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2014年06月23日(月)
[医療保険] 傷病手当金や海外療養費の不正受給対策等を医療保険部会で議論
- 厚生労働省は6月23日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 この日は、「給付の効率化(p4~p56参照)」に関する議論を行ったほか、「審査支払機関のあり方(p57~p111参照)」「規制改革会議の第2次答申」など(p112~p114参照)(p115~p368参照)について報告を受けるなどした。◆傷病手当金や海外療養費の不正受給を防止するための方策を検討 給付の効率化については、(1)予防・健康管理・・・
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2014年06月20日(金)
[医薬品] ファイバ注射用の用法・用量変更、保険適用上の留意事項も改正
- 厚生労働省は6月20日に、「ファイバ注射用500及び同1000の薬事法上の用法・用量の変更に伴う留意事項の一部改正」に関する通知を発出した。 血友病患者の出血を抑制する『ファイバ注射用500・同1000(一般名:乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体)』について、同日、用法・用量の一部変更が承認され、「定期投与を目的とした治療」に使用が拡大された。 これを受けて、同製剤の保険適用上の取扱いにかかる留意事項が、次の・・・
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2014年06月20日(金)
[薬価] 内用薬353品目、注射薬71品目等の後発医薬品を薬価収載
- 厚生労働省は6月20日に、「使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正」に関する通知を発出した。 今回は、後発医薬品を薬価収載している。 薬価収載された後発品は、内用薬353品目、注射薬71品目、外用薬29品目、歯科用薬剤1品目(p1参照)(p4~p15参照)。 ところで、後発品の使用を促進するために、診療報酬上「後発品を使用、調剤等した場合の加算」が設けられている(後発医薬品調剤体制加算など)。 これは、低価・・・
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2014年06月20日(金)
[薬価] 一般名処方を行う際の標準的記載例「一般名処方マスタ」を更新
- 厚生労働省は6月20日に、平成26年6月20日適用の「処方せんに記載する一般名処方の標準的な記載例(一般名処方マスタ)」を公表した。 マスタでは、内用薬・外用薬のうち、後発品の存在する先発品の主なものについて、(1)記載例(2)成分名(3)規格(4)同一剤形・規格内の最低薬価(5)効能の違い等―などが整理されている(p1~p24参照)。 平成24年度診療報酬改定において、後発品使用を促進するために、医師が銘柄名で・・・
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2014年06月18日(水)
[医薬品] ダイアモックス注射用の重篤な副作用リスクに注意呼びかけ
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- ダイアモックス注射用による重篤な副作用の発生について(6/18)《日本脳卒中学会、日本脳神経外科学会、日本神経学会、日本核医学会》
- 発信元:日本脳卒中学会、日本脳神経外科学会、日本神経学会、日本核医学会 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2014年06月17日(火)
[医薬品] 世界に先駆けて画期的な新薬を開発するためのパッケージ戦略策定
- 厚生労働省は6月17日に、革新的医薬品等の実用化を促進するための「先駆けパッケージ戦略」について発表した。 これは、省内の「世界に先駆けて革新的医薬品等の実用化を促進するための省内プロジェクトチーム」の議論を取りまとめたもの(p10~p29参照)。 戦略では、大きく(1)先駆け審査指定制度(2)未承認薬迅速実用化スキーム(未承認薬等会議の対象範囲の拡大)―の2点を重点施策に据えている(p2参照)。 (1)・・・
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2014年06月17日(火)
[薬価] 薬価改定の頻度、「2年に1回」堅持を決議 自民党厚生労働部会
- 自由民主党の厚生労働部会は6月17日に、「薬価毎年改定に関する決議」を行った。 経済財政諮問会議等では、財政再建に向けた社会保障費(とりわけ医療・介護費)の伸びを抑制する手法の1つとして「薬価を毎年改定し、薬剤費を引下げる」ことが検討されている。 この点、自民党の部会は「昭和50年代に薬価の毎年改定が試行されたが、医薬品卸業者の約9割が薬価調査への協力を拒否する事態となり、それ以降は『2年に1回、診療報・・・
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2014年06月16日(月)
[規制改革] 非営利ホールディングカンパニー型法人、27年中の発足目指す
- 政府は6月16日に、産業競争力会議を開催した。 この日は、「日本再興戦略」(成長戦略)改訂版の素案が事務局から提示され(p2~p123参照)、これに基づいた議論が行われた。 改訂版素案では、医療介護分野において「少子高齢化が進む中で、医療介護サービスを持続的かつ効率的に提供していく」ことと、「質の高い新たな医療介護サービスのイノベーションを実現し、健康産業の活性化を達成する」ことという『二正面作戦』が・・・
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2014年06月13日(金)
