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資料2-2 MID-NET・NDBの行政利活用の調査実施状況について[1.4MB] (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》 |
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他剤の非黒色腫皮膚がんの発現状況に影響を及ぼしている可能性が考えられ
る。
アウトカム定義は臨床的観点を踏まえて作成しているもののバリデーションさ
れていない。
曝露の情報の信頼性や患者の追跡可能性に一定の限界がある。
本調査中に本邦における Shizuoka study1 の結果が公表され、当該調査では本調査結
果と異なり HCTZ による非黒色腫皮膚がんのリスク上昇が報告された。
上記の課題があることから、PMDA において、対照を設定する、特定の薬剤の処方
有無で解析する等のリスク評価を行うことで医薬品ごとのリスクの違いをより明
らかにする調査計画を立案し実施する予定である。
1
Hashizume, Hideo et al. “Hydrochlorothiazide increases risk of nonmelanoma skin cancer in an
elderly Japanese cohort with hypertension: The Shizuoka study.” JAAD international vol. 12 49-57.
26 Apr. 2023, doi:10.1016/j.jdin.2023.04.007
3
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る。
アウトカム定義は臨床的観点を踏まえて作成しているもののバリデーションさ
れていない。
曝露の情報の信頼性や患者の追跡可能性に一定の限界がある。
本調査中に本邦における Shizuoka study1 の結果が公表され、当該調査では本調査結
果と異なり HCTZ による非黒色腫皮膚がんのリスク上昇が報告された。
上記の課題があることから、PMDA において、対照を設定する、特定の薬剤の処方
有無で解析する等のリスク評価を行うことで医薬品ごとのリスクの違いをより明
らかにする調査計画を立案し実施する予定である。
1
Hashizume, Hideo et al. “Hydrochlorothiazide increases risk of nonmelanoma skin cancer in an
elderly Japanese cohort with hypertension: The Shizuoka study.” JAAD international vol. 12 49-57.
26 Apr. 2023, doi:10.1016/j.jdin.2023.04.007
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