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資料2-2 MID-NET・NDBの行政利活用の調査実施状況について[1.4MB] (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》 |
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表 3.性・年齢別の GBS の背景発現率(定義 1)
全年齢
0~9 歳
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70~79 歳
80~89 歳
90~99 歳
80 歳以上
100 歳以上
男性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
4.51
[4.35-4.67]
0.84
[0.61-1.07]
2.78
[2.37-3.19]
3.83
[3.38-4.28]
4.93
[4.45-5.41]
4.43
[4.01-4.85]
4.92
[4.44-5.40]
5.58
[5.07-6.09]
6.82
[6.21-7.43]
6.38
[5.56-7.20]
5.17
[3.41-6.93]
6.18
[5.43-6.93]
0.00
[0.00-0.00]
女性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
3.31
[3.18-3.44]
1.08
[0.82-1.34]
3.19
[2.74-3.64]
3.02
[2.64-3.40]
3.45
[3.06-3.84]
3.27
[2.91-3.63]
3.38
[2.98-3.78]
3.60
[3.20-4.00]
4.64
[4.17-5.11]
4.22
[3.68-4.76]
1.60
[1.03-2.17]
3.53
[3.11-3.95]
0.99
[0.00-2.92]
全体
発現率
95% CI
[/10 万人年]
3.88
[3.78-3.98]
0.96
[0.79-1.13]
2.98
[2.67-3.29]
3.41
[3.12-3.70]
4.17
[3.86-4.48]
3.85
[3.57-4.13]
4.15
[3.84-4.46]
4.57
[4.25-4.89]
5.65
[5.27-6.03]
5.08
[4.62-5.54]
2.51
[1.89-3.13]
4.49
[4.11-4.87]
0.86
[0.00-2.54]
表 4.性・年齢別の GBS の背景発現率(定義 2)
全年齢
0~9 歳
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70~79 歳
80~89 歳
90~99 歳
80 歳以上
100 歳以上
男性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
2.02
[1.91-2.13]
0.40
[0.24-0.56]
0.96
[0.72-1.20]
1.76
[1.45-2.07]
2.10
[1.78-2.42]
1.94
[1.66-2.22]
2.21
[1.89-2.53]
2.73
[2.37-3.09]
3.39
[2.96-3.82]
2.65
[2.12-3.18]
1.41
[0.49-2.33]
2.46
[1.99-2.93]
0.00
[0.00-0.00]
女性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
1.33
[1.25-1.41]
0.54
[0.36-0.72]
1.26
[0.97-1.55]
1.08
[0.85-1.31]
1.11
[0.89-1.33]
1.27
[1.05-1.49]
1.23
[0.99-1.47]
1.91
[1.62-2.20]
2.03
[1.72-2.34]
1.65
[1.31-1.99]
0.32
[0.06-0.58]
1.30
[1.04-1.56]
0.00
[0.00-0.00]
全体
発現率
95% CI
[/10 万人年]
1.66
[1.59-1.73]
0.47
[0.35-0.59]
1.11
[0.92-1.30]
1.40
[1.21-1.59]
1.59
[1.40-1.78]
1.61
[1.43-1.79]
1.72
[1.52-1.92]
2.31
[2.08-2.54]
2.66
[2.40-2.92]
2.05
[1.76-2.34]
0.60
[0.30-0.90]
1.72
[1.48-1.96]
0.00
[0.00-0.00]
結果を踏まえた考察
本調査における GBS 背景発現率及び性別、年齢別での発現傾向は GBS の一般的な
疫学情報2と同様の傾向を示した。なお、本調査のデータ期間は COVID-19 流行以
前であることから、COVID-19 による背景発現率への影響は考慮できていない点に
留意が必要であるが、全国民規模での GBS の背景発現率に関する情報は、SARSCoV-2 ワクチン接種後の GBS の発現を評価する上で参考になり得ると考えられる。
本調査では以下のように過小評価又は過大評価となる可能性等が考えられ、結果の
評価において一定の限界があることに留意が必要である。
NDB にはデータ期間中に保険診療を受けた患者に関する医療情報が記録され
ているが、データ期間中に一度も保険診療を受けたことのない人については、
NDB に医療情報が存在せず、非発現群のリスク期間に寄与しないため、背景発
現率を過大評価している可能性がある。
2
ギランバレー症候群、フィッシャー症候群診療ガイドライン 2013
