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2014年03月13日(木)
[先進医療] 胆道がん「アキシチニブ単剤療法第II相試験」を先進医療B振分け
- 厚生労働省は3月13日に、先進医療会議を開催した。 この日は、新規技術について「先進医療AまたはB」への振分け、国家戦略特区における先進医療制度の運用などを議題とした。 先進医療として申請された技術は、既承認の医薬品・医療機器を使うなど比較的安全性の確立された「先進医療A」と、未承認等の医薬品・医療機器を用いるなどした安全性が確立されているとは言い難い「先進医療B」に分けられる。 先進医療Bについては、・・・
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2014年03月12日(水)
[医薬品] 原子力災害での安定ヨウ素剤服用指針、複数回服用は避ける 日医
- 日本医師会は3月12日の定例記者会見で、「原子力災害における安定ヨウ素剤服用ガイドライン」を公表した。 原子力施設の事故が起こると、放射性ヨウ素が大気中に放出され人体に取込まれた場合、甲状腺がんなどを発症する可能性がある(甲状腺被曝)(p7~p8参照)。 この点、放射性ヨウ素が人体に取込まれる24時間以前に、安定ヨウ素を服用すると甲状腺被曝を低減できることが知られている(p8参照)。 ガイドラインで・・・
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2014年03月12日(水)
[改定速報] 国際医療特区では、臨床研究中核病院等での先進医療特例認める
- 厚生労働省は3月12日に、中医協総会を開催した。 この日は、「国家戦略特区における先進医療制度の運用」や「被災地特例」を主な議題とした。◆臨床研究中核病院等では、未承認薬を用いる保険外医療技術と保険との併用認める 国家戦略特区とは、首相の主導により強力な規制改革を進める特別区域を定めるもので、これまでに「国際的ビジネス拠点」「医療等の国際イノベーション拠点」などを設置する方針が固まっている・・・
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2014年03月11日(火)
[先進医療] 国立がん研究センターで、未承認抗がん剤の先進医療審査始まる
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- 先進医療評価委員会(第1回 3/11)《国立がん研究センター、厚生労働省》
- 発信元:国立がん研究センター、厚生労働省 医政局 研究開発振興課 カテゴリ: 医療保険 医学・薬学
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2014年03月06日(木)
[がん対策] 都民のがんの理解促進へ情報提供サイトを開設 東京都
- 東京都は3月6日に、がんに関する様々な情報を掲載した「東京都がんポータルサイト」を開設したことを公表した。 本ホームページサイトは、「2020年の東京」へのアクションプログラム2013において、重点的に実施している事業の1つ。東京都福祉保健局のホームページ内に開設された。 がん患者・家族の医療機関の選択や、都民のがんに対する理解の促進などに役立つよう、(1)がん患者・家族にも医療従事者にも分かりやすい分類(・・・
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2014年03月02日(日)
[がん対策] 小児がん、治療後の晩期合併症対策や長期フォローアップが重要
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- 東京都小児がん診療連携協議会 第1回市民公開講座「こどものがんを考える」(3/2)《東京都小児がん診療連携協議会》
- 発信元:東京都小児がん診療連携協議会 カテゴリ: 医療提供体制 医学・薬学
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2014年02月27日(木)
[終末期医療] 尊厳死法案、障害者団体は「自己決定を迫られる」と反対姿勢
- 自由民主党は2月27日に、尊厳死に関する検討プロジェクトチームを開催した。 この日は、尊厳死に関する法制化についての有識者ヒアリングを行っている。 患者本人が「延命治療をしないでほしい」との希望を持っていても、延命治療の停止等は刑法等に触れる可能性があり、医療現場では望まれない延命治療等が継続されている。 このため、尊厳死法案(終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案)では、(1)患者が「・・・
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2014年02月27日(木)
[医薬品] 月経困難症治療剤ヤーズ配合錠による血栓症に注意喚起
- 厚生労働省は2月27日に、医薬品・医療機器等安全性情報No.310を公表した。 今回は、(1)月経困難症治療剤ヤーズ配合錠による血栓症(2)リバーロキサバンによる間質性肺疾患(3)PMDAの患者副作用報告システムの活用(4)重要な副作用等に関する情報(5)使用上の注意の改訂(6)市販直後調査の対象品目一覧―を掲載している。 (1)では、ヤーズ配合錠(以下、本剤)投与後に血栓症を発現し、死亡に至った症例が国内で3例報告・・・
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2014年02月26日(水)
[医薬品] 再生医療等製品、治験から早期承認までの期間の特許の延長が可能
