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05【参考資料1-1】HPVワクチンに関する調査1及び2(接種対象者・保護者向け調査)調査結果 (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40341.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第60回 5/22)《厚生労働省》 |
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女性_1
No.2
黒:母発言
普段の接触媒体
HPVワクチンに
ついて知った
きっかけ
ワクチンの印象
接種時期
─
母 職業
事務職
居住地
関東
今後の接種予定
なし(接種しようと思っている)
家族・周囲の接種状況
姉:中3~高2の期間で3回接種完了
テレビがメインでバラエティやニュースを見る。新聞、雑誌は読まない。
ネットはほぼ検索で利用。たまにニュースをチェックする。YouTubeで音楽を聞く。
朝はテレビでニュースを見る。帰宅後はスマホでTikTok、YouTube、Instagramを見
ている。ダンスや料理動画が多い。スマホのアプリを入れるのは親の承認が必要。
•
•
長女が生まれた頃、17年くらい前に知った。「この子も対象になるんだな」と思った。
その後、重篤な症状についてワイドショーなどで報道されたのを見て「これは未知の
ワクチンで、副反応が人によって違う」という恐怖感を覚えた。
それから数年後に、「重篤な症状は稀なもので、ワクチンが影響していない可能性が
ある」という情報が出てきて、「安心して受けられるもの」に認識が変わった。それ
でも、家族でがんになっている人が少ないので「うちには関係ないかな」という認識。
中1の保健体育の授業で、こういうウイルスがある、というのを体育の先生から聞いた。
中3のときには助産師さんが学校に来て、体育館で男女一緒に子宮頸がんとワクチンに
ついて詳しく教わった。助産師さんから、子宮頸がんで尿が出なくなった女子高生の
話を聞いて怖くなった。
初めてワクチンについて聞いたときは、痛いのは怖いし副反応が起きやすいので、リ
スクが怖かった。「みんなが打っていれば打とうかなー」と思っていた。
•
•
•
•
•
•
•
ワクチンについ
ての情報収集
接種経験
なし
•
•
•
•
接種時期
決定理由
同居家族
父、母、姉(高2)
ピンク:娘発言
•
•
接種を決めた
理由
娘 学年
中学3年
•
•
元は打たない派だったが、ママ友達は「打った方がいい」という人が多かった。長女
が中2~3の頃にみんなが接種するようになって心が揺れた。
ちょうど長女が1回目の接種をした頃、自分が子宮体がん、自分の妹は子宮頸がんの検
査に引っ掛かった。さらに、周りの友達ががんで再検査になったことも重なり、「こ
のワクチンは絶対に必要」と思うようになった。今は家族総出で次女を説得している。
保健の授業で助産師さんに聞いた話の影響は大きかった。実際の話を聞けたので。
中1から中3の間に接種した友達が増えてきて、友達の話の影響も大きかった。先日接
種した友達との会話で、「(友達)腕が痛い」「(自分)どうしたの?」「(友達)子宮頸が
んのワクチンを打った!3回より2回の方がいいし、15歳までに打たないと次の接種は
めちゃお金がかかる」と聞いた。公費の方がいいし、(15歳の)誕生日が3月31日なの
で「打たないとやばい」と思った。
自分の考えで、コロナやインフルエンザのワクチンは効果が続く期間が限られている
と思うが、HPVワクチンもあまり早い時期に打つと、効いている期間が短くなってし
まう気がする。それと、体がきちんとできてからの方が副反応が少ないと思うので、
中3あたりで接種するのが一番良いと思っている。
学校がある時に副反応が出ると困るので、卒業式の3月15日の後で、かつ誕生日の3月
31日より前、高校入学前に接種できればと思っている。
自分で調べるというよりは、学校からの資料や、市からの案内を読む、という感じ。
ワクチンについては自分では調べていない。友達と話をする機会もあまりなかった。
公的機関からの
案内
•
•
厚生労働省作成
リーフレット
感想
<概要版>
• 全体的に理解することができわかりやすい。情報量もちょうどよく簡単に読める。
• 病気やワクチンの効果に興味はわいた。
• クラスに何人くらいが子宮頸がんになるか、というのは数値が分かりやすい。
<詳細版>
• 分かりやすくてとても良かった。子宮頸がんについてもわかるし、それに対してHPV
ワクチンがあり効果的だとわかる。リスクも載っていて、100%安全でないのだとも
思った。
• 世界の状況を見て、より打とうかなと思った。海外では12歳でも接種している子が多
い。世界で接種している子が多いなら、自分も接種した方がいいなと思った。
• 副反応の表は、文章をたくさん読むよりも読み解きやすい。
