よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(4)LIFEの活用状況の把握およびADL維持等加算の拡充の影響に関する調査研究事業(報告書)(案)[5.5MB] (119 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



除外条件への該当有無別の 6 か月後の ADL 値の変化

ADL 維持等加算算定機能にデータを登録した事業所の利用者について、
「他の施設や事業所が提供す
るリハビリテーションを併用している利用者のうち、リハビリテーションを提供している当該他の施設
や事業所と連携してサービスを実施していない利用者」を除外条件とし、除外条件への該当有無別に分
析を行った。分析対象データの時点としては、令和 5 年 2 月時点までに、LIFE の「ADL 維持等加算算
定」機能を用いて ADL 利得の計算を行った事業所のデータを用いて算出した。なお、通所系サービスは、
通所介護及び認知症対応型通所介護を指し、いずれも地域密着型を含む。さらに、除外条件に該当する分
析対象利用者数が 100 名以上であった通所系サービスのみ分析を実施した。
除外条件の該当有無別に利用者の半年後の ADL 変化(改善・維持・悪化)について、改善・維持群と
悪化群の2群に分けχ2検定を実施した(*p<0.01)ところ、有意差は認められなかった。
図表 128

除外条件有無別の 6 か月後の ADL 値の変化(通所系サービス)
0%

25%

50%

75%

100%

除外条件に該当する利用者
(n=5,024)

17.1%

68.7%

14.2%

除外条件に該当しない利用者
(n=221,261)

15.8%

69.7%

14.5%

改善

維持

103

悪化