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2015年12月22日(火)
[救急医療] 2014年の救急出動件数は598万件、過去最多 消防庁
- 総務省消防庁は12月22日、「2015年版 救急・救助の現況」を公表した。 2014年中の救急自動車による救急出動件数は598万4,921件で、前年に比べ6万9,238件・1.2%増加。搬送人員は540万5,917人で、前年に比べ5万9,830人・1.1%の増加となり、救急出動件数・搬送人員ともに過去最多を更新した(p2参照)。 年齢区分別では、高齢者が300万1,957人(全搬送人員の55.5%)ともっとも多く、次いで成人193万3,276人(同35.8%)、・・・
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2015年12月16日(水)
[医学研究] 遺伝子治療等臨床研究の実施施設から報告 再生医療等評価部会
- 厚生労働省は12月16日、厚生科学審議会の「再生医療等評価部会」を開催した。 再生医療とは、自身の幹細胞を使って元通りの形や機能を再生する最先端の医療技術。これを迅速かつ安全に提供するために、2014年に再生医療等安全性確保法(p74~p256参照)(法律の概要に関する解説(p14~p73参照)も添付されている)が施行された。この評価部会は、同法が規定する再生医療の技術の範囲やリスク分類、提供基準などを検討する・・・
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2015年12月16日(水)
[改定速報] DPC制度の見直しに関し基本問題小委から報告 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月16日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向け、12月9日の診療報酬基本問題小委員会で一定の結果が取りまとめられた「DPC制度(DPC/PDPS)の対応」(p3~p60参照)が報告されたほか、個別事項(別記事「総会2」をご参照ください)をテーマに議論した。また、総会に先立って開かれた費用対効果評価専門部会からの報告も示された(別記事「費用対効果部会」をご参照ください・・・
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2015年12月16日(水)
[改定速報] ニコチン依存症管理料・入院中の受診などを議論 中医協・総会2
- 厚生労働省は12月16日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向け、「個別事項」(p113~p135参照)をテーマとして議論したほか、診療報酬基本問題小委員会からDPC制度(DPC/PDPS)の対応について報告があった(別記事「総会1」をご参照ください)。 今回、俎上にのぼった項目は、次の通り(カッコ内は指摘事項など)。 (1)ニコチン依存症管理料(算定状況や効果など)・・・
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2015年12月11日(金)
[診療報酬] 7対1重症度、十分な評価に頼るものになっていない 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、12月11日の閣議後記者会見で、診療報酬改定や、軽減税率による社会保障分野への影響などについて言及した。 塩崎厚労相は、診療報酬の改定における政府内や財務省との調整に関して、「まだ予算編成過程の途上で、これから様々な議論が行われる。診療報酬は医療機関の経営状況、世の中全般の賃金動向、国民皆保険維持の観点から、国民が安心できる医療を提供し、地域包括ケアシステムの実現を進めるため・・・
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2015年12月11日(金)
[診療報酬] 基本方針の見直しと大幅なプラス改定を要求 保団連
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- 病床削減・給付縮小につながり、皆保険の根幹を変容させる基本方針は見直し、大幅なプラス改定を(12/11)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 28年度改定 診療報酬 医療提供体制
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2015年12月11日(金)
[改定速報] 糖尿病透析予防指導管理料にアウトカム基準 中医協・総会4
- 厚生労働省は12月11日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。2016年度の診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに「技術的事項」について、(1)検査(p5~p30参照)、(2)睡眠時無呼吸症候群等に対するASV療法(p39~p45参照)、(3)人工透析(p54~p72参照)、(4)胃瘻(p73~p82参照)―などを議論した(12月11日に既に一部お伝えしています)。 (1)では、【検体検査管理加算】の施設基準での外部精度・・・
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2015年12月11日(金)
[改定速報] 10対1でのデータ提出加算の届出要件化を提案 中医協・総会2
- 厚生労働省は12月11日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに「技術的事項」などを議論した(12月11日に続報をお伝えします)。 今回、厚労省は、(1)データ提出(p94~p100参照)、(2)診療情報提供書等の電子化(p101~p109参照)、(3)検査(p5~p30参照)、(4)放射線診断(p31~p38参照)、(5)睡眠時無呼吸症候群等に対するASV療法・・・
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2015年12月10日(木)
[医療情報] 医療等分野の番号制度に関する報告書を公表 番号制度研究会