Ⅰギランバレー症候群 01 総論(https://www.neurology-jp.org/guidelinem/gbs/sinkei_gbs_2013_02.pdf)
3
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全年齢
0~9 歳
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70~79 歳
80~89 歳
90~99 歳
80 歳以上
100 歳以上
男性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
4.51
[4.35-4.67]
0.84
[0.61-1.07]
2.78
[2.37-3.19]
3.83
[3.38-4.28]
4.93
[4.45-5.41]
4.43
[4.01-4.85]
4.92
[4.44-5.40]
5.58
[5.07-6.09]
6.82
[6.21-7.43]
6.38
[5.56-7.20]
5.17
[3.41-6.93]
6.18
[5.43-6.93]
0.00
[0.00-0.00]
女性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
3.31
[3.18-3.44]
1.08
[0.82-1.34]
3.19
[2.74-3.64]
3.02
[2.64-3.40]
3.45
[3.06-3.84]
3.27
[2.91-3.63]
3.38
[2.98-3.78]
3.60
[3.20-4.00]
4.64
[4.17-5.11]
4.22
[3.68-4.76]
1.60
[1.03-2.17]
3.53
[3.11-3.95]
0.99
[0.00-2.92]
全体
発現率
95% CI
[/10 万人年]
3.88
[3.78-3.98]
0.96
[0.79-1.13]
2.98
[2.67-3.29]
3.41
[3.12-3.70]
4.17
[3.86-4.48]
3.85
[3.57-4.13]
4.15
[3.84-4.46]
4.57
[4.25-4.89]
5.65
[5.27-6.03]
5.08
[4.62-5.54]
2.51
[1.89-3.13]
4.49
[4.11-4.87]
0.86
[0.00-2.54]
表 4.性・年齢別の GBS の背景発現率(定義 2)
全年齢
0~9 歳
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70~79 歳
80~89 歳
90~99 歳
80 歳以上
100 歳以上
男性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
2.02
[1.91-2.13]
0.40
[0.24-0.56]
0.96
[0.72-1.20]
1.76
[1.45-2.07]
2.10
[1.78-2.42]
1.94
[1.66-2.22]
2.21
[1.89-2.53]
2.73
[2.37-3.09]
3.39
[2.96-3.82]
2.65
[2.12-3.18]
1.41
[0.49-2.33]
2.46
[1.99-2.93]
0.00
[0.00-0.00]
女性
発現率
95% CI
[/10 万人年]
1.33
[1.25-1.41]
0.54
[0.36-0.72]
1.26
[0.97-1.55]
1.08
[0.85-1.31]
1.11
[0.89-1.33]
1.27
[1.05-1.49]
1.23
[0.99-1.47]
1.91
[1.62-2.20]
2.03
[1.72-2.34]
1.65
[1.31-1.99]
0.32
[0.06-0.58]
1.30
[1.04-1.56]
0.00
[0.00-0.00]
全体
発現率
95% CI
[/10 万人年]
1.66
[1.59-1.73]
0.47
[0.35-0.59]
1.11
[0.92-1.30]
1.40
[1.21-1.59]
1.59
[1.40-1.78]
1.61
[1.43-1.79]
1.72
[1.52-1.92]
2.31
[2.08-2.54]
2.66
[2.40-2.92]
2.05
[1.76-2.34]
0.60
[0.30-0.90]
1.72
[1.48-1.96]
0.00
[0.00-0.00]
結果を踏まえた考察
本調査における GBS 背景発現率及び性別、年齢別での発現傾向は GBS の一般的な
疫学情報2と同様の傾向を示した。なお、本調査のデータ期間は COVID-19 流行以
前であることから、COVID-19 による背景発現率への影響は考慮できていない点に
留意が必要であるが、全国民規模での GBS の背景発現率に関する情報は、SARSCoV-2 ワクチン接種後の GBS の発現を評価する上で参考になり得ると考えられる。
本調査では以下のように過小評価又は過大評価となる可能性等が考えられ、結果の
評価において一定の限界があることに留意が必要である。
NDB にはデータ期間中に保険診療を受けた患者に関する医療情報が記録され
ているが、データ期間中に一度も保険診療を受けたことのない人については、
NDB に医療情報が存在せず、非発現群のリスク期間に寄与しないため、背景発
現率を過大評価している可能性がある。
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ギランバレー症候群、フィッシャー症候群診療ガイドライン 2013
Ⅰギランバレー症候群 01 総論(https://www.neurology-jp.org/guidelinem/gbs/sinkei_gbs_2013_02.pdf)
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