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05【参考資料1-1】HPVワクチンに関する調査1及び2(接種対象者・保護者向け調査)調査結果 (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40341.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第60回 5/22)《厚生労働省》
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女性_1
No.4
黒:母発言
普段の接触媒体

ピンク:娘発言





HPVワクチンに
ついて知った
きっかけ




ワクチンの印象







接種した理由








接種時期
決定理由

同居家族
父、母、兄(高2)、妹(小6)、弟(小3)

接種経験
あり(3回)

接種時期
2022年4月、2022年7月、2023年7月

母 職業
専業主婦

居住地
関東

今後の接種予定


家族・周囲の接種状況
周囲:不明

テレビはあまり見ない。新聞は取っていない。Yahoo!ニュースで気になったら詳細を
見る。知りたいことがあればYahoo!で検索。情報源はほとんどスマホ。
SNSはLINE、TikTokLiteはたまに猫の動画を見ている。
自分のスマホはない。PCの検索画面に出るニュースや、通学で乗る電車のドア上の
ニュースは見る。PCで調べて受け取れる情報だけで十分。SNSは興味がない。
テレビはドラマくらいしか見ない。
かなり前にテレビでHPVワクチンのニュースを見て知った。いつ頃かは覚えていない。
その時は、リスクの大きい予防接種なのかなと思った。他のワクチンでそういうニュー
スになったのは見たことがなかったので。
当時、娘は対象年齢でなかったのであまり深くは受け止めていなかった。
でも、自分だったら接種するだろう、という根拠のない自信はあった。国が認証したも
のは安心して受けるタイプ。
市からの案内を見て知った。母から「接種した方がいいんじゃない?」と言われた。そ
れまでワクチンの存在も名前も知らなかった。学校では聞いたことがない。
知ったときは、いろいろな女性がかかりやすいがんを予防してくれる注射だと認識した。
自分で案内を読んだわけではく、母に教えてもらった。
注射を受けたくはないけど、将来的に予防できるなら受けたほうがいいじゃないですか。
副反応やリスクも考えて夫にも相談したが、夫も私と同じ考え方で、確率の問題では予
防できるメリットの方が大きいと判断し、接種することにした。
何%という基準はないが、自分たちの親もその親も元気なので、子どもに副反応が起こ
る確率は少ないのではないかという、根拠のない自信があった。
うちは「打ちましょうか?」ではなく「打ちましょう」。娘が強く嫌がったなら、その
時は打たせないと思うが、また時間を置いて「接種しようね」と言っていたと思う。
赤ちゃんの頃のワクチンと同じで、「(案内が)来たから接種する」という考え。
母から「接種した方がいいんじゃない?」と言われたので受けることにした。ワクチン
を打った方ががんを予防できるので打ちたいと思った。
親が「打ちましょう」というなら拒否権はない。(ワクチンに限らず)強く何かを嫌
がったような経験はない。



1回目は、市から接種券が送られてきて、しばらくどうしようか悩んでいた。気持ちが
決まったのがこの時期だった。4月は春休みで余裕があったので。2回目の7月も、夏休
みに入ったころだった。学校が休みじゃないと時間が合わないから。
2回目の接種が終わった後にコロナのワクチンを打ったりして、なんとなく延びてし
まった。学校もあるし、接種に行ける時間があまりなかったので。
(定期接種の対象学年を過ぎるまで)まだ時間の猶予があることは全く知らなかった。






自主的に何か特に調べた記憶はない。
ママ友達や周りの人との話題には全くあがらない。夫としか話をしていない。
ワクチンに関する説明は何も読んでいない。お母さんから聞いた。
接種前に医師や看護士からの細かい説明はなかったと思う。




ワクチンについ
ての情報収集

娘 学年
中学3年

公的機関からの
案内








案内が来たのは接種を受けた半年前くらい?具体的には覚えてはいない。
市から封書が届いた。中身は、簡単なリーフレットと接種と接種の間をどれくらい開
けるという説明だった。
子宮頸がんになる仕組みまで書かれていたかは覚えていない。リスクは書いてあった
と思うが詳しく覚えていない。
接種するかどうかの判断材料にするか、そこまで深く考えなかった。
案内の内容は特に見ていない。

厚生労働省作成
リーフレット
感想

<概要版>
• 市からのお知らせにもこういうことが書いてあった。2クラスに1人くらい、というの
は結構な率だと思う。
• 何も考えずに読んで特に分からないことはない。
• 概要版はやさしい。こうやって1つにまとまっていると、そこが重要だとわかるのが良
い。打った後のリスクのところが目に留まった。
<詳細版>
• 「世界の状況」は興味深かった。
• 生物の授業で細胞分裂とか体内のDNAがどうやってがんになるのかは知っていたので、
子宮頸がんの場合はこうなるのか、という感じ。内容は問題なく理解できた。
<その他>
• 公的な機関が勧めているものなので、一般的には必要なものなのだと思う。将来的な
安心材料にはなる。

リーフレットの
影響




ワクチン接種に
対する考え(小6
の妹について)
(1:絶対に接種したく
ない 4:どちらともい
えない 7:ぜひ接種し
たい)

ワクチンについ
て知りたかった
こと









一生のうちに子宮頸がんになる人となくなる人が2クラスに1人なのは結構な率なので、
予防できるものなら受けさせたいと思った。
もし妹が迷っているなら、子宮頸がんのワクチンを打ったことで自分の体をがんから
防ぐことができると教えてあげたい。
「6」。今急いで無理強いしなくても、本人が接種したくなってからでもいいので。
まだ案内が来ていない。案内が来たら、上の娘と同じように「(案内が)来てる
よー」って渡すと思う。「小6だけどまだ来てないな」とは特に思わなかった。
市から案内が来たら、細かい説明が書いてあると思うので、それをもとに判断すると
思う。

市の接種状況など数値があったらいい。その割合を見て少なければ打たなくていいと
思うかもしれないし、多ければ打たなければと考えると思う。周りが打っているから
という理由で接種する人もいると思う。
あれこれ調べたりしなかったのは、市や国から案内が来たことが大きい。それは他の
ワクチンでも同じだった。
注射が痛いのかは気になっていた。それほど痛くないと言われていたら、そういう先
入観を持って接種できたと思う。
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