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05【参考資料1-1】HPVワクチンに関する調査1及び2(接種対象者・保護者向け調査)調査結果 (80 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40341.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第60回 5/22)《厚生労働省》 |
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職業(年齢)
新大学1年(20歳)
女性_1
No.8
普段の接触媒体
•
•
•
•
HPVワクチンに
ついて知った
きっかけ
ワクチンの印象
•
•
•
同居家族
父、母、妹(2人)
接種経験
あり(3回)
接種時期
1回目:2023年夏、2回目:1回目の2か月後、3回目:2023年12月
居住地
関東
今後の接種予定
─
家族・周囲の接種状況
妹(中学生、高校生):接種する予定
テレビは常にNHKのニュースが流れている。家族全員、ニュースはNHKで見る習慣が
ついている。
新聞は日経新聞を取っているので、朝は目を通している。子どもの頃は朝日小学校生
新聞を購読していた。
SNSはInstagram、YouTubeではメイク情報をよく見る。
何かを調べる時はGoogle検索。まずは公式ページを見て、次に個人的な意見を深堀り
する。比較サイトも利用する。
•
保健体育の授業で、ほんの少し触れた程度。接種する・しないの意見に関わるような
ことは言わないようにしていたと思うので、あまり深く触れられてはいなかった。
接種を決めた
経緯・理由
•
2022年の夏くらいにキャッチアップ接種の案内と接種券が届いた。ワクチンについて
調べると、唯一がん予防ができるとわかった。子宮頸がんは女性としてリスクがない
病気ではないから、接種できるならしようと、母との間で気持ちが固まった。
ワクチンの種類も調べ、医師が推奨した新しい9価のワクチンが公費で接種できるまで
待つことにした。受験時期との兼ね合いもあり、2023年の夏に接種することにした。
ワクチンについ
ての情報収集
•
•
•
•
•
キャッチアップ
接種の情報
•
•
•
<キャッチアップ版>
• 子宮頸がんとは?と書かれているのに、病気のリスクしか書かれておらず、どんな病
気か自分で調べた。
• インパクトがあったのは「対象年齢を過ぎても接種の効果はありますか?」。なんと
なく知ってはいたが、「安全性の懸念は示されていない」とはっきり書かれていた。
16歳くらいが一番効果が高い、というのは知らないことだった。
<概要版>
• 唯一ワクチンで防げるがんだということを強調してもらえるとわかりやすいと思う。
<詳細版>
• 図が多く、とても読みやすい。
• ワクチンによって副反応が違うと医師に説明を受けていたが、詳細版でもそう書かれ
ており、分かりやすかった。非常に低い確率の重篤な症状だけにフォーカスされた情
報だけ見て恐れるのは違うと思うので、この表はとても良い。
<その他感想>
• 「防げるがん」だということは強調したほうが良い。そこはすごく重要で、唯一無二
の良い点だと思うので。
望ましい情報の
受け取り方
•
中学か高校生くらいの頃に案内が届き、母からワクチンの存在について聞いた。
その頃、接種推奨がストップするかもしれないという話があったので、「一度考え直
そう」ということで見送りにした。
当時の案内の内容については覚えていない。
ワクチン
学校での説明
•
厚生労働省作成
リーフレット
感想
母が婦人科に行った際、医師に話を聞いたり、ネットで情報収集してメリットデメ
リットを把握していた。
同時に自分でも、国のHPでどんなワクチンか、何歳まで接種できるかを調べた。その
後、子宮頸がんについて病院のHPやオフィシャルなもので調べ、ワクチンを推奨する
意見、推奨しない意見どちらも読んだ。
病院のHPにワクチンの種類について記載があったので、かかりつけの婦人科に行き、
「HPVワクチンを受けたいが、新しいワクチンが出るという噂を聞いた」と相談した。
医師から新しいワクチンの効果について説明を聞いて、「選べるなら新しいほうがい
い」と、9価ワクチンを推奨してもらった。副反応についてもこの時、説明を受けた。
接種を最も後押ししたのは、医師の話を聞いたこと。母も勧めてくれて既に受ける気
持ちになっていたが、専門家の方からデータに基づいたリスクの話を聞き、そのうえ
で「推奨する」と言ってくれたのが大きかった。
•
ワクチンについ
て知りたかった
こと
•
•
その他
•
自分は紙で見た方が分かりやすいが、グラフや図が多いので、PDFや動画などでもみ
られると、今の世代にも手が届きやすい。
病院と学校で受け取れると良いが、受診しない人は見られないので、保健体育の授業
で配布されると嬉しい。全員に配られる機会が平等にあって、判断は個人に任せる形
が親切かと思う。
副反応や後遺症のリスクが大きめだと認識はしていたので、それに対して他の人はど
んな捉え方をして接種したのか、または接種しないという判断をしたのか、意見を聞
きたかった。
できれば保健体育の授業とか講演会とかで、それぞれの人の意見が行き渡るのがいい
と思う。
がんを予防できることは大きいと思う。エビデンスがあったうえで医薬品として存在
している。そのことを学校で周知しておくべきじゃないかと、当時も少し思った。こ
れほど大事なことなのに少ししか触れていない。効果とリスクとそれぞれ話しても
らったほうが、知らずに終わってしまうよりはいい。
市から接種券とともにワクチンの案内が送られてきた。明確に書いてあったか定かで
はないが、子宮頸がんを予防できるとわかったのは、一つ大きかった。
公費で接種できる期間は書いてあったので、時期は意識した。
自分で調べた情報も多かったが、案内を読んで得た情報も多かった。
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新大学1年(20歳)
