-
2009年02月06日(金)
新型インフルエンザ対策、各種ガイドラインの策定計画を報告 厚労省
-
厚生労働省が2月6日に都道府県の健康関係担当者を集めて開催した全国会議で配布された資料。この日は、生活習慣病対策室や地域保健室・保健指導室、結核感染症課、疾病対策課などから報告が行われた。
生活習慣対策室からは、たばこ対策やアルコール対策などをまとめた資料が提示されている(p24~p29参照)。
地域保健室・保健指導室からは、保健所長の資格要件の緩和に関する検討(p151~p152参照)や、公衆衛生医師確・・・
-
2009年01月23日(金)
結核医療の基準を改正、検査項目から赤血球沈降速度検査を削除 厚労省通知
-
厚生労働省は1月23日付けで、都道府県等宛てに結核医療の基準の全部を改正する旨を通知した。通知では、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」について、(1)施行規則の一部改正及び結核医療の基準の全部改正(p1~p10参照)(2)医療の公費負担取扱要領の一部改正(p11~p13参照)―の内容がそれぞれ記載されている。
結核医療の基準の全部改正では、検査項目から「赤血球沈降速度検査を削除したこと・・・
-
2009年01月20日(火)
社会福祉施設でのインフルエンザ感染は速やかに受診を
-
- 社会福祉施設等におけるインフルエンザ対策等の一層の徹底について(1/20付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 総務課 カテゴリ: 社会福祉
事務連絡は、都内の医療機関でインフルエンザが集団発生し、入院患者が3名死亡したこと、また今月に入り、高齢者施設の入所者がノロウイルスによる感染性胃腸炎に集団感染し、死亡する事例が発生したことを受けて出された(p1参照)。
事務連絡では、衛生主管部局と連携しなが・・・
-
2009年01月20日(火)
各都道府県で緩和ケア研修の実施支援を 健康局連絡事項
-
厚生労働省が1月20日・21日の2日間にわたって開催した、「全国厚生労働関係部局長会議」の厚生分科会で配布された資料のうち、健康局が提出した資料。
健康局は重点事項として(1)感染症対策(2)生活習慣病対策(3)がん対策―など7項目について具体的な施策をまとめた資料を示している(p4~p13参照)。
連絡事項では、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修について、各都道府県に、自ら実施主体となって開催するほ・・・
-
2009年01月16日(金)
今シーズンのインフルエンザウイルス、タミフルの薬剤耐性状況を中間報告
-
厚生労働省は1月16日に、オセルタミビル(商品名:タミフル)耐性のインフルエンザウイルスについて中間報告を公表した。
2009年1月8日現在、国立感染症研究所において今シーズンのインフルエンザウイルス(A/H1N1)について35株を検査し、34株からオセルタミビル(商品名:タミフル)耐性ウイルスが検出された、と報告している。その上で、検査されたインフルエンザウイルス(A/H1N1)は、今シーズンのワクチン株A/ブリス・・・
-
2008年11月17日(月)
東京都が新型インフルエンザ対策シンポジウムを開催
-
東京都は11月17日に、新型インフルエンザ対策シンポジウムを開催した。この日は、基調講演として、「日本におけるパンデミックインフルエンザ対策世界保健機関(WHO)の提案」について、講演が行われた(p3~p12参照)。
また、「国立感染症研究所感染症情報センター」「国立国際医療センター国際疾病センター」より、専門家を招いてパネリスト講演やディスカッションが行われた。資料としては、(1)新型インフルエンザの監・・・
-
2008年10月03日(金)
厚労省より注意喚起、ペン型インスリン注入器は個人使用専用の器具
-
厚生労働省が10月3日に、都道府県等の衛生主管部(局)長宛てに出した通知で、ペン型インスリン注入器の取扱いに関するもの。
通知では、「医療機関において、針が交換可能な個人使用専用の器具であるペン型インスリン注入器が、複数の患者への使用事例が判明した」と報告している。その上で、当該器具は、個人専用として使用する器具であり、使用時に血液がカートリッジ内に逆流した場合、感染症の原因となる可能性があるため・・・
-
2008年09月18日(木)
インフルエンザワクチン、全注文量が前年実績を上回らないよう注意喚起
-
厚生労働省が9月18日に開催した、都道府県インフルエンザワクチン担当者会議で配布された資料。
資料には、(1)インフルエンザを含む感染症の動向(p4~p28参照)(2)第12回インフルエンザワクチン需要検討会の検討結果(p29~p32参照)(3)インフルエンザワクチンの安定供給対策(p33~p44参照)(4)都道府県のインフルエンザワクチン供給体制に対する考え方(p45~p56参照)―などが掲載されている。
また、平・・・
-
2008年09月05日(金)
福岡市立こども病院・感染症センターの新病院基本構想(案)を示す 福岡市
