-
2022年11月04日(金)
[医療提供体制] 東京のコロナ入院患者数が2週連続で増加
- 東京都は4日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第106回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。入院患者数が2週連続で増加したことなどを取り上げ「今後の動向に注意する必要がある」としている<doc5866page7>。 コメント・意見では、2日時点の入院患者数は、前回(10月26日時点)と比べて344人増え、1,654人となった。入院患者のうち、重症化リスクが高い60歳代以上の高齢者の割合は約78・・・
-
2022年11月02日(水)
[医療提供体制] かかりつけ医機能、広範囲の全人的医療など3項目提言 日病
- 政府内で議論が本格化している「かかりつけ医機能」について、日本病院会は「特定の領域に偏らない広範囲にわたる全人的医療を行う」など3項目に整理すべきだとする提言書をまとめ、厚生労働省に提出した。 日病が提言するほかの2項目は、▽診療時間内外問わず自院で地域住民に対応する、もしくは他の医療機関と連携して対応する▽総合的な医学的管理を行う。 このうち、診療時間内外を問わない対応に関して、患者の病状や人員体・・・
-
2022年10月28日(金)
[救急医療] 22年5-9月の熱中症による救急搬送者数は7万1,029人 消防庁
- 総務省消防庁は10月28日、2022年5月から9月までの「熱中症による救急搬送状況」を発表した。この期間の熱中症による救急搬送人員の累計は7万1,029人。08年の調査開始以降、3番目に多い搬送人員で、前年同期間の救急搬送人員4万7,877人と比べ2万3,152人の増加となった<doc5835page1>。詳細は以下の通り。●年齢区分別の救急搬送人員数<doc5835page3>:▽高齢者/3万8,725人(構成比54.5%)▽成人/2万4,100人(33.9%)・・・
-
2022年10月28日(金)
[医療改革] 新たな総合経済対策に感染症対応の強化、医療DX推進など 政府
- 政府は28日の臨時閣議で、新たな総合経済対策を決定した。医療関連では、新型コロナウイルスに対応する病床を確保するための都道府県の取り組みを支援するなど感染症対応を強化する<doc5797page44>。また、オンライン資格確認のシステムの導入先を広げるなど医療分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する<doc5797page38>。 総合経済対策は、物価高騰・賃上げへの取り組みや国民の安全・安心の確保な・・・
-
2022年10月28日(金)
[医療提供体制] 糖尿病対策の医療計画指標、「予防」など軸に整理 厚労省
- 厚生労働省は、28日に開かれた「腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会」の初会合で、糖尿病対策に関する第8次医療計画の指標について、「予防」「治療・重症化予防」「合併症の治療・重症化予防」の3項目を軸として整理する案を示した<doc5790page3>。 「比率」と「実数」のどちらを採用するかについては、都道府県間での比較を可能とする観点から、「糖尿病患者数の正確な把握が困難な現状を踏まえ、原則として・・・
-
2022年10月26日(水)
[診療報酬] 発熱外来の報酬特例、23年3月末まで延長も要件厳格化 厚労省
- 厚生労働省は、新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者の初診・発熱外来を対応する「診療・検査医療機関」に「二類感染症患者入院診療加算」(250点)の算定を認める特例の期限を従来の10月末から2023年3月末に再延長する一方、算定の要件を厳格化する。また、同2月末までは点数を据え置くが、3月中は147点に引き下げる<doc5794page3>。 この特例は、発熱外来を行う診療・検査医療機関として都道府県から指定・公表さ・・・
-
2022年10月26日(水)
[医療提供体制] 病床使用率、ほとんどの地域で3割を下回る 厚労省
- 厚生労働省は、26日に開催された第104回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率については「ほとんどの地域で3割を下回るなど低い水準にある」と報告している<doc5763page2>。 19日時点の全国の入院者数は7,490人で、1週間前と比べて162人減っている。重症者数も前週比44人減の475人となっている<doc5763page7>。 重症病床使用率も低い水準にあるが「・・・
-
2022年10月24日(月)
[医療提供体制] かかりつけ医機能、11月初旬をめどに提言 日医・松本会長
- 日本医師会の松本吉郎会長は24日、日本記者クラブで記者会見し、「かかりつけ医機能」を検討するワーキンググループの報告書について、11月初旬をめどに公表する方針を示した。各都道府県が運用する医療機能情報提供制度で「かかりつけ医機能」とされている「日常的な医学管理・重症化予防の実施」など8項目をベースに、それらをブラッシュアップする。 「かかりつけ医」を巡っては、日医と四病院団体協議会が2013年に行った医・・・
-
2022年10月24日(月)
[感染症] 検査数減少も新規陽性者数が増加、懸念する状況 感染研
