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2015年12月25日(金)
[改定速報] 診療側、健全経営へ初・再診料の引き上げを主張 中医協・総会2
- 12月25日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「2016年度診療報酬改定への意見(各号意見)」を議題とし、2号側(診療側)も意見を示した。 2号側(診療側)を代表して松本純一委員(日本医師会常任理事)は、「改定の基本方針」では、「地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点」が重点課題に位置づけられ、「かかりつけ医を中心とした切れ目のない医療・介護を提供できるよう、医療の充実は・・・
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2015年12月25日(金)
[予定] 注目される2016年の主な審議会などのスケジュール
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- 来年注目の主な審議会スケジュール(12/25)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2015年12月24日(木)
[予算] 総額30兆円を超える2016年度「予算案」を発表 厚労省予算案1
- 厚生労働省は12月24日、閣議決定を受けて、2016年度における「予算案(一般会計)の概要」(p1~p53参照)を発表した(主要事項(p54~p180参照)に関しては、別記事「厚労省予算案2」をご参照ください)。 予算案の総額は、前年度の2015年度当初予算額から3,963億円増となる30兆3,110億円(前年度比1.3%増)。このうち、社会保障関係費は、同4,126億円増の29兆8,631億円(同1.4%増)(p2参照)。 この29兆円あまり・・・
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2015年12月24日(木)
[予算] 2025年およびその先を見すえた「予算案の主要事項」 厚労省予算案2
- 厚生労働省は12月24日、2016年度「予算案の概要」(p1~p53参照)(別記事「厚労省予算案1」をご参照ください)とともに、2016年度の「予算案の主要事項」(p54~p180参照)を発表した。 主要事項(p87~p156参照)は、(1)安心で質の高い医療・介護サービスの提供(p88~p108参照)/(2)子どもを産み育てやすい環境づくり(人口減少社会への対応)(p109~p115参照)/(3)「全員参加の社会」の実現加速・・・
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2015年12月22日(火)
[介護保険] 定期借地権の一時金支援や合築・併設加算拡充 全国担当者会議
- 厚生労働省は12月22日、「全国介護保険・高齢者保健福祉担当者会議」を開催し、「1億総活躍社会実現に向けた緊急対策(介護離職ゼロ関係)」などに関して、自治体担当者らに説明した。安倍首相は1億総活躍社会実現に向けて、アベノミクス第2ステージとして、安心につながる社会保障・介護離職ゼロを含む「新・3本の矢」を打ち出している。 今回、厚労省は介護離職ゼロに関し、65歳以上の高齢者数は今後も増加し、特に介護を受け・・・
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2015年12月21日(月)
[改定速報] 厳しい財政事情下、必要な本体改定率を確保できた 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は12月21日の会見で、麻生太郎財務大臣との大臣折衝により決定した診療報酬の改定率などについて説明した。 塩崎厚労相は「診療報酬の改定率は厳しい財政事情ではあるが、医療機関の経営状況や医療従事者の方々の賃金動向などを考慮した結果、診療報酬本体の改定率はプラス0.49%、薬価の改定率はマイナス1.22%、医療材料の改定率はマイナス0.11%となった」と説明した(p1参照)。 さらに、「本体の・・・
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2015年12月21日(月)
[地域包括ケア] 「総合戦略2016」に盛り込む課題を検討 内閣府WG
- 内閣府は12月21日、「地域における人とくらしのワーキンググループ(WG)」の初会合を開催し、運営規則案、座長の選出、地域における人とくらしのあり方などについて議論した。WGは、総合科学技術・イノベーション会議重要課題専門調査会の下に設置され、地域包括ケアシステムの推進に関して検討する。 初会合では、検討方針として、地域での日常生活の中で、高齢者や子どもを含む住民が健康を維持するための「予防、医療、介護・・・
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2015年12月21日(月)
[改定速報] 2016年度診療報酬改定率、診療報酬本体はプラス0.49% 厚労省
- 厚生労働省は12月21日、2016年度の診療報酬改定率を公表した。塩崎恭久厚生労働大臣と麻生太郎財務大臣の大臣折衝により、改定率は、(1)診療報酬本体はプラス0.49%(国費約500億円)、(2)薬価マイナス1.22%(国費約マイナス1,200億円)、(3)材料価格マイナス0.11%(国費約マイナス100億円)―に決定した。なお、いわゆるネット改定率はマイナス0.84%だった(p1参照)。 (1)に関して、各科改定率は、医科プラス0.・・・
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2015年12月15日(火)
[病院経営] 一般病院の赤字割合は「直近5年間で最大」 福祉医療機構
- 独立行政法人・福祉医療機構(WAM)は12月15日、2014年度の「病院の経営状況」に関するリサーチレポート(p1参照)(p2~p13参照)を公表した。融資先の決算書による経営分析で、毎年度、実施されている。今回の調査対象は1,668病院。病院類型別の内訳は、「一般病院」811病院、「療養型病院」566病院、「精神科病院」291病院(p1~p2参照)。 リサーチレポートは、(1)機能性(医療機能)の状況(p3~p4参照)、(2・・・