[規制改革] 「患者申出療養(仮称)」の創設等、規制改革会議が答申
- 内閣府は6月13日に、規制改革会議を開催した。 この日は、第2次答申をまとめ、安倍首相に提出した(p2~p192参照)。 規制改革会議は、「我が国の経済を再生するにあたっての阻害要因を除去し、民需主導の経済成長を実現していく」ために規制改革は不可欠の取組であることを説明。今回の第2次答申では、いわゆる「岩盤規制」(長年にわたり改革が実現できていない規制)の改革に精力的に取組んだことを強調している・・・
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2014年06月13日(金)
[医療改革] 骨太方針2014素案、「毎年の薬価改定」はややトーンダウン
- 内閣府は6月13日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」(いわゆる骨太方針の2014年版)について素案(p2~p36参照)が事務局から示された。 素案では、我が国の経済財政運営の課題として次の4点を示したうえで、具体的な取組み内容を提案している(p6~p7参照)。(1)消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動減への対応(2)足元の動き始めた経済の好循環の更なる拡大・・・
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2014年06月13日(金)
[医療保険] 協会けんぽ等の平成25年度業績を5段階で評価
- 厚生労働省は6月13日に、「全国健康保険協会業績評価に関する検討会」を開催した。 この日は、(1)平成25年度の「全国健康保険協会の業務実績に関する評価の基準」(2)平成26年度の「全国健康保険協会事業計画」―を議題とした。 (1)については、厚労省当局から評価基準案が示された。 これは、協会けんぽの平成25年度事業について計画(p47~p73参照)と実績を比較し、「S:計画を大幅に上回る成果を得ている」「A:計・・・
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2014年06月12日(木)
[医薬品] 要指導医薬品、販売開始日等を厚労省に届出ることが必要に
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- 要指導医薬品の販売日等の届出に関する取扱いについて(6/12付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 審査管理課、安全対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2014年06月12日(木)
[医薬品] 一般用薬ネット販売解禁受け、医薬品等の安全性情報報告様式改正
- 厚生労働省は6月12日に、「医薬品・医療機器等安全性情報報告制度」の報告様式の変更に関する通知を発出した。 医薬品や医療機器によって「副作用」「感染症」「不具合」が発生した場合には、健康被害の拡大防止策、あるいは改善策を早急に立てる必要がある。 そこで健康被害情報をいち早くキャッチする医療機関や薬局、薬店等には、「医薬品・医療機器の副作用等で生じたと疑われる健康被害を知ったときには、その情報を国に・・・
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2014年06月09日(月)
[規制改革] 「患者申出療養(仮称)」、評価・選定療養の変質・拡大に反対
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- 混合診療の新たな枠組みの導入を撤回し、「保険外併用療養費制度」を変質させないことを求めます(6/9)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療制度改革 医療保険
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2014年06月09日(月)
[意見募集] 登録販売者の実務要件廃止、一方で業務の質を担保する規定新設
- 厚生労働省は6月9日に、「薬事法施行規則等の一部を改正する省令(案)」に関する意見募集を開始した。意見は平成26年7月8日まで募集している(p1参照)。 これは、一般用医薬品の販売等に従事する「登録販売者」の要件等を見直すもの。 一般用医薬品のうち副作用リスクの比較的高い第2類医薬品の販売等は、薬剤師あるいは登録販売者でなければ行えない(薬事法第36条の6第2項)。 登録販売者の資格を取得するには、現在・・・
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2014年06月06日(金)
[医薬品] メキタジンやイブプロフェンなど20品目、ネット等販売不可
- 厚生労働省は6月6日に、「要指導医薬品の指定等」に関する通知を発出した。 改正薬事法に基づき、「一般用医薬品のインターネット等販売」が6月12日から解禁された。これにより、リスクの高い第1類医薬品・第2類医薬品もネット等販売が可能だ。 もっとも、すべての第1類医薬品を「対面でない」ネット等で販売する場合のデメリットを考慮し、「劇薬」「スイッチ直後品目(医療用医薬品から一般用医薬品に転用されて間もないもの・・・
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2014年06月04日(水)
[医療改革] 医療費支出目標は「適切な地域医療の阻害要因」となる 日医
- 日本医師会は6月4日の定例記者会見で、財政制度等審議会財政制度分科会がまとめた「財政健全化に向けた基本的考え方」(5月30日発表)に対する見解を発表した。 基本的考え方では、医療費の伸びを抑制する方策として次のような手法をとってはどうかと提案している。(1)保険給付範囲について、「外来受診時の定額負担制(3割負担とは別個の少額負担)」「70歳以上の高額療養費における特例の見直し」「医薬品費における参照価・・・
