(i)病床機能報告・・・
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2016年10月27日(木)
[医療改革] 療養給付費負担金の算定、交付要綱に明記が必要 会計検査院
- 会計検査院は10月27日、塩崎恭久厚生労働大臣に宛てて「国民健康保険の療養給付費負担金の交付額の算定における医療機関等に対する加算金の取扱い」に関する改善処置を要求した。 会計検査院は、合規性などの観点から、療養給付費負担金などの交付額の算定に当たり、関係書類の提出を受けるもしくは、会計実地検査を行うなどして検査を行った。その結果、療養給付費負担金などの交付額の算定に当たり、加算金の額を医療給付費の・・・
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2016年10月26日(水)
[診療報酬] 25病院が【総合入院体制加算1】へ算定引き上げ アルトマーク
- 日本アルトマークは10月26日、2016年6月1日現在の【総合入院体制加算】、【特定集中治療室管理料】、【ハイケアユニット入院医療管理料】の算定状況の調査結果を公表した。 【総合入院体制加算】に関して、2008年度診療報酬改定で【入院時医学管理加算】として新設。2016年度診療報酬改定時では、総合的・専門的な急性期医療を適切に評価するために再分化し、施設基準を見直した。2016年6月1日現在で全国の324病院(2015年10月1・・・
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2016年10月26日(水)
[医療改革] 介護療養病床、転換までの経過期間は最長6年を提案 特別部会
- 厚生労働省は10月26日、社会保障審議会の「療養病床の在り方等に関する特別部会」を開催し、(1)これまでの議論の整理(案)(p4~p12参照)、(2)療養病床に関する基礎資料(p18~p69参照)―などを提示した。 (1)で、厚労省は、前回会合で委員から挙がった、(i)検討の進め方、(ii)新たな施設を創設する場合の論点(基本的性格/人員配置/施設基準/低所得者への配慮)、(iii)経過期間の設定、(iv)転換支援策―・・・
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2016年10月26日(水)
[医療改革] 外来時の定額負担、「かかりつけ医以外」の定義が論点に
- 厚生労働省は10月26日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、(1)かかりつけ医の普及の観点からの外来時の定額負担(p4~p11参照)、(2)スイッチOTC化された医療用医薬品に係る保険給付率のあり方(p29~p41参照)―などを議論した。 (1)に関し、かかりつけ医普及の観点からの外来時の定額負担は、2015年6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2015」において、検討することが明記されており、2016年・・・
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2016年10月25日(火)
[医療従事者] 生産性と質の向上など検討ビジョンを提示 働き方検討会
- 厚生労働省は10月25日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」を開催し、「今後の検討の全体構造」案のたたき台を示した。この検討会では、日本の医療を取り巻く環境の変化を踏まえた医師・看護職員などの確保という観点から、望ましい医療従事者の働き方などのあり方について検討する(p1~p114参照)。 厚労省は、検討にあたってのビジョンとして、(i)患者の価値中心、(ii)キャリアデ・・・
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