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2010年11月02日(火)
[医療施設] 一般病床は7床増、療養病床は328床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は11月2日に、平成22年8月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から2施設減少し8681施設。病床数は413床減って159万4890床となっている。このうち、一般病床は7床増の90万4331床だった。療養病床は328床減少し、33万3452床になっている。
一般診療所の施設数は25施設増加し9万9721施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が22施設減少、無床診療所は47施設増加していた・・・
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2010年10月27日(水)
[介護保険] 介護療養病床、廃止猶予のための法改正を22年度中に実施
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厚生労働省は10月27日に、省内の各局組織目標について公表した。これは、平成22年度の下半期(平成22年10月~平成23年3月)の目標を局別に定めたもの。
医政局では、平成23年3月までに(1)医療提供体制のグランドデザイン作成(2)医師の診療科偏在の是正につながる新たな専門医制度の検討―などを実行するとし、このほか職員の能力向上に向け「病院等の現場視察や意見交換等を計画的に進める」としている(p4参照)。
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2010年10月15日(金)
[診療報酬] 慢性期入院医療も、22年度改定の影響調査実施へ 中医協総会
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厚生労働省が10月15日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、前回に引き続き、初・再診料などの基本診療料について検討を重ねたほか、療養病床再編・慢性期入院医療に係る調査・検証の進め方、医療保険における革新的な医療技術の取扱いなどについて議論を行った。
慢性期入院医療に係る調査検証については、下部組織である「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」で行うことになるが、調査・検証方針が大枠で了・・・
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2010年10月13日(水)
[医療保険] 医療保険財政の現状や療養病床にかかる調査、改めて報告
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厚生労働省が10月13日に開催した、社会保障審議会の医療保険部会で配付された資料。この日は、医療保険財政の現状や療養病床にかかる調査報告が行われた。
医療保険財政については、平成19年度から22年度における(1)国民健康保険(2)協会けんぽ(3)組合健保(4)後期高齢者医療―の状況を整理している(p5~p13参照)。また、協会けんぽについては、収支イメージ(医療分)や標準報酬月額と保険給付費の推移、単年度収支・・・
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2010年10月08日(金)
[医療施設] 一般病床は934床減、療養病床は332床増 医療施設動態調査
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厚生労働省は10月8日に、平成22年7月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から5施設減少し8683施設。病床数は804床減って159万5303床となっている。このうち、一般病床は934床減の90万4324床だった。療養病床は332床増加し、33万3780床になっている。
一般診療所の施設数は17施設増加し9万9696施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が40施設減少、無床診療所は57施設増加してい・・・
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2010年10月07日(木)
[病院] 介護療養病床の平均在院日数、対前月比13.6日減
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厚生労働省は10月7日に、平成22年6月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万4037人増加し、131万6496人となっている。一般病床の1日平均患者数は1万2490人増の69万6207人、外来患者数は17万7977人増の148万4974人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比0.8ポイント増の82.0%で、うち一般病床は1.2ポイント増の76.3%、介護療養病床・・・
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2010年09月29日(水)
[療養病床] 介護療養病床の存続等を強く要望 日医
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日本医師会は9月29日の定例記者会見において、介護療養病床の平成23年度末廃止の延期ならびに精神障害者社会復帰施設の移行に関する見解を発表した。これは、9月8日に長妻前厚生労働大臣が介護療養病床について「平成23年度末までの廃止は困難、来年の通常国会での法律改正を前提に今後について検討する」と発言したことを受けたもの。
日医は、超高齢社会であるわが国において、必要な医療・介護サービスが受けられない医療難・・・
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2010年09月27日(月)
[厚生統計] 記入者負担軽減等のため、医療施設調査・患者調査を改正
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厚生労働省が9月27日に開催した、社会保障審議会の統計分科会で配付された資料。この日は、平成23年の医療施設調査や患者調査の計画案などについて議論を行った。
医療施設調査は、病院・診療所の分布や整備状況、診療機能の現状を把握するもの。3年に1度の大規模な調査(静態調査)と、毎月の小規模な調査(動態調査)の2つで構成される。小規模調査では、医療機関数や病床数の現状を把握し、大規模調査では過去から現在にわ・・・
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2010年09月22日(水)
[医療施設] 施設総数は増加するも、病院数・病床数は減少 医療施設調査
