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2011年03月08日(火)
[予防接種] ヒブワクチン等の接種、明確な因果関係は認められない
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- 薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(平成22年度第11回)及び子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会(第2回)(合同開催)(3/8)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
この日は、小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性について議論した。ヒブワクチンを含むワクチン同時接種後の乳児の死亡は、平成23年3月2日以降、これまでに5件発生している(p85参照)(p4~p14参照)。このため、厚労省は専門家ととも・・・
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2011年03月07日(月)
[調剤医療費] 平成22年10月分の後発品割合(数量ベース)、全国平均22.5%
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厚生労働省は3月7日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成22年10月号)を公表した。
資料によると、平成22年10月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は7916円、伸び率は対前年同期比0.1%減となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が2106円で26.6%、薬剤料が5797円で73.2%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤医療・・・
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2011年03月07日(月)
[調剤医療費] 平成22年9月分の後発品割合(数量ベース)、全国平均22.1%
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厚生労働省は3月7日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成22年9月号)を公表した。
資料によると、平成22年9月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は8133円、伸び率は対前年同期比0.2%減となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が2118円で26.0%、薬剤料が6001円で73.8%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤医療費・・・
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2011年03月06日(日)
[規制改革] 第三類医薬品以外も薬局・薬店による郵便等販売の可能性を検討
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内閣府は3月6日と7日の両日に開催した、行政刷新会議ワーキンググループ「規制仕分け」の評価結果を公表した。
6日には、(1)訪問看護ステーションの開業要件(2)医薬品・医療機器の審査手続(3)一般用医薬品のインターネット等販売規制―などの仕分けを行っている。
(1)の訪問看護ステーションの開業要件については、熱意ある看護師の開業を妨げる正当な理由は見あたらないとして、「一定の要件の下で1人開業を認める」・・・
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2011年03月06日(日)
[規制改革] 一般用医薬品のインターネット等の販売、規制仕分け開始
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内閣府が3月6日と7日の両日に開催した、行政刷新会議ワーキンググループ「規制仕分け」で配付された資料。「規制仕分け」とは、規制の現状や考え方について、「事業仕分け」と同様に公開の場で明らかにし、国民的議論を踏まえた規制改革の方向性を示すもの。
6日には、(1)訪問看護ステーションの開業要件(2)医薬品・医療機器の審査手続(3)一般用医薬品のインターネット等販売規制―などが仕分け対象となった。
(1)訪・・・
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2011年03月04日(金)
[予防接種] 小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの同時接種、一時中止へ
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厚生労働省は3月4日に、小児用肺炎球菌ワクチンおよびヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と、接種を一時的に見合わせることを公表した。
3月2日から3月4日までの間に、小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー水性懸濁皮下注)およびヒブワクチン(アクトヒブ)など同時接種後の死亡例が4例報告された。ワクチン接種と死亡との因果関係は評価不能または不明とされており、現在詳細な調査を実施中という。
厚労省は自治体お・・・
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2011年03月03日(木)
[社会福祉] 福祉医療機構と民間金融機関との協調融資等を説明 厚労省
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厚生労働省が3月3日に開催した、社会・援護局関係主管課長会議で配付された資料。この会議は、厚労省社会・援護局が所管する社会福祉関連事業について、都道府県の担当者に平成23年度の重点事項等を網羅的に説明するもの。
資料では、(1)生活保護受給者への介護サービス負担軽減(p58~p60参照)(2)生活保護受給者への後発医薬品の利用促進等、給付の適正化(p69~p74参照)(p107~p122参照)(p165~p171参照)&・・・
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2011年03月02日(水)
[医療提供体制] 平成23年度重点事項や補助金交付要綱案等を説明 医政局
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厚生労働省が3月2日に開催した、全国医政関係主管課長会議で配付された資料。この会議は、厚労省医政局が所管する医療提供体制関連事業や医療関連サービス振興事業について、都道府県の担当者に平成23年度の重点事項等を網羅的に説明するもの。
