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資料3-1 中期目標期間見込評価説明資料 (27 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34366.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第10回 8/1)《厚生労働省》 |
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評価項目1-3
教育研修事業
○公開講座の実施(P119)
地域社会への貢献、並びに看護学生への教育、将来の看護学生の確保を目的
として、地域の住民、特に高校生を対象とした公開講座を、新型コロナ禍でも
縮小することなく、全ての看護師等養成所で実施しており、看護師を目指す高
校生、実習施設の入院患者や職員、地域の住民の参加があった。
また、看護師等養成所と病院が連携して学生を指導できることを目的にNHO
に関わらず他施設の看護師等を対象に、教員の研究授業の公開や実習指導者研
修会を実施している。
新型コロナ禍においても感染対策を徹底した上で、NHOのネットワークで得
られた経験等を、可能な限り外部へ情報発信するため、地域の医療従事者向け
の研修会や近隣の障害者施設や高齢者施設への出張講座を開催するなど、地域
との関わりを維持し、地域全体での感染拡大防止に貢献する取り組みを実施し
た。
また、講演内容は後日動画で一般公開し、当日会場に足を運べなかった方も
自宅から講演を聞いていただけるよう、途切れない情報発信に配慮した。
2 質の高い医療従事者の育成・確保
○看護師のキャリアパス制度の充実(P122)
看護職員の能力の開発として、各グループが個々に実施していた3つの研修
「医療安全対策研修Ⅰ」「入退院支援に関する実践力向上研修」「認知症ケア
研修」を集約、カリキュラムを共通化し、研修の質向上・均質化、グループ職
員の負担軽減及び経費削減を行った。特に医療安全対策研修Ⅰについてはe
ラーニングの活用により多職種が参加できる体制を構築し、受講者や受講機会
を拡大したことにより、令和3年度の235人から令和4年度は352人(+
149%)と受講者を増加させた。また、看護職員能力開発プログラム(ACTy)
に基づき獲得した能力を土台として、看護管理者に求められる能力と目標及び
学習実践内容を示した看護管理者能力開発プログラム(CREATE)を整備し、
学習資源として活用できる研修の体系化に取り組み、看護職員一人ひとりが自
己のキャリアデザインに基づいたキャリアを発展させるための支援体制を構築
した。
さらに、看護学生の実習受入れに当たり、より質の高い教育や学生を尊重し
た指導が行える者の養成を目的として開催している実習指導者講習会について
も、カリキュラムの共通化及びe-ラーニングの活用により、より多くの者が
受講できる環境整備のための準備を進めた。
自己評価
A
○国が進めている特定行為研修修了者の育成(P125)
高度な判断能力と実践能力をもつ特定行為を実施できる看護師の育成は、
スキルミックスによるチーム医療の提供や、医師の業務に係るタスク・シ
フティング、タスク・シェアリングにも資するため、医療の質の向上につ
ながる。本中期目標期間中に指定研修機関を2病院から35病院へ大きく増
やし、引き続き、特定行為ができる看護師の育成に努めるとともに、その
他の病院においても授業をオンライン化し、自施設で実地研修が実施可能
な「協力施設」として申請し、研修を実施したことにより、毎年度、前年
度より増加させるという目標であった特定行為研修受講修了者数は全ての
年度において目標を達成した。
また、令和2年度から厚生労働省委託事業の「看護師の特定行為に係る
指導者育成事業実施団体」に指定されている。令和4年度においても、新
型コロナ禍の影響を受けずに開催できるよう、eラーニングによる事前学
習とWebによる双方向性の特定行為研修指導者講習会を5回開催し、研修
修了者は203人となり(応募倍率1.8倍)、安全に特定行為を実施するた
めに必要な指導者育成に貢献した。本講習会は、令和4年度からオンライ
ンにより実施し、NHO以外の設置主体からの受講者増加につながった。
またオンラインで講習会を行うことにより医師の受講がしやすくなり、令