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2015年12月11日(金)
[診療報酬] 7対1重症度、十分な評価に頼るものになっていない 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、12月11日の閣議後記者会見で、診療報酬改定や、軽減税率による社会保障分野への影響などについて言及した。 塩崎厚労相は、診療報酬の改定における政府内や財務省との調整に関して、「まだ予算編成過程の途上で、これから様々な議論が行われる。診療報酬は医療機関の経営状況、世の中全般の賃金動向、国民皆保険維持の観点から、国民が安心できる医療を提供し、地域包括ケアシステムの実現を進めるため・・・
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2015年12月11日(金)
[改定速報] 診療報酬改定への意見取りまとめ、厚労相提出へ 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月11日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。公益委員の提示による「2016年度診療報酬改定への意見案」を議論し了承。中医協の意見として、塩崎恭久厚生労働大臣に提出する。 12月2日の中医協総会で支払・診療側双方が示した「診療報酬改定に関する基本的な見解」に関する議論をもとに、今回、厚労相に意見を述べるため、公益委員が「2016年度診療報酬改定についての意見案」を整理し提示した・・・
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2015年12月11日(金)
[改定速報] 10対1でのデータ提出加算の届出要件化を提案 中医協・総会2
- 厚生労働省は12月11日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに「技術的事項」などを議論した(12月11日に続報をお伝えします)。 今回、厚労省は、(1)データ提出(p94~p100参照)、(2)診療情報提供書等の電子化(p101~p109参照)、(3)検査(p5~p30参照)、(4)放射線診断(p31~p38参照)、(5)睡眠時無呼吸症候群等に対するASV療法・・・
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2015年12月09日(水)
[改定速報] 在宅復帰率、自宅退院をより評価・基準引き上げ 中医協・総会4
- 12月9日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「急性期入院医療」をテーマに、(1)平均在院日数―のほか、(2)患者像の評価、(3)在宅復帰率―なども論点が示され、委員が議論した。 (2)では厚労省のシミュレーションに関して、幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は「25%でも、実質4.9万~2.9万床の減少。最低の基準だ」と強調。一方、猪口雄二委員(全日本病院協会副会長)は「シミュレーション(p38参照)で・・・
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2015年12月07日(月)
[医療提供体制] 2015年版「有床診療所の現状調査」を公表 日医総研
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- 平成27年 有床診療所の現状調査(12/7)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計 介護保険
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2015年12月04日(金)
[改定速報] 患者本位の医薬分業に向けて調剤報酬を議論 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月4日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向けて、「調剤報酬」をテーマとして議論した。 議論の対象となった事項は、(1)患者本位の医薬分業の実現に向けて(p5~p18参照)、(2)かかりつけ薬剤師・薬局の評価(p19~p54参照)、(3)対人業務の評価の充実(p55~p75参照)、(4)いわゆる門前薬局の評価の見直し(p76~p94参照)。(1)では「全体的な論点」が、・・・
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2015年12月02日(水)
[改定速報] 2016年度診療報酬改定の基本方針案を提示 医療保険部会1
- 厚生労働省は12月2日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、2016年度の「診療報酬改定の基本方針案」(p4~p9参照)と「精神病床に入院する患者の入院時食事療養費」(別記事「医療保険部会2」をご参照ください)(p10~p28参照)について提示された。 「診療報酬改定の基本方針」については、11月20日の前回会合で、骨子案が提示されていた。今回は、加筆部分や細かな文言修正をした部分を含めて提示されており、(・・・
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2015年12月02日(水)
[改定速報] 回復期体制強化加算、専従医師が入院外診療も可 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月2日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別項目:リハビリテーション」をテーマに、(1)回復期リハビリテーション病棟入院料1体制強化加算(2)ADL維持向上等体制加算―なども議論した(12月2日に既に一部お伝えしています)。 (1)に関して、前回2014年度改定で、回復期リハビリテーション病棟に専従の医師、社会福祉士を配置することで、入院中の日常生活機・・・