資料では、(1)在宅医療の推進(p27~p51参照)(2)医療分野の情報化(p52~p53参照)(p205~p215参照)(3)地域医療再生基金(p55~p56参照)(p217~p233参照)(4・・・
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2011年03月02日(水)
[診療報酬] 勤務医の負担軽減状況などを調査 結果検証部会
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第30回 3/2)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
診療報酬改定は2年に一度行われるが、改定の影響・効果を検証し、後の改定や制度改正に生かしていくこととされている。前回(平成22年度)改定の検証については、平成22年度と23年度の2回に分けて調査が行われる。
22年度の調査では、(1・・・
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2011年03月01日(火)
[診療報酬] プリミドンの承継により、薬価基準などを一部改正 厚労省
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厚生労働省は3月1日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正について事務連絡を行った(p1~p3参照)。
今回の改正は、医薬品の製造販売承認の承継に伴うもの。まず、プリミドン細粒99.5%大日本がプリミドン細粒99.5%「日医工」に、プリミドン錠250mg大日本がプリミドン錠250mg「日医工」に、それぞれ名称変更され、薬価基準に収載される。
また、掲示事項等告示の一部改正として、新たに薬価基準に収載された医薬品・・・
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2011年03月01日(火)
[診療報酬] 平成23年3月1日現在の薬価基準収載の医薬品リストを公表
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厚生労働省は3月1日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている医薬品リストを公表した。
平成23年3月1日現在、医療機関等で保険診療に用いられる医療用医薬品として、官報告示(薬価基準に収載)されている品目は、1万6000程度となっている。資料では、医療機関等における円滑な事務の推進を図る観点から、「診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品」に該当する品目も併せて掲載している。なお、後発医薬品と・・・
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2011年02月25日(金)
[意見募集] 肝炎予防・肝炎医療の推進の基本的な方向など指針案を提示
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厚生労働省は2月25日に、「肝炎対策の推進に関する基本的な指針(案)」に関する意見募集を開始した。
肝炎対策の推進に関する基本的な指針(以下「肝炎対策基本指針」)については、平成22年6月から、肝炎患者等およびその家族、肝炎医療に従事する者ならびに学識経験者によって構成される、肝炎対策推進協議会で議論されてきた。この議論や関係行政機関との協議を踏まえ、「肝炎対策基本指針(案)」を作成し、広く意見を求・・・
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2011年02月23日(水)
[医薬品] メトトレキサートの関節リウマチへの使用、安全対策の徹底を
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厚生労働省はこのほど、メトトレキサート製剤の使用にあたっての留意事項に関する通知を発出した。
メトトレキサート製剤については、関節リウマチの効能・効果に関し、「過去の治療において、非ステロイド性抗炎症剤及び他の抗リウマチ剤により十分な効果の得られない場合に限る」とする使用制限を解除し、1週間単位の最大投与量等の一部変更承認を行った。この承認に際しては、高用量の投与により重篤な骨髄抑制等の発現頻度・・・
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2011年02月23日(水)
[医薬品] ノルスパンテープ、慢性疼痛患者への使用には留意を
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厚生労働省が2月23日に発出した、ブプレノルフィン経皮吸収型製剤の使用に当たっての留意事項に関する通知。ブプレノルフィン経皮吸収型製剤(販売名:ノルスパンテープ)は、変形性関節症および腰痛症に伴う慢性疼痛に係る効能効果として承認されている。
通知では、その使用にあたり(1)変形性関節症および腰痛症に伴う慢性疼痛の診断、治療に精通した医師によってのみ処方されること(2)添付文書の注意を遵守すること(3・・・
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2011年02月23日(水)
[医薬品] カペシタビンの再発胃がん等への使用など、正式に保険収載
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厚生労働省は2月23日に、公知申請に係る事前評価が終了し、薬事法に基づく承認事項の一部変更承認がなされた医薬品の保険上の取扱いについて通知を発出した。
海外等で一定の評価がなされている適応外薬については、国内での治験をせずとも、公知(海外での知見など)に基づいて薬事法上の承認を受けることができる。いわゆるドラッグ・ラグを解消するために、平成22年8月の中医協総会で、公知申請の事前評価を終えた段階で、・・・
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2011年02月15日(火)
[規制改革] 「新成長戦略実現2011」の参考資料集を公表 内閣
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内閣は2月15日に、「新成長戦略実現2011」の参考資料を公表した。これは、1月25日に閣議決定された「新成長戦略実現2011」の各項目について、担当府省からの概要・アウトカム・今後の取組等が示されたもの。
医療関連について見てみると、(1)医療イノベーション推進室の創設(p19参照)(2)医薬品・医療機器の開発から承認までの期間の短縮(p20参照)(3)先進医療の評価・確認手続き等の運用の改善・・・
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2011年02月10日(木)
[規制改革] 「医療イノベーション推進室」の活動支援に部会設置 医機連
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- 医機連・産業政策会議の下に「医療イノベーション推進部会」の設置について(2/10)《日本医療機器産業連合会》
