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2016年06月13日(月)
[がん対策] 乳がんで52.8%の企業が過剰検診を実施 がん検診検討会
- 厚生労働省は6月13日、「がん検診のあり方に関する検討会」を開催し、(1)がん検診に関する最近の知見、(2)職域におけるがん検診―などを議論した。 (1)では、斎藤博構成員(国立がん研究センター検診研究部長)から、がん検診の利益と不利益について意見を聴取。斎藤氏は検診について、「不利益がメリットより十分に小さいことが大事」と示し、検診プログラムの新基準として、「有効性を示す科学的根拠が存在する」、「ス・・・
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2016年06月10日(金)
[感染症対策] 薬剤耐性AMRに関する小委員会の設置を提案 感染症部会
- 厚生労働省は6月10日、厚生科学審議会「感染症部会」を開催し、(1)薬剤耐性(AMR)に関する小委員会の設置案(p13~p19参照)、(2)ポリオウイルスの封じ込めに向けたわが国の対応(p20~p21参照)、(3)報告事項(p44~p70参照)―などを議題とした。 (1)に関し、厚労省は、抗菌薬が効かなくなる薬剤耐性(AMR)感染症が世界的に拡大し、国際社会での懸念が広がっている背景を受け、政府の行動計画である「薬剤耐性・・・
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2016年06月09日(木)
[感染症対策] 利益相反に関する分科会参加規程の改訂提案 ワクチン分科会
- 厚生労働省は6月9日、厚生科学審議会の「予防接種・ワクチン分科会」を開催し、(1)分科会参加規程の改訂、(2)各部会からの審議状況等報告―などを議題とした。分科会は予防接種施策全般について科学的な知見にもとづいて総合的に評価・検討し、厚生労働大臣に提言する機能を持っている。 (1)で、厚労省は現在、利益相反に関する各委員からの申告内容について、試行的に製薬企業等に確認を求める取り組みを行っていると説明・・・
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2016年06月09日(木)
[先進医療] 新規技術2件の先進医療B振り分け提案 先進医療会議
- 厚生労働省は6月9日、「先進医療会議」を開催し、 (1)5月受理分新規技術の先進医療AまたはBへの振り分け(p5参照)、(2)先進医療Bに係る新規技術の科学的評価(p12参照)、(3)先進医療Bの取り下げ(p56参照)―などを議論した。 (1)では、5月受理分の新規技術で、ST上昇型急性心筋梗塞(再灌流療法を施行する場合に限る)に対する「急性心筋梗塞に対するヒトIL-11製剤を用いた心筋保護療法」、および、「2型・・・
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2016年06月08日(水)
[医薬品] HTLV-1プロウイルスDNA測定、日赤が検査試薬導入へ 血液事業部会
- 厚生労働省は5月31日、薬事・食品衛生審議会の薬事分科会「血液事業部会」を開催し、「HTLV-1抗体のスクリーニング検査」などを議題とした。 日本赤十字社血液事業本部は、HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)抗体のスクリーニング検査(無症状の段階で疾患の可能性のある人を発見する検査)が1986年に導入されて以降、輸血によるHTLV-1感染事例は報告されていないと報告。他方、近年、HTLV-1母子感染予防対策が強化される中・・・
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2016年06月07日(火)
[医薬品] 熊本地震に伴うワクチン・血液製剤の供給見込みを公表 厚労省
- 厚生労働省は6月7日、一般財団法人化学及血清療法研究所(化血研)がプレスリリースした「『平成28年度熊本地震』による影響について(第3報)」に関して、ワクチン・血液製剤等の全体の供給に関する見込みを公表した(p1参照)。 具体的には、(1)B型肝炎ワクチン、(2)インフルエンザHAワクチン、(3)その他のワクチン・血液製剤―について記載しており、詳細は次の通り。(1)B型肝炎ワクチン:国内で化血研を含め2社・・・
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2016年06月03日(金)
[医薬品] 橋渡し研究推進へ方向性・課題を議論 文科省作業部会
- 文部科学省は6月3日、科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会の「橋渡し研究戦略作業部会」を開催し、「今後の橋渡し研究推進の方向性」を議論した。 文科省は5月10日のライフサイエンス委員会の「橋渡し研究の強化に関する報告書・中間まとめ」を報告し、2016年度まで、「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」を実施して、アカデミアなどの革新的な基礎研究の成果を一貫して実用化につなぐ体制・・・
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2016年05月27日(金)
[がん対策] 基本計画見直しに向けた議論の進め方を提案 厚労省協議会
- 厚生労働省は5月27日、「がん対策推進協議会」を開催。「がん対策推進基本計画の見直し」などを議論した。 がん対策推進協議会は、2017年6月の次期がん対策推進基本計画の閣議決定へ向けて議論しており、2017年1月に次期基本計画骨子案の提示、3月に諮問・答申を行う予定(p19参照)。 今後のがん対策の方向性は、2015年6月に意見を取りまとめており、がん対策推進基本計画に明確な記載がなく推進が必要な事項として、「将・・・
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2016年05月23日(月)
[予防接種] HPVワクチン副反応でGBSなど否定不可の症例なし 副反応部会