女性_1
No.8
普段の接触媒体
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HPVワクチンに
ついて知った
きっかけ
ワクチンの印象
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同居家族
父、母、妹(2人)
接種経験
あり(3回)
接種時期
1回目:2023年夏、2回目:1回目の2か月後、3回目:2023年12月
居住地
関東
今後の接種予定
─
家族・周囲の接種状況
妹(中学生、高校生):接種する予定
テレビは常にNHKのニュースが流れている。家族全員、ニュースはNHKで見る習慣が
ついている。
新聞は日経新聞を取っているので、朝は目を通している。子どもの頃は朝日小学校生
新聞を購読していた。
SNSはInstagram、YouTubeではメイク情報をよく見る。
何かを調べる時はGoogle検索。まずは公式ページを見て、次に個人的な意見を深堀り
する。比較サイトも利用する。
•
保健体育の授業で、ほんの少し触れた程度。接種する・しないの意見に関わるような
ことは言わないようにしていたと思うので、あまり深く触れられてはいなかった。
接種を決めた
経緯・理由
•
2022年の夏くらいにキャッチアップ接種の案内と接種券が届いた。ワクチンについて
調べると、唯一がん予防ができるとわかった。子宮頸がんは女性としてリスクがない
病気ではないから、接種できるならしようと、母との間で気持ちが固まった。
ワクチンの種類も調べ、医師が推奨した新しい9価のワクチンが公費で接種できるまで
待つことにした。受験時期との兼ね合いもあり、2023年の夏に接種することにした。
ワクチンについ
ての情報収集
•
•
•
•
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キャッチアップ
接種の情報
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<キャッチアップ版>
• 子宮頸がんとは?と書かれているのに、病気のリスクしか書かれておらず、どんな病
気か自分で調べた。
• インパクトがあったのは「対象年齢を過ぎても接種の効果はありますか?」。なんと
なく知ってはいたが、「安全性の懸念は示されていない」とはっきり書かれていた。
16歳くらいが一番効果が高い、というのは知らないことだった。
<概要版>
• 唯一ワクチンで防げるがんだということを強調してもらえるとわかりやすいと思う。
<詳細版>
• 図が多く、とても読みやすい。
• ワクチンによって副反応が違うと医師に説明を受けていたが、詳細版でもそう書かれ
ており、分かりやすかった。非常に低い確率の重篤な症状だけにフォーカスされた情
報だけ見て恐れるのは違うと思うので、この表はとても良い。
<その他感想>
• 「防げるがん」だということは強調したほうが良い。そこはすごく重要で、唯一無二
の良い点だと思うので。
望ましい情報の
受け取り方
•
中学か高校生くらいの頃に案内が届き、母からワクチンの存在について聞いた。
その頃、接種推奨がストップするかもしれないという話があったので、「一度考え直
そう」ということで見送りにした。
当時の案内の内容については覚えていない。
ワクチン
学校での説明
•
厚生労働省作成
リーフレット
感想
母が婦人科に行った際、医師に話を聞いたり、ネットで情報収集してメリットデメ
リットを把握していた。
同時に自分でも、国のHPでどんなワクチンか、何歳まで接種できるかを調べた。その
後、子宮頸がんについて病院のHPやオフィシャルなもので調べ、ワクチンを推奨する
意見、推奨しない意見どちらも読んだ。
病院のHPにワクチンの種類について記載があったので、かかりつけの婦人科に行き、
「HPVワクチンを受けたいが、新しいワクチンが出るという噂を聞いた」と相談した。
医師から新しいワクチンの効果について説明を聞いて、「選べるなら新しいほうがい
い」と、9価ワクチンを推奨してもらった。副反応についてもこの時、説明を受けた。
接種を最も後押ししたのは、医師の話を聞いたこと。母も勧めてくれて既に受ける気
持ちになっていたが、専門家の方からデータに基づいたリスクの話を聞き、そのうえ
で「推奨する」と言ってくれたのが大きかった。
•
ワクチンについ
て知りたかった
こと
•
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その他
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自分は紙で見た方が分かりやすいが、グラフや図が多いので、PDFや動画などでもみ
られると、今の世代にも手が届きやすい。
病院と学校で受け取れると良いが、受診しない人は見られないので、保健体育の授業
で配布されると嬉しい。全員に配られる機会が平等にあって、判断は個人に任せる形
が親切かと思う。
副反応や後遺症のリスクが大きめだと認識はしていたので、それに対して他の人はど
んな捉え方をして接種したのか、または接種しないという判断をしたのか、意見を聞
きたかった。
できれば保健体育の授業とか講演会とかで、それぞれの人の意見が行き渡るのがいい
と思う。
がんを予防できることは大きいと思う。エビデンスがあったうえで医薬品として存在
している。そのことを学校で周知しておくべきじゃないかと、当時も少し思った。こ
れほど大事なことなのに少ししか触れていない。効果とリスクとそれぞれ話しても
らったほうが、知らずに終わってしまうよりはいい。
市から接種券とともにワクチンの案内が送られてきた。明確に書いてあったか定かで
はないが、子宮頸がんを予防できるとわかったのは、一つ大きかった。
公費で接種できる期間は書いてあったので、時期は意識した。
自分で調べた情報も多かったが、案内を読んで得た情報も多かった。
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