- 特許庁は2月26日に、「再生医療等製品に関する特許期間の延長」に関してとりまとめをした旨を公表した。 再生医療の技術革新は、政府の成長戦略(日本再興戦略)で重点施策とされ、実用化を加速させることで成長が期待される分野だ。また改正薬事法(26年11月施行予定)では、iPS細胞を利用した細胞シートやヒト細胞に遺伝子導入した医薬品などが「再生医療等製品」と位置付けられ、開発や実用化が促される見通しだ・・・
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2014年02月26日(水)
[予防接種] 4月からの新入園・入学に備え、必要なワクチンの接種を 日医
- 日本医師会は2月26日の定例記者会見で、「平成25年度子ども予防接種週間」について発表した。これは、日医と厚生労働省、日本小児科医会が主催するもので、3月1日から7日までが対象期間となる。 4月から多数の児童が幼稚園へ入園、小学校に入学するが、必要な予防接種を受けておくことで、多くの感染症にかかることを防止ができる。そのため、入園・入学前のこの期間を「子ども予防接種週間」と定め、予防接種率の向上を目指し・・・
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2014年02月25日(火)
[がん対策] 子宮頸がんから身を守るための情報をわかりやすく 都医学研
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- 平成26年度 都医学研都民講座(第1回) 子宮頸がんから身を守るために(2/25)《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 保健・健康 医学・薬学
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2014年02月25日(火)
[介護保険] 田村大臣「介護分野の報酬を次回改定に向け検討してまいりたい」
- 田村憲久厚生労働大臣は2月25日の閣議後に記者会見を行い、介護職の賃金などについてコメントしている。 記者から「介護分野で賃金が低く既存の産業から介護分野に移る時、賃金が下がってしまう問題についての御所見はいかがでしょうか」との質問について、田村大臣は、「介護のみならず全般的に福祉職は低いわけであります。介護の方々の処遇に関しましても次の介護報酬改定に向かってですね、財政的ないろんな制約はあります・・・
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2014年02月24日(月)
[医薬品] 多発性硬化症の新薬OHCの患者への投与試験開始
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- 医療スーパー特区で多発性硬化症の新薬を創成 3月から医師主導治験を開始(2/24)《国立精神・神経医療研究センター》
- 発信元:国立精神・神経医療研究センター カテゴリ: 医薬品・医療機器 医学・薬学
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2014年02月24日(月)
[予防接種] HPVワクチンの定期接種に強く反対 薬害オンブズパースン会議
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- HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)に関する厚生労働省の審議結果批判 ―接種の積極的勧奨の再開に強く反対する―(2/24)《薬害オンブズパースン会議》
- 発信元:薬害オンブズパースン会議 カテゴリ: 医薬品・医療機器 医学・薬学 医療提供体制
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2014年02月20日(木)
[先進医療] 胃がんへのda Vinci用いたロボット支援手術、継続審議に
- 厚生労働省は2月20日に、先進医療技術審査部会を開催した。 この日も新規申請技術の評価などを行った。 今回評価対象となったのは、胃悪性疾患に対する「内視鏡手術支援ロボット(da Vinci Surgical System)による胃手術」である(p11参照)。 ダヴィンチシステムは、ロボットを用いて内視鏡手術を支援するもの。術者はロボットに映し出される実際の10~15倍に拡大された3D画像を見ながらロボットを操作し、実際に患者に・・・
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2014年02月17日(月)
[先進医療] 胃がんへのda Vinci用いたロボット支援手術、先進医療Bに振分け
- 厚生労働省は2月17日に、先進医療会議を持回りで開催した。 先進医療会議では、申請された新規の医療技術について、安全性や有効性等を考慮して先進医療A(比較的安全性が高い)と先進医療B(比較的安全性が低く、先進医療技術審査部会での評価が必要)に振分ける。そのため、委員の日程等が合わず先進医療会議が開催されない場合、「振分け作業すら滞ってしまう」という不都合が生じる。そこで、座長の判断により、申請内容を・・・
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2014年01月24日(金)
[医学研究] 国内初システムPASM、睡眠障害の診療や基盤研究の進展に期待
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- 睡眠医療・睡眠研究用プラットフォーム PASMを開発(1/24)《国立精神・神経医療研究センター》
- 発信元:国立精神・神経医療研究センター カテゴリ: 医学・薬学 医薬品・医療機器