- 厚生労働省は5月23日、厚生科学審議会の「予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」と「薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」を合同開催し、百日せき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ、肺炎球菌(7価・13価)、Hib、BCG、日本脳炎、B型肝炎、ロタウイルス、HPVワクチンの安全性を議論した。 HPVワクチンについて、「サーバリックス」と「ガーダシル」の副反応報告状況を提示。サーバリックスに関し、2・・・
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2016年05月20日(金)
[通知] 特定B型肝炎の給付金請求期限を5年間延長など一部改正 厚労省
- 厚生労働省は5月20日付で、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の一部を改正する法律」(2016年法律第46号)の公布に関する通知を発出した。 特定B型肝炎ウイルス感染者給付金の支給を受けるためには、2017年1月12日までに提訴する必要があるが、未だ提訴に至っていなかったり、給付金制度を知らない人々が多数存在すると考えられる。このため、改正では、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金の請求期・・・
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2016年05月19日(木)
[先進医療] 局所進行膵がんの重粒子線治療を「適」と判断 技術審査部会
- 厚生労働省は5月19日、「先進医療技術審査部会」を開催し、先進医療Bに振り分けられていた3つの技術のうち、1つを「適」、2つを「継続審議」と、総評で判断した(p9参照)。 「適」と判断された技術は、局所進行膵がんに対する「ゲムシタビン併用重粒子線治療」(p21~p22参照)(p23~p38参照)(p39~p40参照)。 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院が申請した技術で、ゲムシタビンを週1回・3週投・・・
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2016年05月16日(月)
[難病対策] 2017年度実施分の検討対象として222疾病を提示 指定難病検討委
- 厚生労働省は5月16日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」を開催し、「2016年度に指定難病検討委員会において検討する疾病」について議論したほか、今後の検討の進め方やスケジュール案について確認した(p8~p17参照)(p7参照)。 厚労省は、2017年度実施分の検討対象である222疾病を提示(p8~p17参照)。検討対象は、2014年度・2015年度難治性疾患政策研究事業で研究された(情報が得られた)約・・・
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2016年05月13日(金)
[医学研究] 「科学技術イノベーション総合戦略2016」を答申 内閣府会議
- 内閣府は5月13日、「総合科学技術・イノベーション会議」を開催し、「科学技術イノベーション総合戦略2016」について、安倍晋三内閣総理大臣からの諮問に対して答申を行った。総合戦略は第2次安倍政権発足以来、成長戦略の一環として毎年策定(p3参照)。総合戦略2016では、「超高齢化・人口減少社会等に対応する持続可能な社会の実現」として、(1)世界最先端の医療技術の実現による健康長寿社会の形成(p41~p45参照)・・・
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2016年05月12日(木)
[がん対策] 職域検診受診率は肺がんが最多の71.9% がん検診検討会
- 厚生労働省は5月12日、「がん検診のあり方に関する検討会」を開催し、(1)がん検診に関する実施状況等調査結果、(2)今後のがん検診に関する論点、(3)がん検診受診率などに関するワーキンググループでの論点―などを議論した。 (1)では、がん検診に関する実施状況等調査の結果の公表・分析を実施(p11~p24参照)。2015年12月から2016年1月にかけて、2014年度の健康保険組合のがん検診実施状況を調べ、1,406対象組合のう・・・
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2016年05月12日(木)
[先進医療] 粒子線治療の今後の取り扱い案を提示 先進医療会議
- 厚生労働省は5月12日、「先進医療会議」を開催し(p5~p187参照)、 (1)3月受理分新規技術の先進医療AまたはBへの振り分け(p5~p9参照)、(2)4月受理分新規技術の先進医療AまたはBへの振り分け案(p10~p16参照)、(3)先進医療Bに係る新規技術の科学的評価(p17~p141参照)、(4)先進医療の保険導入等の検討(p142~p180参照)、(5)粒子線治療の取り扱い(p182~p185参照)、(6)審議参加の運用の見直し・・・
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2016年05月10日(火)
[医学研究] 「再生医療実現拠点」の中間評価案を報告 文科省委員会
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- 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会(第78回 5/10)《文部科学省》
- 発信元:文部科学省 研究振興局 ライフサイエンス課 カテゴリ: 医学・薬学 医薬品・医療機器 予算・人事等
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2016年04月27日(水)
[感染症対策] BSL4施設の大学設置に関する検討課題を提示 研究拠点検討委
- 政府は4月27日、「感染症研究拠点の形成に関する検討委員会」の初会合を開催した。2016年2月に策定された、「国際的に脅威となる感染症対策の強化に関する基本計画」に盛り込まれている、BSL4施設(高度安全実験施設)を中核とした感染症研究拠点の形成などを通して、わが国における感染症研究機能の強化を図るため設置された。今回は、「BSL4施設に係る検討状況」(p10~p21参照)、「検討委員会における論点」・・・