和4年度における受講者の職種内訳は、看護師が約57.1%、医師が約
37.4%を占めている。
特定行為研修修了者数の推移(人)
150
135
90
100
59
50
20
31
0
平成30年度
令和元年度
令和2年度
令和3年度
令和4年度
25
教育研修事業
○公開講座の実施(P119)
地域社会への貢献、並びに看護学生への教育、将来の看護学生の確保を目的
として、地域の住民、特に高校生を対象とした公開講座を、新型コロナ禍でも
縮小することなく、全ての看護師等養成所で実施しており、看護師を目指す高
校生、実習施設の入院患者や職員、地域の住民の参加があった。
また、看護師等養成所と病院が連携して学生を指導できることを目的にNHO
に関わらず他施設の看護師等を対象に、教員の研究授業の公開や実習指導者研
修会を実施している。
新型コロナ禍においても感染対策を徹底した上で、NHOのネットワークで得
られた経験等を、可能な限り外部へ情報発信するため、地域の医療従事者向け
の研修会や近隣の障害者施設や高齢者施設への出張講座を開催するなど、地域
との関わりを維持し、地域全体での感染拡大防止に貢献する取り組みを実施し
た。
また、講演内容は後日動画で一般公開し、当日会場に足を運べなかった方も
自宅から講演を聞いていただけるよう、途切れない情報発信に配慮した。
2 質の高い医療従事者の育成・確保
○看護師のキャリアパス制度の充実(P122)
看護職員の能力の開発として、各グループが個々に実施していた3つの研修
「医療安全対策研修Ⅰ」「入退院支援に関する実践力向上研修」「認知症ケア
研修」を集約、カリキュラムを共通化し、研修の質向上・均質化、グループ職
員の負担軽減及び経費削減を行った。特に医療安全対策研修Ⅰについてはe
ラーニングの活用により多職種が参加できる体制を構築し、受講者や受講機会
を拡大したことにより、令和3年度の235人から令和4年度は352人(+
149%)と受講者を増加させた。また、看護職員能力開発プログラム(ACTy)
に基づき獲得した能力を土台として、看護管理者に求められる能力と目標及び
学習実践内容を示した看護管理者能力開発プログラム(CREATE)を整備し、
学習資源として活用できる研修の体系化に取り組み、看護職員一人ひとりが自
己のキャリアデザインに基づいたキャリアを発展させるための支援体制を構築
した。
さらに、看護学生の実習受入れに当たり、より質の高い教育や学生を尊重し
た指導が行える者の養成を目的として開催している実習指導者講習会について
も、カリキュラムの共通化及びe-ラーニングの活用により、より多くの者が
受講できる環境整備のための準備を進めた。
自己評価
A
○国が進めている特定行為研修修了者の育成(P125)
高度な判断能力と実践能力をもつ特定行為を実施できる看護師の育成は、
スキルミックスによるチーム医療の提供や、医師の業務に係るタスク・シ
フティング、タスク・シェアリングにも資するため、医療の質の向上につ
ながる。本中期目標期間中に指定研修機関を2病院から35病院へ大きく増
やし、引き続き、特定行為ができる看護師の育成に努めるとともに、その
他の病院においても授業をオンライン化し、自施設で実地研修が実施可能
な「協力施設」として申請し、研修を実施したことにより、毎年度、前年
度より増加させるという目標であった特定行為研修受講修了者数は全ての
年度において目標を達成した。
また、令和2年度から厚生労働省委託事業の「看護師の特定行為に係る
指導者育成事業実施団体」に指定されている。令和4年度においても、新
型コロナ禍の影響を受けずに開催できるよう、eラーニングによる事前学
習とWebによる双方向性の特定行為研修指導者講習会を5回開催し、研修
修了者は203人となり(応募倍率1.8倍)、安全に特定行為を実施するた
めに必要な指導者育成に貢献した。本講習会は、令和4年度からオンライ
ンにより実施し、NHO以外の設置主体からの受講者増加につながった。
またオンラインで講習会を行うことにより医師の受講がしやすくなり、令
和4年度における受講者の職種内訳は、看護師が約57.1%、医師が約
37.4%を占めている。
特定行為研修修了者数の推移(人)
150
135
90
100
59
50
20
31
0
平成30年度
令和元年度
令和2年度
令和3年度
令和4年度
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