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資料2-2 MID-NET・NDBの行政利活用の調査実施状況について[1.4MB] (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》
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表 3. 好中球数減少(1,500/µL 未満)の発現状況
患者数

追跡期間 アウトカム
(人・年)
発現数*

粗ハザード比
(95%信頼区間)

調整ハザード比†
(95%信頼区間)

アダリムマブ群

293

425.5

10

reference

reference

ブロダルマブ群

33

45.4

0

算出不可

算出不可

セクキヌマブ群

115

147.3

< 10

1.50 (0.55 – 4.10)

1.10 (0.37 – 3.24)

イキセキズマブ群

41

59.3

0

算出不可

算出不可

リサンキズマブ群

22

15.0

0

算出不可

算出不可

ウステキヌマブ群

195

495.0

< 10

0.29 (0.08 – 1.03)

0.61 (0.16 – 2.31)

グセルクマブ群

70

69.6

< 10

2.28 (0.78 – 6.70)

1.28 (0.35 – 4.68)

アプレミラスト群

540

399.9

< 10

0.26 (0.07 – 1.04)

0.26 (0.06 – 1.09)

抗 IL-17 抗体製剤群

189

265.0

< 10

0.84 (0.31 – 2.30)

0.77 (0.27 – 2.17)

抗 IL-23 抗体製剤群

287

603.0

< 10

0.63 (0.25 – 1.59)

0.76 (0.28 – 2.06)

®

* MID-NET の公表基準に基づき 10 例未満の集計値が特定できないようマスクしている。
† 傾向スコアの逆数で重み付けを行った。傾向スコアの推定には次の調整因子を用いた。調整因子:性別、年齢、
乾癬の病型、ベースライン好中球数、インフリキシマブ(遺伝子組換え)又はセルトリズマブ

ペゴル(遺伝子組

換え)の使用経験、アウトカムの発現リスクを上昇させる可能性がある合併症(重度腎機能障害、乾癬以外の自己
免疫疾患、ビタミン B12 又は葉酸欠乏、再生不良性貧血、肝硬変又は脾機能亢進症)、アウトカムの発現リスクを低
減させる可能性がある合併症(褐色細胞腫又はクッシング症候群)、アウトカムの発現リスクを上昇させる可能性
がある併用薬(抗ウイルス薬、抗甲状腺薬、フェノチアジン系抗精神病薬、チクロピジン、サラゾスルファピリジ
ン、ST 合剤、H2 受容体拮抗薬、インターフェロン製剤、アロプリノール、リトドリン、アプリンジン、バルサルタ
ン、カルバマゼピン、グリコペプチド系抗菌薬、カルバペネム系抗菌薬、レボフロキサシン、プロトンポンプ阻害
薬、エダラボン、半夏厚朴湯、ジアフェニルスルホン、メトトレキサート)、アウトカムの発現リスクを低減させる
可能性がある併用薬(副腎皮質ホルモン製剤、炭酸リチウム)



結果を踏まえた考察


抗 IL-23 抗体製剤群の結果に関する以下の点を踏まえると、本調査結果からは
抗 IL-23 抗体製剤に好中球数減少のリスクがあることは示唆されていないと考
えられた。


アダリムマブ群との比較については、アウトカム定義を好中球数 1,500/µL
未満とした感度解析及び追加解析において一貫してリスクは低下傾向であ
ったこと。



抗 IL-17 抗体製剤群との比較については、副次解析並びにそれに対する感
度解析及び追加解析において一貫してリスクは低下傾向であったこと。



アプレミラスト群との比較については、副次解析並びにそれに対する感度
解析及び追加解析において一貫したリスク上昇の傾向は認められなかった
こと。



以下の点を踏まえると、抗 IL-23 抗体製剤間及び抗 IL-17 抗体製剤間のリスク
に明確な違いは確認できなかった。


抗 IL-23 抗体製剤のうちウステキヌマブ群とグセルクマブ群については、
アダリムマブ群に対する調整ハザード比の傾向が互いに異なっていたもの
の、限られた症例数での結果であり 95%信頼区間が広かったこと。



抗 IL-23 抗体製剤についてはリサンキズマブ群の、抗 IL-17 抗体製剤につ

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