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参考資料2-2_医療機関における意見交換会実施マニュアル (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35532.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第18回 10/12)《厚生労働省》
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参加メンバーの検討

参加メンバーの検討
意見交換会の方向性・内容が決定したら、次は当日の参加者を検討しま
しょう。なるべく幅広い属性の方に参加してもらうことが重要です。

Q
A
Q
A

医師以外にも参加してもらうべきか?
医療機関で一体となって医師の働き方改革を進めていくためには、なるべく
他の医療職種や事務部門の職員にも参加してもらうことが望ましいです。
難しい場合には、例えば最初は職種ごとに何回か開催してみて、慣れてきたら
全体で開催するというのも、1つの方法です。

参加者の年齢や専門領域が離れすぎていることは良くないのか?
それぞれの立場における考え方の違いを知ることも、意見交換会を実施するこ
との大きなメリットの1つであるため、管理職から研修医まで、診療科を越え
て、なるべく全ての世代・職位の方々に参加してもらうことが重要です。
実際に意見交換会を実施した医療機関では、診療科を横断して参加者を募るこ
とにより、直属の上司には普段なかなか言いづらいことでも、他科のスタッフ
に対してであればむしろ話しやすかった、というような声もありました
(→P.19参照) 。

Q
A

働き方改革の制度について詳しい人が参加すべきなのか?
参加者全員が、働き方改革の制度や院内の現状について、詳しく理解している
必要はありません。むしろ、これまであまり関わっていない、よく知らないと
いう人にこそ参加してもらうことが重要です。
ただし、意見交換会当日までに、eラーニング等により制度の概略について学
習してもらい、参加者の知識のベースラインを揃えておくことで、より活発な
意見交換会となることが期待されます(→p.13参照)。

ポイント
・ 意見交換会を複数回開催する場合には、開催回によってメンバーを
変えることも1つの方法です。
・ 意見交換会の参加者では無くても、オブザーバーとして自由に傍聴
できるような環境を作ることも有効です。
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