-
福岡市保健福祉局は9月5日に、新病院基本構想(案)を公表した。福岡市は、昭和55年9月1日に福岡市立こども病院・感染症センター(以下、現こども病院)を、子どもが心身ともに健やかに育成されることを目的として、西日本で初めての小児専門医療施設として設置、開院した。
今回、策定した基本構想(案)では、現こども病院の建て替えを機に、医療水準の向上と療養環境の確保を図るため、施設整備や運営に関する具体的な計画・・・
-
2008年09月01日(月)
指導検査等による返還金額は介護・医療保険合計で13億9000万円 東京都報告
-
東京都は9月1日に、平成19年度の指導検査報告書をまとめ、社会福祉施設や保険医療機関等に対する指導検査結果を公表した。実施指導が行われたのは3397か所で、(1)社会福祉法人(2)介護保険施設(3)介護保険在宅サービス―について、指導検査から見た主な問題点の例が報告されている。
社会福祉法人については、「経理事務処理が不適切」「理事会等の開催が不適正」「定款が不備又は実態と不一致」なとが多くみられたとして・・・
-
2008年08月28日(木)
疾病ごとの専門薬剤師の社会的役割や資質の保証について提言
-
日本学術会議の薬学委員会専門薬剤師専門部会はこのほど、「専門薬剤師の必要性と今後の発展」について提言書を公表した。
最近の医療は疾病ごとに細分化され、使用される医薬品は疾病ごとに特徴を持っていることから、専門的な知識・技術が求められるようになってきた。そこで、「がん」、「感染症」、「精神疾患」などの領域では専門性の高い薬剤師(専門薬剤師)の育成がスタートしている。この提言書では、専門薬剤師の社・・・
-
2008年08月26日(火)
新型インフルエンザ感染症対策、昨年度を大幅に上回る705億円を計上
-
厚生労働省健康局は8月26日に、平成21年度予算概算要求の概要を明らかにした。
資料では、平成21年度予算について、(1)新型インフルエンザ等の感染症対策の推進(2)がん対策の総合的勝計画的な推進(3)生活習慣病対策の推進(4)難病習慣病対策の推進(5)肝炎対策の充実(6)エイズ対策の推進―など、全13事項について、概算要求の概要をまとめている(p3~p19参照)。
新型インフルエンザ等の感染症対策の推進では、・・・
-
2008年08月22日(金)
新型インフルエンザの市町村における対策を説明 市町村職員セミナー
-
- 市町村職員を対象とするセミナー「新型インフルエンザ対策の推進について」(第74回 8/22)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 新型インフル
-
2008年08月13日(水)
インフルエンザAウイルス、除外対象病原体等として指定 厚労省
-
- 人を発病させるおそれがほとんどないものとして厚生労働大臣が指定する病原体等の一部を改正する件に関する意見募集について(8/13)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 医療制度改革
資料には、感染症法の規制対象となる病原体等(p5参照)が提示されており、人に発病されるおそれがほとんどないもの(除外対象病原体等)については、厚生労働大臣が指定し、本法の規制対象から除外し規定するとしている(p1参照)。
具体的には、インフル・・・
-
2008年08月05日(火)
感染症発生予防規程、実態に見合った見直しを 厚労省
-
厚生労働省は8月5日に、感染症発生予防規程の作成指針を公表した。
二種病原体等の許可所持者は、感染症の発生予防やまん延防止のため、「感染症発生予防規程」を作成し、厚生労働大臣に届け出ることが義務付けられている。指針では、二種病原体等だけでなく、各施設における病原体等の取扱の実態に見合った予防規程を作成するとともに適宜見直しを行うことが重要として、留意事項や記載例をまとめている(p3参照)。
-
2008年07月29日(火)
新型インフルエンザ感染対策、交通量抑制シミュレーションを実施 国交省
-
国土交通省はこのほど、新型インフルエンザ・パンデミック対策としての都市交通輸送人員抑制策の有効性の検討及び実施シミュレーションに関する調査研究を行うことを明らかにした。
新型インフルエンザが飛沫感染すると想定されることから、公共交通機関における利用者間の接触を少なくするため、その混雑度を一定程度までに抑制することが有効な対策の一つであると考えられている。そこで、東京都心部で、鉄道車両及び駅構内・・・
-
2008年07月17日(木)
保健師活動を取り巻く現状と課題について報告 厚労省
- 厚生労働省が7月17日から18日の日程で開催した、平成20年度の保健師中央会議で配布された資料。この日は、(1)自殺予防対策の取り組み(仙台市宮城野区保健福祉センター)(p14~p27参照)(2)感染症法の改正と新型インフルエンザ対策(厚労省)(p30~p40参照)(3)保健師のベストプラクティスとその継承(東北大学等)(p41~p85参照)(4)保健師活動を取り巻く現状と課題(厚労省)(p86~p113参照)(5)保健師の・・・
-