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2016年04月27日(水)
[臨床研修] 2017年3月に到達目標をとりまとめ 厚労省WG
- 厚生労働省は4月28日、「医師臨床研修制度の到達目標・評価のあり方に関するワーキンググループ(WG)」を開催し、「ワーキンググループの今後の検討・作業の方向性」について議論。(1)今後の検討・作業の方向性として議論する事項(p3参照)、(2)新たな臨床研修の到達目標と方略、評価の構成案(p4~p5参照)、(3)医学教育モデル・コア・カリキュラム改定の検討状況(p8~p14参照)、(4)今後のスケジュール案&l・・・
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2016年04月25日(月)
[医学研究] 2015年度の医療技術創出、再生医療実現の成果報告 政府調査会
- 政府は4月25日、「健康・医療戦略推進専門調査会」を開催し、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の連携プロジェクト「医療分野研究開発推進計画」の実行状況の報告を実施した。 連携プロジェクトの報告では、(1)オールジャパンでの医薬品創出、(2)オールジャパンでの医療機器開発、(3)革新的医療技術創出拠点プロジェクト、(4)再生医療の実現化ハイウェイ構想―などの9項目に関して、2015年度の主な成果を示している。・・・
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2016年04月22日(金)
[医学研究] ヒト受精胚ゲノム編集の中間取りまとめ案提示 生命倫理調査会
- 政府は4月22日、「生命倫理専門調査会」を開催し、ヒト受精胚へのゲノム編集技術を用いる研究」について、これまでの議論の中間まとめ案を提示した(p43~p50参照)。この専門調査会は、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議の下部組織で、生命倫理に関する調査・検討を行う。ゲノム編集技術とは、人工の核酸分解酵素などを用いて、遺伝子の改変を行う技術。政府として、ヒトの生殖細胞、受精卵へのゲノム編集技術による・・・
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2016年04月15日(金)
[医学研究] 2017年9月までに指針施行予定 個人情報合同会議
- 厚生労働省は4月15日、厚生科学審議会の下部組織「医学研究等における個人情報の取扱い等に関する合同会議」の初会合を経済産業省・文部科学省と合同で開催した。2015年9月の改正個人情報保護法の成立・公布と2015年7月の健康・医療戦略推進本部ゲノム医療実現推進協議会の中間取りまとめを踏まえ、ヒトゲノム・遺伝子解析研究の倫理方針などを改正するため設置。今回は、(1)合同会議の運営(p2~p28参照)、(2)指針の見直・・・
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2016年04月14日(木)
[先進医療] 肺野型I期肺がんの重粒子線治療を「適」と判断 技術審査部会
- 厚生労働省は4月14日、「先進医療技術審査部会」を開催し、「継続審査の評価を受けた技術の再評価」(p10~p17参照)、「新規申請技術の評価」(p18~p30参照)、「試験実施計画の変更」(p31~p38参照)、「協力医療機関の追加」(p39~p41参照)、「先進医療の取り下げ」(p42~p43参照)などを議題とした。 申請技術の評価で、継続審議の評価を受けていた、「肺野型I期肺がんに対する重粒子線治療」を「適」と判断・・・
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2016年04月13日(水)
[医薬品] 医療用から一般用への転用要望は随時募集 評価検討会議
- 厚生労働省は4月13日、「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」の初会合を開催。会議での検討事項や今後の進め方などについて確認した(p1~p8参照)。 評価会議は、医療用医薬品から一般用医薬品等への転用(スイッチ化)を促進する目的で、(1)消費者・学会等の要望の定期的な把握、(2)要指導・一般用医薬品としての適切性・必要性に関する科学的検証、(3)添付文書理解度調査等の新たな評価方法に関・・・
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2016年04月12日(火)
[予防接種] 重大な副反応が追加される際は報告基準変更検討を 副反応部会
- 厚生労働省は4月12日、厚生科学審議会の「予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」と2016年度第1回の「薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」を合同開催し、(1)麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘、A型肝炎、成人用肺炎球菌、インフルエンザの安全性(p5~p138参照)、(2)副反応報告基準(B型肝炎、インフルエンザ)(p139~p140参照)、(3)2013度予防接種後健康状況調査・副反応報告書・・・
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2016年04月08日(金)
[通知] ノルウェー産ウシ等由来原料等の自主点検を再要請 厚労省
- 厚生労働省は4月8日付で、「ノルウェー産のウシ等由来物を原料等として製造される医薬品等の自主点検」に関する通知を発出した(p1参照)。 通知は、2015年1月30日付厚労省医薬食品局長通知を再周知するもの。ノルウェーの野生トナカイで、伝達性海綿状脳症である慢性消耗性疾患(CWD)の発生が確認されたことを受け、製造販売業者・外国特例承認取得者の選任製造販売業者は、医薬品、医療機器、医薬部外品、化粧品、再生医・・・
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