- 新型コロナウイルス感染症の検査陽性率が上がったことが、国立感染症研究所が24日に公表したサーベイランス週報(第41週、10月10日-10月16日)で分かった。検査数が減少したにもかかわらず、新規陽性者数が増加したため「懸念する状況」との見解を示している<doc5703page1>。 週報によると、全国的には、自治体公表日・HER-SYSの診断日ベースの新規症例報告数については、いずれも微増した<doc5703page1>。 新規・・・
-
2022年10月21日(金)
[医療提供体制] コロナ初診時定額負担、患者が病院選べば徴収は独自判断で
- 厚生労働省は、初診時の選定療養費の徴収に関する新型コロナウイルス感染症に係る臨時措置について、感染が疑われる患者自身が自治体のホームページなどで200床以上の診療・検査医療機関(発熱外来)を選んで受診した場合、徴収するかどうかは医療機関側の判断によるとの考え方を示した。発熱外来が拡大されるとともに、自治体などのホームページによる医療機関の公表が進められてきたことを踏まえた取り扱い・・・
-
2022年10月21日(金)
[救急医療] 22年9月の熱中症による救急搬送者数は4,931人 消防庁
- 消防庁が21日に公表した「2022年9月の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症による救急搬送人員は4,931人だった。21年月9月の救急搬送人員2,355人と比べ2,576人増加した<doc5709page2>。 年齢区分別にみると、高齢者が最も多く2,421人(構成比49.1%)。次いで、成人1,734人(35.2%)、少年724人(14.7%)、乳幼児52人(1.1%)の順だった<doc5709page2>。 また、初診時の傷病程度は、軽症が最も多く3,591・・・
-
2022年10月20日(木)
[医療提供体制] 病床使用率低下傾向も新規感染者増の影響に注意を 厚労省
- 厚生労働省は、20日に開催された第103回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率について、全国的には「総じて低下傾向」にあると言及。「重症病床使用率も低い水準にあるが、今後の新規感染者数の増加に伴う影響に注意が必要」としている<doc5647page2>。 12日時点の全国の入院者数は7,652人で、1週間前と比べて1,397人減っている。重症者数も前週比66人減の・・・
-
2022年10月20日(木)
[感染症] コロナ新規感染者数、ほぼ全年代で増加に転じる 厚労省
- 厚生労働省が20日に公表した第103回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、新規感染者数について「全国では増加に転じており、ほぼすべての地域で今週先週比が1を上回っている」と解説。今後の増加速度や増加が継続するかについて注視する必要性を挙げている<doc5647page2>。 全国の年代別の新規感染者数に関しては「ほぼ全年代で増加に転じており、人口あたりでは若い世代ほど多・・・
-
2022年10月20日(木)
[医療提供体制] 減少傾向が続いていたコロナ入院患者数が横ばいに 東京都
- 東京都は20日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。「減少傾向が続いていた入院患者数は、今回はほぼ横ばいとなった」と言及。入院患者数が十分下がり切らないまま感染が拡大すると「医療提供体制に影響が生じる」などとしている<doc5665page1>。 入院患者数については、前回(12日時点)の1,091人から19日時点で1,100人となり、9人増えた。重症患者数(ECMOを含む人工呼吸器管理が必要・・・
-
2022年10月18日(火)
[医療提供体制] 同時流行を見据え、3段階で対応を呼び掛けへ 厚労省
- 厚生労働省の「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」は18日、今冬の同時流行を見据え、感染状況に応じて3段階で国民に対応を呼び掛けることを決めた。高齢者など重症化リスクの高い人は発熱外来を受診し、リスクの低い人は自宅で療養してもらうよう、段階の進行によって情報発信を強めていく方針<doc5599page1>。 情報発信は、▽感染が落ち着いている▽感染者の増加が見られ、同時流行の兆しが見える▽同時流行・・・
-
2022年10月17日(月)
[医療提供体制] 外来医療体制整備計画を都道府県が策定へ 厚労省事務連絡
- 厚生労働省は、季節性インフルエンザとの同時流行を想定した新型コロナウイルス感染症に対応する外来医療体制等の整備に関する事務連絡(17日付)を都道府県などに出し、新たに「外来医療体制整備計画」を策定するよう依頼した<doc5583page1>。 都道府県が策定している「保健・医療提供体制確保計画」の一環として策定するもので、「外来医療体制整備計画」の検討・策定に当たっては、保健所設置市・特別区と連携し、実効・・・
-
2022年10月17日(月)
[医療提供体制] かかりつけ医機能、週内にも提言 日病・相澤会長
- 日本病院会は、「かかりつけ医機能」を医師個人ではなく医療機関の機能として位置付ける内容の提言を週内にもまとめる。15日の常任理事会で詰めの議論を行い、「かかりつけ医機能」として、特定の領域に偏らない全人的なマネジメントの実施など3点を盛り込むことで、大筋で合意した。 相澤孝夫会長が17日の定例記者会見で明らかにした。最終確認した上で週内か週明けにも公表する。 提言には、▽診療時間内か時間外かを問わず、・・・
-