- 発信元:日本医療機器産業連合会 カテゴリ: 医療制度改革
これは、政府が新成長戦略で掲げた医療イノベーション(医療機器・医薬品や再生医療をはじめとする最先端の医療技術の実用化等)を促進し、平成23年1月7日に設置した「医療イノベーション推進室」に対し、医機連から参加するメンバーの活動を支援するためのもの。
活動内容は、(1)医療イノベ・・・
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2011年02月10日(木)
[肝炎対策] 肝炎対策の推進指針案、7つの行政的研究要望を盛り込む
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厚生労働省が2月10日に開催した、肝炎対策推進協議会で配付された資料。この日は、厚労省当局より、肝炎対策の推進に関する基本的な指針(案)が提示された。
指針案は、(1)肝炎予防・肝炎医療の推進の基本的な方向(2)肝炎の予防のための施策(3)肝炎検査の実施体制・検査能力の向上(4)肝炎医療を提供する体制の確保(5)肝炎予防・肝炎医療に関する人材の育成(6)肝炎に関する調査・研究(7)肝炎医療のための医薬品・・・
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2011年02月09日(水)
[医療情報] 自治体、医療機関等によるレセプト情報の活用手法がポイント
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政府が2月9日に開催した、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)の医療情報化に関するタスクフォースで配付された資料。この日は、レセプト情報等の活用について議論を行った。
医療情報化に関するタスクフォースの検討テーマは、大きく(1)どこでもMY病院構想(2)シームレスな地域連携医療(3)レセプト情報等の活用による医療の効率化や、医薬品等安全対策―とされており、この日より(3)のレセプト情報・・・
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2011年02月08日(火)
[医薬品] 平成21年の医薬品総生産額は6兆8000億円余
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厚生労働省は2月8日に、平成21年の薬事工業生産動態統計年報の概要を公表した。この調査は、医薬品、医薬部外品、衛生材料および医療機器の生産(輸入)などの実態を明らかにするために、毎年実施されているもの。
資料によると、平成21年の医薬品生産金額は、総額6兆8195億8900万円で、対前年比3.0%増であった(p5参照)。
医薬品薬効大分類別生産金額を見ると、循環器官用薬が最も多く全体の20.8%を占めたが、対前年・・・
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2011年02月04日(金)
[高度医療] すべての臨床試験に薬事法を適用、国の責任を明確に 保団連
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- なし崩し的に混合診療を拡大する高度医療評価制度の見直し中止を求めます(2/4)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医学・薬学
高度医療評価制度は、平成20年4月、未承認の医薬品・医療機器を使った治験以外の臨床試験に対しても保険外併用療養費制度の適用を可能とするものとして創設された。平成22年11月には、いわゆるドラッグ・ラグを医療保険サイドから解消する方策として、実施手続きを・・・
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2011年02月03日(木)
[規制改革] 一般用医薬品のネット販売、安全性の向上から対応策示す
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内閣官房が2月3日に開催した、情報通信技術利活用のための規制・制度改革に関する専門調査会で配付された資料。この日は、一般用医薬品のインターネット販売等に関する議論を行った。
医薬品には副作用リスクがあることから、安心・安全に購入し、使用したいと誰もが思っているが、近くに薬局・薬店がないなどの理由で、ネット等で医薬品を購入したいという国民のニーズがある。そのため、医薬品販売に求められる安全性を確保・・・
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2011年02月02日(水)
[医薬品] 公知申請後の評価で、適応外薬となった18成分のリスト公表
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厚生労働省は2月2日に、公知申請に係る事前評価が終了した適応外薬の保険適用に関する資料を公表した。
厚労省は、平成21年6月から8月まで、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」(以下「検討会議」)において、米英独仏では使用が認められていても、日本では認められていない医薬品について、学会や患者団体から、開発の要望を募っていた。さらに中医協では、検討会議で、薬事承認の申請について公知申請が適・・・
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2011年01月28日(金)
[診療報酬] アムロジピンOD錠2.5mgなど4品目を薬価収載 厚労省
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厚生労働省は1月28日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正に関して事務連絡を行った。製薬企業による医薬品の製造販売承認の承継に伴い、販売名の変更があったアムロジピンOD錠2.5mg「興和テバ」などの医薬品4品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9150品目、注射薬4179品目、外用薬2843品目、歯科用薬剤36品目の計1万6208品目となった。
また、掲・・・
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2011年01月28日(金)
[診療報酬] 薬価基準に収載されている医薬品リストを公表
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厚生労働省は1月28日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている医薬品について(平成23年1月28日現在)公表した。これは、同日現在、薬価基準に収載されている医薬品(約1万6000品目)の内容などを示したリスト。
本リストでは、先発医薬品のほか、医療機関等における円滑な事務の推進を図る観点から「診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)」に該当する品目も併せて掲載して・・・
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