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2014年01月24日(金)
[先進医療] 胃がんへのs-1/パクリタキセル腹腔内投与等併用療法、条件付適
- 厚生労働省は1月24日に、先進医療技術審査部会を開催した。 この日も新規申請技術の評価などを行っている。 今回評価対象となった技術は次の3件(p11参照)。(1)腹膜播種を伴う胃がんに対する1次治療としてのs-1/オキサリプラチン+パクリタキセル腹腔内投与併用療法(2)腹膜播種を伴う胃がんに対する2次治療としてのs-1/オキサリプラチン+パクリタキセル腹腔内投与併用療法(3)根治切除可能な漿膜浸潤を伴う胃がん・・・
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2014年01月23日(木)
[医学研究] 千葉大の総合診療医養成など、25件の未来医療人材養成事業
- 文部科学省は1月23日に、「未来医療研究人材養成拠点形成事業」選定大学の取組状況について発表した。 この事業(平成25年度予算額22億5000万円)は、高齢化等に伴う医療課題の解決に貢献し、国内外の医学・医療の発展を強力に推進するため、大学における(1)メディカル・イノベーション推進人材(2)リサーチマインドを持った総合診療医―を養成するための特色ある取組を支援するもの。 (1)のメディカル・イノベーション推・・・
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2014年01月16日(木)
[医学研究] ゲノム研究の内容を都民講座でわかりやすく 都医学研
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- 平成26年度 都医学研都民講座(第7回)ゲノムの増えるしくみとその起源・進化(11/13)(東京都)
- 発信元:東京都 福祉保健局、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
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2014年01月16日(木)
[先進医療] 『難治性眼疾患に対する羊膜移植』など、26年度保険収載か
- 厚生労働省は1月16日に、先進医療会議を開催した。 この日は、新規技術について「先進医療AまたはB」への振分け、科学的評価などを行った。 先進医療として申請された技術は、既承認の医薬品・医療機器を使うなど比較的安全性の確立された「先進医療A」と、未承認等の医薬品・医療機器を用いるなどした安全性が確立されているとは言い難い「先進医療B」に分けられる。 先進医療Bについては、より専門的な評価を行う必要がある・・・
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2014年01月15日(水)
[医学研究] 造血幹細胞の移植推進に向けて、厚生労働大臣が基本方針策定
- 厚生労働省は1月15日に、移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律(平成24年法律第90号)第9条第1項の規定に基づいて、『移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進を図るための基本的な方針』(厚生労働省告示第7号)を策定し、発出した。 造血幹細胞は血液のもととなる細胞で、その移植は白血病等において非常に有効な治療法である。造血幹細胞移植には、(1)骨髄移植(2)末梢血幹細胞移植(3)臍帯血移植―の・・・
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2014年01月15日(水)
[医療安全] 医薬品添付文書の『禁忌』記載と患者の疾患の確認を
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- 医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.86(1/15)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器 医学・薬学
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2014年01月14日(火)
[改定速報] 「処置における小児加算」など135の新規技術保険収載を提案
- 厚生労働省は1月14日に、診療報酬調査専門組織の「医療技術評価分科会」を開催した。 この分科会では、関係医学会などから「保険収載してほしい」との要望を受けた医療技術について、有効性・安全性などを審査・評価し、結果を中医協総会に報告する。 この日は、厚労省当局から「平成25年度 医療技術の評価(案)」が示され、これに基づいた議論を行った。 これまでに関係医学会からは805件(重複をカウントすると863件)の新・・・
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2014年01月08日(水)
[不妊治療] 精子無力症の原因遺伝子発見、治療選択への寄与に期待
- 産業技術総合研究所は1月8日に、精子無力症の原因となる糖転移酵素様遺伝子を発見したことを公表した。 産総研糖鎖医工学研究センターは、東京歯科大学市川総合病院、理化学研究所、千葉大学と共同で、ヒト精巣で特異的に発現するGALNTL5遺伝子が、正常な精子を形成するために不可欠な遺伝子であることを発見。この遺伝子はpp-GalNAc-T糖転移酵素遺伝子と酷似しているため、糖転移酵素様遺伝子と呼ばれる新しいタイプの遺伝子で・・・
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