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2014年06月03日(火)
[医薬品] 血圧降下剤・アジルサルタンなど11品目の「使用上の注意」を改訂
- 厚生労働省は6月3日に、医薬品の「使用上の注意」の改訂について通知を発出した。 医薬品の品質、有効性・安全性に関する情報の収集、調査・検討等を踏まえ、「使用上の注意」の改訂が必要な品目について、日本製薬団体連合会より各メーカーに周知徹底し、速やかに添付文書を改訂するよう依頼している(p1参照)。 今回改訂が必要とされたのは次の11品目。(1)血圧降下剤の【アジルサルタン】など(p2参照)(2)血圧・・・
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2014年06月02日(月)
[健康] 首都圏9都県市が中小企業のヘルスケア産業への新規参入支援を要望
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- 九都県市首脳会議「ヘルスケア産業への新規参入支援について」に係る要望の実施について(6/2)《埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市》
- 発信元:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市 カテゴリ: 医薬品・医療機器 保健・健康 医療制度改革
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2014年05月30日(金)
[薬価] プロプラノロール塩酸塩、低酸素発作の発症抑制への適応を保険収載
- 厚生労働省は5月30日に、「公知申請に係る事前評価が終了した医薬品の保険上の取扱い」に関する通知を発出した。 同日開催の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会において事前評価が行われた1成分1品目について、適応外使用の公知申請を行っても差支えないという結論が得られ(p3~p4参照)、同日付で保険適用となった(p1参照)。 保険適用となったのはプロプラノロール塩酸塩(販売名:インデラル錠10mg)。右心室流出・・・
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2014年05月30日(金)
[規制改革] 先進医療を受けられる医療機関の拡大を検討 厚労相
- 田村厚生労働大臣は5月30日の閣議後記者会見において、規制改革会議の提唱する「選択療養」についてコメントした。 規制改革会議の提唱する「選択療養」をおさらいすると、患者が医師と協議したうえで『保険外の医薬品・医療機器などを用いた治療を行いたい』と希望した場合に、保険診療との併用を認めるという仕組みだ。 これにより、患者の医療ニーズにより迅速に応えることが可能であると規制改革会議側は強調している。 ・・・
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2014年05月30日(金)
[医療改革] 外来受診時定額負担や医療費支出目標設定などで財政を健全化
- 財務省は5月30日に、「財政健全化に向けた基本的考え方」を発表した。 これは、財政制度等審議会における議論をまとめたもの。(1)2015年度の国・地方のプライマリバランス赤字対GDP比を、2010年度に比べて半減する(2)2020年度までに確実に国・地方のプライマリバランスを黒字化し、その後の債務残高対GDP比を安定的に引下げる―という財政健全化目標達成への道筋を示している(p6参照)。 財政健全化に向けては歳出の効・・・
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2014年05月29日(木)
[医学研究] 耐酸性カプセル用いた新経口ワクチン、日米で特許を取得
- 森下仁丹株式会社は5月29日に、経口ワクチンの特許を取得したと発表した。 これは、ビフィズス菌を応用した経口ワクチン(飲むワクチン)で、独自の技術で胃酸の影響を避けて腸まで届けワクチン効果をより発揮させるもの。 ワクチンは、感染症予防のため、各種伝染性疾患の病原菌・病原体から製造される物質(抗原)で、体内で感染症に対する抗体をつくらせる働きをする。具体的には、弱毒化した病原体を含む生ワクチンや死滅・・・
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2014年05月29日(木)
[医療提供体制] 医療の国際展開へ、外国人医療従事者研修実施団体を公募
- 厚生労働省は5月29日に、「外国人医師等研修受入推進事業」の実施団体公募要領を発表した。応募締切りは6月30日(p4参照)。 外国人医師等研修受入推進事業では、「日本再興戦略」や「健康・医療戦略」などを踏まえ、日本式医療や保険医療制度を諸外国と共有し、誰もが基礎的保健医療サービスを受けられる環境等を整備するため、外国人医療従事者受入研修を実施する団体を公募するもの。 要領は次のとおり(p1~p4参照)・・・
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2014年05月29日(木)
[医薬品] 発がん性有する抗がん剤使用、医療機関はばく露対策の徹底を
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- 発がん性等を有する化学物質を含有する抗がん剤等に対するばく露防止対策について(5/29付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 化学物質対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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