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厚生労働省は9月22日に、平成21年度の「医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」を公表した。
平成21年10月1日現在、全国の医療施設は17万8675施設で、そのうち活動中の施設は17万6471施設で昨年より815施設増加している。このうち、一般病院は7655施設で前年に比べ59施設減少、うち療養病床を有する病院は4021施設で46施設減少していた(p6参照)。
一般病院において小児科を標榜する施設は2853施設(一般病院総・・・
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2010年09月17日(金)
[介護保険] 地域密着、実情反映したサービス実現に向け、保険者の役割整理
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厚生労働省が9月17日に開催した、社会保障審議会の介護保険部会で配付された資料。この日は、保険者の果たすべき役割について議論を行った。
介護保険制度創設に向けた議論では、紆余曲折があったが、「地域に密着」「地域の実情を反映」などの観点から、市町村が保険者となった。
創設の背景には、「介護が必要な状態になっても、可能なかぎり住み慣れた地域で生活したい」という国民のニーズがあった。制度創設から10年を・・・
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2010年09月09日(木)
[病院] 平成22年5月の介護療養病床の平均在院日数は増加に転じる
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厚生労働省は9月9日に、平成22年5月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万6867人減少し、130万2459人となっている。一般病床の1日平均患者数は1万4371人減の68万3717人、外来患者数は14万8342人減の130万6997人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比1.1ポイント増の81.2%で、うち一般病床は2.2ポイント増の75.1%、介護療養病床は0・・・
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2010年09月08日(水)
[療養病床] 医療・介護とも、転換への意向は低い状況明確に 厚労省
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厚生労働省は9月8日に、「療養病床の転換意向等調査」の結果概要を発表した。調査は2度にわたって行われ、初回は平成22年度診療報酬改定前の平成22年1月31日、2回目は改定後の同年4月30日。回答施設数・回答率は初回5013施設・94%、2回目5041施設・91%となっている。
医療療養病床からの転換意向を見てみると、「現状維持」が最も多く、初回73%・2回目71%。次いで、「未定」22%・25%、「一般病床」1%・2%、「その他」2・・・
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2010年09月03日(金)
[医療施設] 一般病床は405床減、療養病床は372床増 医療施設動態調査
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厚生労働省は9月3日に、平成22年6月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から4施設減少し8688施設。病床数は187床減って159万6107床となっている。このうち、一般病床は405床減の90万5258床だった。療養病床は372床増加し、33万3448床になっている。
一般診療所の施設数は5施設減って9万9679施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が41施設減少、無床診療所は36施設増加していた・・・
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2010年08月19日(木)
[病院] 介護療養病床の平均在院日数、対前月比13.5日減
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厚生労働省は8月19日に、平成22年4月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万379人減少し、131万9326人となっている。一般病床の1日平均患者数は6971人減の69万8088人、外来患者数は3654人減の145万5339人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比1.6ポイント減の80.1%で、うち一般病床は2.8ポイント減の72.9%、介護療養病床は0.6ポイ・・・
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2010年08月19日(木)
[介護保険] 施設での居住費・食費を介護保険給付に戻すべき 保団連
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- 介護保険制度に関する抜本的な改善要求(新提言)(8/19)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 介護保険
新提言では、介護をめぐる現状と問題点を整理し、2012年介護保険制度改定(2011年法案提出)に向けた要求をまとめるとともに、将来めざすべき、あるべき介護保障制度についての考えを明らかにしている。
このうち、2012年介護保険制度改定に関する要求では、具体的に、(1)介護保険法の目的の改正(2)介護保険給付・・・
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2010年08月05日(木)
[医療施設] 一般病床は277床増、療養病床は333床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は8月5日に、平成22年5月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から7施設減少し8692施設。病床数は39床減って159万6294床となっている。このうち、一般病床は277床増の90万5663床だった。療養病床は333床減少し、33万3076床になっている。
一般診療所の施設数は99施設増えて9万9684施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が49施設減少、無床診療所は148施設増加してい・・・
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2010年07月30日(金)
[介護保険] 制度見直しに向け、まず施設系サービスの問題点洗い出し
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厚生労働省が7月30日に開催した、社会保障審議会の介護保険部会で配付された資料。この日は、施設系サービスの給付のあり方について議論を行った。