2022年10月14日(金)
[医療提供体制] 次期指針での在宅医療提供体制、訪問リハなどの項目追加へ
- 厚生労働省の「第8次医療計画等に関する検討会」の作業部会は14日、在宅医療の体制構築に係る次期指針での「在宅医療の提供体制」の項目に、訪問リハビリテーションや訪問栄養食事指導を加えることを了承した。また、「医療体制の構築に必要な事項」の中に、これらの職種の機能・役割、多職種の連携を追記することなども決めた<doc5531page61>。次の会合での取りまとめを目指す。 指針は、在宅医療の体制を構築するために・・・
-
2022年10月13日(木)
[医療費] 医療費適正化計画に高齢者の保健事業・介護予防を 厚労省
- 厚生労働省は、13日に開かれた社会保障審議会・医療保険部会で、医療費適正化計画の見直しに関する論点を提示した。高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施を、医療費適正化計画に位置付け、取り組みを推進することを提案した<doc5462page32>。 第3期医療費適正化計画(2018-23年度)の外来医療費について、厚労省は、▽糖尿病の重症化予防▽特定健診・保健指導の推進▽後発医薬品の使用促進(80%目標)▽医薬品の適正使・・・
-
2022年10月13日(木)
[医療提供体制] 入院患者数8週連続減、第7波ピーク時の約25%に 東京都
- 東京都は13日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第104回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。入院患者数について「8週間連続して減少し、第7波のピーク時(8月20日、4,459人)の約25%となった」と説明している<doc5513page6>。 コメント・意見によると、12日時点の入院患者数は1,091人で、前回(5日時点)と比べて269人減った。入院患者数は減少傾向が続いているが「60代以上の高齢者・・・
-
2022年10月12日(水)
[医療提供体制] コロナ重症・死亡者数の減少傾向が継続 厚労省
- 厚生労働省は、12日に開催された第102回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率が低下傾向にあることを取り上げ「医療提供体制について状況の改善がみられる」と言及。重症者数や死亡者数も減少傾向が継続しているとした<doc5498page1>。 5日時点の全国の入院者数は9,049人で、1週間前と比べて1,886人減っている。重症者数も前週比115人減の585人となってい・・・
-
2022年10月11日(火)
[健康] 第二次健康日本21、目標達成は53項目中8項目 厚労省
- 厚生労働省は11日、2013年度に始まった健康日本21(第二次)の53項目の目標のうち、目標値に達したのは「健康寿命の延伸」など8項目だったとする最終評価をまとめた。これに対し、「メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少」など4項目では目標設定の段階からむしろ悪化していた<doc5428page6>。 健康日本21(第二次)は23年度で終了し、国民健康づくり運動の次期プランが24年度にスタートする。厚労省は、今回・・・
-
2022年10月06日(木)
[医療提供体制] 通常医療とのバランスとりながら柔軟な病床運用を 東京都
- 東京都は6日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。「今週新たに入院した患者数及び入院患者数はともに減少した」と説明。「病床使用率や救急医療体制の状況などに応じて、通常医療とのバランスをとりながら、柔軟な病床運用を行っていく必要がある」との見解を示している<doc5278page1>。 入院患者数については、前回(9月28日時点)の1,654人から5日時点で1,360人となり、294人減少した・・・
-
2022年10月05日(水)
[医療提供体制] 病床使用率が低下傾向、医療提供体制の状況改善 厚労省
- 厚生労働省は、5日に開催された第101回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。新規感染者数が減少していることに伴い、療養者数も減少していると言及。「病床使用率も低下傾向にあり、医療提供体制について状況の改善がみられる」と説明している<doc5264page1>。 9月28日時点の全国の入院者数は1万935人で、1週間前と比べて3,961人減っている。重症者数も前週比217人減・・・
-
2022年10月04日(火)
[救急医療] 22年9月26日-10月2日の熱中症による救急搬送は513人
- 消防庁が4日に公表した9月26日-10月2日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は513人、4月25日からの累計は7万1,387人となった<doc5284page1><doc5284page6>。5月1日-9月30日の搬送人員数は7万865人で前年同時期(4万7,877人)と比べ2万2,988人増加した<doc5284page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)10人(1.9%)、少年(7・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。