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2015年11月27日(金)
[介護] 1億総活躍、介護サービスの人材確保に万全を期す 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、11月27日の閣議後記者会見で、1億総活躍社会の実現や介護離職の対策などについて言及した。 塩崎厚労相は、1億総活躍国民会議で決定された、介護サービスを50万人分拡大する「介護離職ゼロ」への緊急対策に関して、「上乗せ整備を実効のあるものにするために万全を期して人材確保をしなければならない。離職した介護人材の再就職準備金の貸付制度の創設、介護職を目指す学生への返還免除付き学費貸付の・・・
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2015年11月20日(金)
[改定速報] 次期改定の基本方針骨子案で方向性を詳しく例示 医療保険部会1
- 厚生労働省は11月20日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、2016年度改定に向けて「基本方針の骨子案」、「骨太の方針『経済・財政再生計画』の改革工程の具体化」などを議論した。今回、基本方針の骨子案として示されたのは11月19日の医療部会と同じ内容。基本方針は、今後、中央社会保険医療協議会・総会で議論される見通し。 改定の基本的な視点の「地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する・・・
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2015年11月19日(木)
[改定速報] 次期診療報酬改定の基本方針骨子案を提示 医療部会
- 厚生労働省は11月19日、社会保障審議会の「医療部会」を開催。10月22日の前回会合に引き続き、「次期(2016年度)診療報酬改定の基本方針」を議題とし、(1)基本認識(p4~p5参照)、(2)基本的視点と具体的方向性(p5~p8参照)、(3)将来を見据えた課題(p8~p9参照)―を柱とした骨子案が提示された。 (2)に関しては、(i)地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携(p5~p6参照)、(ii)患者に・・・
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2015年11月15日(日)
[診療報酬] 2016年度改定における診療報酬引き上げなどを決議 保団連
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- 必要な医療が提供できるよう、診療報酬の引上げ等を求める決議(11/15)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 28年度改定 医療提供体制 医療保険
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2015年11月13日(金)
[社会保障] 1億総活躍へ有識者が特養整備、健康づくりに提言 国民会議
- 政府は11月12日、「1億総活躍国民会議」を開催。有識者側構成員等が資料提出して意見交換を行い、(1)社会福祉法人ノテ福祉会(p74~p77参照)(2)日本商工会議所(p80~p82参照)―など16人が意見交換を行った。会議は「新3本の矢」の実現を目的とする「1億総活躍社会」プランの策定などに関して審議するため設置されたもの。 (1)では、対馬徳昭理事長は「介護離職ゼロを目指す」として、特別養護老人ホームの整備の促・・・
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2015年11月12日(木)
[社会保障] 在宅・施設サービス、2020年代初頭に40万人増 1億総活躍本部
- 厚生労働省は11月12日、「1億総活躍社会実現本部」を開催し、「実現に向けた取り組み」を議題とした。同日の1億総活躍国民会議で、塩崎恭久厚生労働大臣が資料提出し発表した、「実現に向けた考え方」を報告した。 「1億総活躍社会」実現を目的とする新3本の矢は、(1)希望を生み出す強い経済、(2)夢を紡ぐ子育て支援、(3)安心につながる社会保障―の3つの施策。 (1)では、医療・介護分野等の生産性革命のため、介護ロボ・・・
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2015年11月11日(水)
[医療提供体制] 地域の医療構想策定に役立つ都道府県別データ集 日医総研
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- 地域の医療提供体制の現状 ―都道府県別・二次医療圏別データ集―(2015年度版)、地域の医療介護提供体制の現状―市区町村別データ集(地域包括ケア関連)―(2015年度)(11/11)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療提供体制 介護保険 調査・統計
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2015年11月11日(水)
[改定速報] かかりつけ薬剤師、連携による薬剤管理指導評価 中医協・総会2
- 11月11日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「在宅薬剤管理」なども議論した。前回2014年度改定では、【基準調剤加算】に関して、薬局の在宅薬剤管理指導業務の推進のため、地域の薬局との連携や、24時間調剤・在宅業務提供体制などを考慮して、加算の要件を見直している。 厚労省は、在宅患者に対して、訪問薬剤管理指導を行う薬局は年々増加。薬剤師による在宅での薬剤管・・・
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