施設系サービスに関しては、かねてより(1)費用が高い(2)不足している(3)施設を区分けする必要があるのか―などの問題が指摘されている。
資料では、施設系サービスの現状について、上記の点を踏まえて幅広く分析している。
介護保険のサービス利用者数は、居宅サービス・・・
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2010年07月26日(月)
[介護保険] 平成24年度の見直しに向け、検討スケジュール提示 厚労省
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厚生労働省が7月26日に開催した、社会保障審議会の介護保険部会で配付された資料。この日は、今後の検討事項の整理などを行った。
介護保険法は平成12年度から施行され、平成18年度に見直しが行われた。改正法では、「施行後5年を目途として必要な見直しを行う」旨が規定されている。法に則ると、平成24年度が見直し時期にあたるため、介護保険制度全体の総ざらいが行われるものだ。
資料では、検討すべき事項が日程案ととも・・・
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2010年07月16日(金)
[医療施策] 保健医療体制の確保、必要な財政的措置を講ずるべき 大阪府
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大阪府はこのほど、平成23年度健康医療における国の施策に関する提案・要望を公表した。資料では、重点要望として、(1)保健医療体制等の確保(2)母子保健施策の充実(3)がん対策の推進(4)難病対策の推進(5)新型インフルエンザ対策の充実・強化―など9点が整理されている(p6~p21参照)。
(1)の保健医療体制等の確保では、「産科、小児科、救命救急などの分野における医師養成数増員を目的とした、奨学金制度の創設・・・
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2010年07月15日(木)
[診療報酬] 放射線治療や在宅医療が前年比2桁の伸び 社会医療調査
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厚生労働省は7月15日に、平成21年社会医療診療行為別調査結果の概況を公表した。この調査は、協会けんぽ、組合健保、国保および後期高齢者医療における医療給付受給者に対する診療行為の内容や、傷病の状況等を明らかにし、医療保険行政に必要な基礎資料を得ることを目的としたもの。今回の調査は平成21年6月審査分。
診療行為の状況を見てみると、入院における1件当たり点数は4万3608.5点で、前年に比べ1206.2点(2.8%)増・・・
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2010年07月15日(木)
[医療施設] 一般病床は914床増、療養病床は1449床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は7月15日に、平成22年4月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から7施設減少し8701施設。病床数は784床減って159万6536床となっている。このうち、一般病床は914床増の90万5420床だった。療養病床は1449床減少し、33万3578床になっている。
一般診療所の施設数は2施設増えて9万9585施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が63施設減少、無床診療所は65施設増加してい・・・
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2010年07月12日(月)
[病院] 病院全体の平均在院日数、3ヵ月連続して減少傾向
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厚生労働省は7月12日に、平成22年3月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万2702人減少し、132万9705人となっている。一般病床の1日平均患者数は1万1823人減の70万5059人、外来患者数は4万7416人増の145万8993人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比0.4ポイント増の81.7%で、うち一般病床は0.7ポイント増の75.7%、介護療養病床は0・・・
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2010年07月07日(水)
[診療報酬] 今回の診療報酬改定、急性期病院に手厚い内容だった 日医
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日本医師会は7月7日の定例記者会見で、「平成22年度レセプト調査」4、5月分の結果速報を公表した。これは日医が日医A1会員に行った調査。有効回答数は診療所1401、病院133、全体で1534だった(p3参照)。
外来管理加算の算定回数については、前年同期に比べ、診療所で4.4%増、病院で2.7%増、全体で4.0%増となっている。「5分要件」を撤廃し、いわゆるお薬受診ができないことを明文化したことで、算定回数が6%程度増加・・・
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2010年06月22日(火)
[地方分権] 地域が独自の責任と判断で課題に取組む、地域主権戦略
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政府は6月22日に、地域主権戦略大綱を閣議決定した。中央政府が集中的に権限をもつこれまでの体制から、地域が独自の責任と判断で課題に取組む「地域主権」を求める声が強くなっている。現政権も地域へ権限を移していく方針を取っており、本戦略大綱がまとめられたものだ。
地域主権を進めるためには、(1)自治体が行う事務についての義務付け、枠付けの見直しと、条例制定権の拡大(2)事務権限の移譲(3)国の出先機関の廃・・・
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2010年06月17日(木)
[病院] 22年2月の1日平均患者数は対前月比3万人あまり増の134万2407人
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厚生労働省は6月17日に、平成22年1月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で3万2985人増加し、134万2407人となっている。一般病床の1日平均患者数は2万8933人増の71万6882人、外来患者数は9万7706人増の141万1847人と、ともに大幅に増加していた(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比0.4ポイント減の81.3%で、うち一般病床は0.6ポイント減の7・・・
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