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資料3 全ゲノム解析等に係る令和2年から令和4年度までのAMED研究報告 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34345.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第16回 7/226)《厚生労働省》
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臨床情報収集システムの構築 (DDC) (2/2)
研究成果

今後の課題等

DDCの流れを構築:

課題:

・EDC入力項目のFHIR記述仕様(FHIR Questionnaire)を定義。

・FHIR記述仕様(FHIR Questionnaire)書式の作成は
現在は手作業、今後自動化が必要。

・医療機関での収集項目の入力システム導入。
1)記述仕様に沿ったテンプレート定義を
各医療機関に配布
2)定義を読み込んだ電子カルテ・テンプレート
システムで収集項目を入力
3)入力した項目を、FHIR記述仕様
(FHIR QuestionnaireResponse)で出力
・出力項目は、仮名化を行い医療機関内
FHIRリポジトリに保存できる仕組みを導入。
・各医療機関のFHIRリポジトリから、
収集基盤システム上の統合FHIR WebAPIに
データを送信可能に。

3医療機関でプロトタイプ環境を構築:
・医療機関側、収集基盤システムの開発が完了。
・オンライン/オフラインで3機関向けの
システムを開発。
・テンプレート定義の配布や、各機関・収集基盤の
一連の自動収集のプロトタイプを設計し
一部実装。

・現在は同意を得た患者の収集を前提に実装、
今後同意管理の仕組みとの連携が必要。

R5年度以降の検討項目:
① 利活用システムとの連携(API)の検討。
② 医療機関での入力負担を減らし、
入力インセンティブとなる仕組みの検討。
③ 収集項目改版時の医療機関・センターでの
運用の検討、書式作成の自動化。
④ 多施設データ統合の為の標準コード対応の検討。
⑤ ID管理・同意管理・レポート返却の
運用含めた検討(C班他チームとの連携) 。
⑥ 既存EDCデータの利活用システムへの取込み。
EDCデータをFHIRリソースに変換、
統合FHIRに格納・利活用することの検討。
⑦ FHIRリポジトリ等の比較検討。

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