望ましい情報の
受け取り方
•
•
•
•
•
ワクチン接種に
対する考え
(1:絶対に接種したく
ない 4:どちらともい
えない 7:ぜひ接種し
たい)
•
•
•
ワクチンについ
て知りたかった
こと
•
•
•
小6の卒業あたりに、封書でワクチンの説明と予診票が届いた。
封書が届いたことは知っているが、あまり興味はなく、物自体は見ていない。
紙で欲しい。ネットは自分が興味のあるものしか見ない。
学校からの配布物だと、これは子どもに必要なものだと思って読む。郵便で送られて
きても読むと思う。病院の待ち時間、先生から渡されたら読むと思う。
HPVワクチンの接種を考えるのは、小6とか中1とかでは早いのかなと。個人的には中
3あたりが一番いいかなと思っている。上の娘に対してもそんな考え方だった。
紙の方がいい。時間がある時、見たい時に見られる。
学校で配布さえたらお母さんにこれ読んでおいてと言われると思う。郵便だったら大
事なものだからより見なくてはと思う。
「7」。最初は「1」だった。怖かったので絶対に接種させないと思っていたが、今は
安全性・必要性を感じて「7」。がんを身近に感じたことが一番だが、最初に考えるよ
うになったきっかけは市からのお知らせ。それで打った方がいいのかと思うように
なった。
「6」。打っておいた方がいいと思うし、周りも打っている人が多いので。「7」にし
たいところだが、痛みや副反応が気になるので「6」。中1の頃だったら「3」。その時
よりは、周りの人が打っているし、(対象年齢を過ぎたら)公費で打てなくなると考
えるようになった。痛みも、友達が「腕が痛い」という程度と分かったから。
「私は絶対打たない」って言ってる人は、周りの友達にもいない。次の日に「腕が上
がらない」「着替えが大変」とかは聞く。
「小6だとこれくらい」のように、どの学年で何人くらいが接種しているか知りたかっ
た。もし小6が多かったらなぜなのか調べて、納得できたら1回目を接種する年齢が変
わったかもしれない。
娘からは「2回で終わるほうがいい」と言われている。ワクチンによっては2回で済む
ようだが、「どこで受けたら2回で終わるのか」は聞かれても分からない。
どの程度痛いのか、副反応がどれくらいなのか。動画ならわかりやすいし見てみよう
と思う。
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No.2
黒:母発言
普段の接触媒体
HPVワクチンに
ついて知った
きっかけ
ワクチンの印象
接種時期
─
母 職業
事務職
居住地
関東
今後の接種予定
なし(接種しようと思っている)
家族・周囲の接種状況
姉:中3~高2の期間で3回接種完了
テレビがメインでバラエティやニュースを見る。新聞、雑誌は読まない。
ネットはほぼ検索で利用。たまにニュースをチェックする。YouTubeで音楽を聞く。
朝はテレビでニュースを見る。帰宅後はスマホでTikTok、YouTube、Instagramを見
ている。ダンスや料理動画が多い。スマホのアプリを入れるのは親の承認が必要。
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長女が生まれた頃、17年くらい前に知った。「この子も対象になるんだな」と思った。
その後、重篤な症状についてワイドショーなどで報道されたのを見て「これは未知の
ワクチンで、副反応が人によって違う」という恐怖感を覚えた。
それから数年後に、「重篤な症状は稀なもので、ワクチンが影響していない可能性が
ある」という情報が出てきて、「安心して受けられるもの」に認識が変わった。それ
でも、家族でがんになっている人が少ないので「うちには関係ないかな」という認識。
中1の保健体育の授業で、こういうウイルスがある、というのを体育の先生から聞いた。
中3のときには助産師さんが学校に来て、体育館で男女一緒に子宮頸がんとワクチンに
ついて詳しく教わった。助産師さんから、子宮頸がんで尿が出なくなった女子高生の
話を聞いて怖くなった。
初めてワクチンについて聞いたときは、痛いのは怖いし副反応が起きやすいので、リ
スクが怖かった。「みんなが打っていれば打とうかなー」と思っていた。
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ワクチンについ
ての情報収集
接種経験
なし
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接種時期
決定理由
同居家族
父、母、姉(高2)
ピンク:娘発言
•
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接種を決めた
理由
娘 学年
中学3年
•
•
元は打たない派だったが、ママ友達は「打った方がいい」という人が多かった。長女
が中2~3の頃にみんなが接種するようになって心が揺れた。
ちょうど長女が1回目の接種をした頃、自分が子宮体がん、自分の妹は子宮頸がんの検