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- 「医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会」の報告書を取りまとめました(12/10)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付 情報政策担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医療保険
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2015年12月09日(水)
[認定基準] 肝機能障害認定の緩和を主眼とする改正案 身体障害認定分科会
- 厚生労働省は12月9日、疾病・障害認定審査会の「身体障害認定分科会」を開催し、肝臓機能障害の認定基準などの見直しを中心に討議した。この分科会は、「身体障害者福祉法施行令により審査会の権限に属された事項」を処理するとされ、身体障害者認定基準の改正などについても、医学的・専門的見地から審議する。 今回は、肝臓機能障害の認定基準に関する検討会が、認定基準の緩和を主眼として9月に案を示していた報告書・・・
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2015年12月09日(水)
[改定速報] 入院基本料変更時、病棟群単位で7対1届出認める 中医協・総会
- 厚生労働省は12月9日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向けて、「入院医療」をテーマに、(1)急性期入院医療―のほか、(2)入院基本料の病棟単位での届出―などを議論した(12月9日に既に一部お伝えしています)。 (2)に関して、【一般病棟入院基本料】の届出は、1つの保険医療機関に複数の一般病棟がある場合、同じ区分の入院基本料で算定することに決められている(p53参照)。 ・・・
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2015年12月09日(水)
[改定速報] 2017年度から機能評価係数IIで病院情報公表評価 基本問題小委2
- 12月9日の中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」では、2016年度改定に向けた、DPC制度(DPC/PDPS)の対応・検討結果―をテーマに、(1)基礎係数(医療機関群に関連する事項)―のほか、(2)機能評価係数I・II、(3)算定ルール、(4)退院患者調査、(5)診断群分類―の見直しを議論した(p3参照)。 (2)では、(i)のI群病院・II群病院における機能の差のほか、対応方針を次のように示している・・・
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2015年12月09日(水)
[改定速報] 再入院の病名で分類不能コードは一連の入院扱い 基本問題小委3
- 12月9日の中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」では、2016年度改定に向けた、DPC制度(DPC/PDPS)の対応・検討結果―をテーマに、(1)基礎係数(医療機関群に関連する事項)、(2)機能評価係数I・II―のほか、(3)算定ルール、(4)退院患者調査、(5)診断群分類―の見直しを議論した(p3参照)。 (3)では、まず、請求の仕組みに関しては対応方針を、次のように示した(p47参照)。●特定入院期間・・・
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2015年12月09日(水)
[改定速報] 7対1の在院日数短縮化、診療側と支払側が対立 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月9日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向けて、「入院医療」をテーマに、「急性期入院医療」などを議論した。 厚労省は【7対1入院基本料】の届出病床数は前回診療報酬改定のあった2014年度は減少したと説明。ただし、直近の6カ月では増加している。また、2014年度以降の7対1入院基本料の届出病床数は、半年ごとの増減を合計すると1年半の間に、約3万床増加した一方、4.1万・・・
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2015年12月09日(水)
[改定速報] 重症度、医療・看護必要度、手術等のM項目新設 中医協・総会2
- 12月9日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「急性期入院医療」をテーマに、(1)平均在院日数―のほか、(2)患者像の評価、(3)在宅復帰率―なども議論した。 (2)に関しては、前回2014年度改定で、「重症度、医療・看護必要度」のA項目(モニタリング・処置)3点以上、かつ、B項目(患者の状況等)3点以上の患者が9割以上」などを評価する高点数区分が新設されたほか、施設基準が厳格化されている。現在、【7対1入院基・・・
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2015年12月09日(水)
[改定速報] 患者像の評価の見直しシミュレーションを提示 中医協・総会3
- 12月9日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「急性期入院医療」をテーマに、(1)平均在院日数―のほか、(2)患者像の評価、(3)在宅復帰率―なども議論した。(2)では、10月23日月の中医協総会で委員から複数寄せられた「重症度、医療・看護必要度」に関する手術直後、認知症・せん妄の患者などを評価に加えたシミュレーションも示された。 今回、厚労省は入院医療等の調査・評価分科会の取りまとめをもとに、「重症度、・・・
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2015年12月07日(月)
[医療改革] 1人あたり医療費、健康指標の相関や地域差見える化 諮問会議1