2008年07月14日(月)
院内感染対策サーベイランス参加医療機関、3か月以上提出がないのは2割超
-
厚生労働省が7月14日に開催した「院内感染対策サーベイランス運営委員会」の初会合で配付された資料。この委員会では、医療機関で実施される感染症の発生状況報告などの院内感染対策の推進を目的とした改善方策を支援し、院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)が適切に実施・運営できるよう設置された(p3参照)。
この日は、(1)院内感染サーベイランス実施マニュアル(p5~p15参照)(2)論点整理案・・・
-
2008年06月09日(月)
福岡市立病院は独立行政法人へ移行を 病院事業運営審議会答申
- 福岡市の病院事業運営審議会はこのほど、平成20年1月8日付けで福岡市長から諮問があった、福岡市立病院のあり方について答申した内容を公表した。答申書では、(1)福岡市立病院の現状と課題(p7~p12参照)(2)福岡市の医療環境(p13~p19参照)(3)病院を取り巻く医療制度等の変化(p20~p21参照)―をまとめた上で、諮問事項である「こども病院・感染症センターの機能」「福岡市民病院」「市立病院の経営形態」のあり・・・
-
2008年05月22日(木)
食中毒、感染症等の増加の要因はノロウイルス 厚労省
-
厚生労働省は、5月22日、平成19年の労働災害による死亡者数は過去最少の1357人で、重大災害も減少し293件であったとする死亡災害・重大災害の発生状況等を公表した。
重大災害とは、一度に3人以上の労働者が業務上「死傷」または「り病」した災害を指す。重大災害では、「交通事故」が55%、「中毒・薬傷」が18%、感染症等の「その他」の事故によるものが11%と、重大災害全体の大半を占めている(p4参照)。
このうち・・・
-
2008年05月15日(木)
結核検査から赤血球沈降速度検査を削除 厚労省意見募集
-
- 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則」及び「結核医療の基準」の改正に関する御意見募集について(5/15)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 保健・健康
現在、結核性疾患に対して行う医療について、最新の知見や結核医療を取り巻く状況の変化から、結核医療の基準などの内容を改正する検討を行っているとしている(p4参照)。
具体的には、赤血球沈降速度検査について、効率的な検査とは考えにくいことから削除する案・・・
-
2008年05月09日(金)
国立がんセンターなど6施設の独立行政法人化法案、衆院で審議
-
厚生労働省は、5月9日に開催された衆議院の厚生労働委員会で、高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律案関係資料を公表した。
資料では、国立がんセンター、国立循環器病センター、国立精神・神経センター、国立国際医療センター、国立成育医療センター、国立長寿医療センターの6施設を、独立行政法人に移行させるとし、各施設の独立行政法人の名称と目的、業務の範囲等が定められている(p7~p20参照)・・・
-
2008年04月03日(木)
「学校における麻しん対策ガイドライン」を公表 文科省
-
文部科学省は4月3日に「学校における麻しん対策ガイドライン」を公表した。ガイドラインは、文科省と厚生労働省監修の下、国立感染症研究所感染症情報センターにおいて、学校が効果的な麻しん対策を進める上で必要な技術的情報を具体的にまとめたもの。
ガイドラインでは、(1)麻しん発生の予防(平時の対応)(p4~p8参照)(2)麻しん発生時の対応(p9~p18参照)(3)麻しんに関する基礎知識(p19~p30参照)(4)麻・・・
-
2008年03月12日(水)
院内感染対策の支援のため、運営委員会設置へ 厚労省
-
厚生労働省が3月12日に開催した「院内感染対策中央会議」で配布された資料。この日は、院内感染対策サーベイランス運営委員会の設置要綱案が示された(p100~p101参照)。
院内感染対策サーベイランス運営委員会は、各医療機関で実施される感染症の発生状況の報告やその他の院内感染対策を推進するために、改善方策の支援を行うとしている(p100参照)。
その他、医療機関のおける院内感染対策の事例等が報告されてい・・・
-
2008年02月12日(火)
国立感染症研究所内に「麻しん対策技術支援チーム」を設置 厚労省
-
厚生労働省が2月12日に開催した、麻しん対策推進会議の初会合で配布された資料。国は、平成24年度までに麻しんを排除し、その後も排除状態を維持することを目標としている。この会議は、予防接種の実態状況について情報収集を行い、麻しん対策の評価・見直しを検討するために設置された(p3参照)。
また、地方自治体に対する支援を担当する機関として、国立感染症研究所内に「麻しん対策技術支援チーム」が同日設置された・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。