査に引っ掛かった。さらに、周りの友達ががんで再検査になったことも重なり、「こ
のワクチンは絶対に必要」と思うようになった。今は家族総出で次女を説得している。
保健の授業で助産師さんに聞いた話の影響は大きかった。実際の話を聞けたので。
中1から中3の間に接種した友達が増えてきて、友達の話の影響も大きかった。先日接
種した友達との会話で、「(友達)腕が痛い」「(自分)どうしたの?」「(友達)子宮頸が
んのワクチンを打った!3回より2回の方がいいし、15歳までに打たないと次の接種は
めちゃお金がかかる」と聞いた。公費の方がいいし、(15歳の)誕生日が3月31日なの
で「打たないとやばい」と思った。
自分の考えで、コロナやインフルエンザのワクチンは効果が続く期間が限られている
と思うが、HPVワクチンもあまり早い時期に打つと、効いている期間が短くなってし
まう気がする。それと、体がきちんとできてからの方が副反応が少ないと思うので、
中3あたりで接種するのが一番良いと思っている。
学校がある時に副反応が出ると困るので、卒業式の3月15日の後で、かつ誕生日の3月
31日より前、高校入学前に接種できればと思っている。
自分で調べるというよりは、学校からの資料や、市からの案内を読む、という感じ。
ワクチンについては自分では調べていない。友達と話をする機会もあまりなかった。
公的機関からの
案内
•
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厚生労働省作成
リーフレット
感想
<概要版>
• 全体的に理解することができわかりやすい。情報量もちょうどよく簡単に読める。
• 病気やワクチンの効果に興味はわいた。
• クラスに何人くらいが子宮頸がんになるか、というのは数値が分かりやすい。
<詳細版>
• 分かりやすくてとても良かった。子宮頸がんについてもわかるし、それに対してHPV
ワクチンがあり効果的だとわかる。リスクも載っていて、100%安全でないのだとも
思った。
• 世界の状況を見て、より打とうかなと思った。海外では12歳でも接種している子が多
い。世界で接種している子が多いなら、自分も接種した方がいいなと思った。
• 副反応の表は、文章をたくさん読むよりも読み解きやすい。
望ましい情報の
受け取り方
•
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ワクチン接種に
対する考え
(1:絶対に接種したく
ない 4:どちらともい
えない 7:ぜひ接種し
たい)
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ワクチンについ
て知りたかった
こと
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小6の卒業あたりに、封書でワクチンの説明と予診票が届いた。
封書が届いたことは知っているが、あまり興味はなく、物自体は見ていない。
紙で欲しい。ネットは自分が興味のあるものしか見ない。
学校からの配布物だと、これは子どもに必要なものだと思って読む。郵便で送られて
きても読むと思う。病院の待ち時間、先生から渡されたら読むと思う。
HPVワクチンの接種を考えるのは、小6とか中1とかでは早いのかなと。個人的には中
3あたりが一番いいかなと思っている。上の娘に対してもそんな考え方だった。
紙の方がいい。時間がある時、見たい時に見られる。
学校で配布さえたらお母さんにこれ読んでおいてと言われると思う。郵便だったら大
事なものだからより見なくてはと思う。
「7」。最初は「1」だった。怖かったので絶対に接種させないと思っていたが、今は
安全性・必要性を感じて「7」。がんを身近に感じたことが一番だが、最初に考えるよ
うになったきっかけは市からのお知らせ。それで打った方がいいのかと思うように
なった。
「6」。打っておいた方がいいと思うし、周りも打っている人が多いので。「7」にし
たいところだが、痛みや副反応が気になるので「6」。中1の頃だったら「3」。その時
よりは、周りの人が打っているし、(対象年齢を過ぎたら)公費で打てなくなると考
えるようになった。痛みも、友達が「腕が痛い」という程度と分かったから。
「私は絶対打たない」って言ってる人は、周りの友達にもいない。次の日に「腕が上
がらない」「着替えが大変」とかは聞く。
「小6だとこれくらい」のように、どの学年で何人くらいが接種しているか知りたかっ
た。もし小6が多かったらなぜなのか調べて、納得できたら1回目を接種する年齢が変
わったかもしれない。
娘からは「2回で終わるほうがいい」と言われている。ワクチンによっては2回で済む
ようだが、「どこで受けたら2回で終わるのか」は聞かれても分からない。
どの程度痛いのか、副反応がどれくらいなのか。動画ならわかりやすいし見てみよう
と思う。
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