- 内閣府は12月7日、「経済財政諮問会議」を開催し、「経済・財政再生アクション・プログラム原案」を議論した。原案は諮問会議の下部組織・経済・財政一体改革推進委員会が12月4日に発表したもの。プログラムは年内取りまとめを目指している。 原案では、躍動感ある改革推進が重要として、1億総活躍社会の実現に資する、(1)見える化、(2)ワイズ・スペンディング(賢い支出)―の2項目を柱としている。なお、「ワイズ・スペン・・・
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2015年12月02日(水)
[診療報酬] 2016年度診療報酬改定に向けて第2回要望 日病協
- 日本病院団体協議会(日病協:楠岡英雄議長)は12月2日、2016年度の診療報酬改定に関する8項目の要望書(12月1日付)(p1参照)を公表した。日病協は、病院医療に対して、安全および医療の質の向上に寄与するとともに、超高齢社会において国民の納得が得られる診療報酬制度実現のために、7月3日に「2016年度診療報酬改定に関する要望書」(第1回)10項目を厚生労働省に提出している。今回は第2回の要望となり、「改定に向け・・・
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2015年12月01日(火)
[予算] 委員会報告の骨子案修正版を提示 経済・財政推進委
- 政府は12月1日、経済財政諮問会議の専門調査会「経済・財政一体改革推進委員会」を開催した。今回は、「委員会報告」原案などを議題とし、「経済・財政再生アクション・プログラム」骨子案修正版を示した(p2~p3参照)。 「経済・財政再生アクション・プログラム」骨子案修正版では、躍動感ある改革を進めるため、「見える化」の強力な推進と、「ワイズ・スペンディング」(賢い支出)による経済再生と財政再建の両立などを・・・
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2015年11月26日(木)
[予算] 改革工程表策定に向けWG検討状況を報告 経済・財政推進委
- 政府は11月26日、経済財政諮問会議の専門調査会「経済・財政一体改革推進委員会」を開催し、「各ワーキンググループ(WG)の検討状況」、「委員会報告骨子案」などを議題とした(p1参照)。 12月に経済財政諮問会議が策定予定の改革工程表の取りまとめに向け、今回は各WGの検討状況が報告され、社会保障WGは、(1)医療・介護提供体制の適正化、インセンティブ、公的サービスの産業化、(2)負担能力に応じた公平な負担、給・・・
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2015年11月24日(火)
[改定速報] 7対1要件厳格化、療養病床は医療必要度で引き下げ 諮問会議3
- 11月24日の「経済財政諮問会議」を開催し、このほか、「経済・財政一体改革各論(社会保障)」を議論した。 民間議員の伊藤元重議員(東京大学大学院教授)らは、2016年度診療報酬改定等を通じたインセンティブ改革を提案。「診療報酬本体」に関しては、前回2014年度改定で7対1病床の要件を厳格化したが、病床減少は緩やかで2025年にあるべき約13万床に対して、約3倍の水準と指摘。このため、7対1病床の要件を一層厳格化して診・・・
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2015年11月20日(金)
[改定速報] 次期改定の基本方針骨子案で方向性を詳しく例示 医療保険部会1
- 厚生労働省は11月20日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、2016年度改定に向けて「基本方針の骨子案」、「骨太の方針『経済・財政再生計画』の改革工程の具体化」などを議論した。今回、基本方針の骨子案として示されたのは11月19日の医療部会と同じ内容。基本方針は、今後、中央社会保険医療協議会・総会で議論される見通し。 改定の基本的な視点の「地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する・・・
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2015年11月18日(水)
[改定速報] 新たに再生医療等製品2製品の保険適用を承認 中医協・総会5
- 11月18日の中央社会保険医療協議会の「総会」で、新たに保険適用が承認された再生医療等製品は、次の2製品。(i)造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病に使用するヒト細胞加工製品(ヒト体性幹細胞加工製品)の『テムセルHS注』(JCRファーマ):保険償還価格・86万8,680円(10.8mL 1袋)(2015年11月26日収載予定)(p53~p56参照)(ii)NYHA心機能分類がIIIまたはIV度、かつ安静時における左室駆出率が35%以下で、薬物治・・・
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2015年11月16日(月)
[医療改革] 保険者共通インセンティブ指標案を提示 健診・保健指導検討会
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- 保険者による健診・保健指導等に関する検討会(第16回 11/16)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療介護連携政策課 医療費適正化対策推進室 カテゴリ: 医療制度改革 医療保険 保健・健康
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2015年11月16日(月)
[改定速報] 措置入院実績ない大学病院本院・II群病院は減算 DPC分科会1
- 厚生労働省は11月16日、「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」を開催。次期2016年度診療報酬改定に向けた対応の「検討結果(中間取りまとめ)案」などを議論し、取りまとめた。中間取りまとめでは、DPC制度(DPC/PDPS)の「機能評価係数I・IIの見直し」についても、これまでの分科会の議論の結果がまとめられている(11月16日に一部既にお伝えしています)。 中間取りまとめでは、機能評価係数Iに関して、現行の評価方法を・・・
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