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05【参考資料1-1】HPVワクチンに関する調査1及び2(接種対象者・保護者向け調査)調査結果 (69 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40341.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第60回 5/22)《厚生労働省》 |
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女性_1
No.5
黒:母発言
普段の接触媒体
ピンク:娘発言
•
•
•
HPVワクチンに
ついて知った
きっかけ
•
ワクチンの印象
•
•
•
接種を
迷っている理由
•
•
•
•
ワクチンについ
ての情報収集
•
•
•
公的機関からの
案内
•
•
•
•
娘 学年
小学校6年
同居家族
父、母、妹(未就学)
接種経験
なし
接種時期
─
母 職業
専業主婦
居住地
関東
今後の接種予定
なし(接種を迷っている)
家族・周囲の接種状況
周囲:不明
起床後はテレビを見る。バラエティ、ドラマをよく見る。ニュースはそんなには見ない。
下の子がEテレを見るので。新聞は取っておらず、雑誌も最近は読まない。
情報収集はネットのニュースが中心。気になったものを見ていく。Instagramでは気に
なる芸能人の話題、Xはリアルタイムのニュースをよく見る。
テレビではバラエティやドラマを見る。TVerでよく見る。スマホは持っていないので
ネットはあまり見ない。SNSも使わない。学校の調べ物は学校支給のタブレットを使う。
厚生労働省作成
リーフレット
感想
<概要版>
• 簡単にまとめられているように見えたが、知りたい情報はそんなになかった。
• 1人で読んで大体理解できた。難しかったのはワクチンの種類の所。第一印象は「子宮
頸がんになって妊娠ができなくなったら怖いな」と思った。
• 子宮のことは学校で習ったが、子宮頸がんについては習っていない。子宮頸がんとい
う言葉は知っていても、なんとなくしか知らなかったので、この資料でちゃんと知っ
た。「何人くらいが子宮頸がんになるか」が印象的だった。
<詳細版>
• 子宮頸がんとは何か、どこにできるなどがちゃんと書いてあり、病気の怖さや誰でも
なるものだということがが分かる。それを踏まえてワクチンについても知ることがで
きるので、詳細版の方が分かりやすかった。
• 詳細版の方が分かりやすい。子宮や頸部の場所がイラストになっているところとか。
• リスクの表はちょっと難しかった。(症状名の)漢字はだいたいわかる。
<その他感想>
• 自分に関係あるのかな、という感じ。同じワクチンでもコロナと比べると遠い。
望ましい情報の
受け取り方
•
10年くらい前に、推奨されるのがなしになったのが印象に残っているので、それより前
には知っていたと思う。
最初に知った時の印象は「若い人向けのワクチン」というイメージ。自分ではなく子ど
もには必要なものかもしれない。ポジティブでもネガティブでもないイメージだった。
ちゃんと知ったのは今回のインタビューがきっかけ。それまで関心もなくワクチンの名
前も聞いたことがなかった。授業でも出てこなかった。
障害が出るかもしれない、というのは母から聞いて知った。まだちょっと安心できない。
(積極的勧奨が)中止になったときは「まだよくわからないワクチンなんだな。怖い
な」というイメージを持った。テレビのニュースで、後遺症に苦しむ人の話を娘も一緒
に見ていた。テレビやネットのニュースを見て、イメージが右肩下がりになっていった。
市からの案内を見て子宮頸がん検診を定期的に受けるようになり、子宮頸がんにかかる
人の多さを知った。それを知ると「ワクチンを接種させた方がいいのかな」って悩む。
一般的には必要で、子どもにも必要なものなのだとも思うが、デメリットが気になる。
もう少し調べてから決めたい。確信が持てないのに不安なまま打たせるのも、と思う。
正直どちらでもいい。母が「打とう」と言えば打つし、「やめよう」と言えばやめる。
友達が続々と打ったとしても打つ気にはならない。
初めて後遺症のニュースを見たときは気になって調べた。コロナのワクチンもあり、ワ
クチンというものが身近になったので、接種の案内のはがきを市からいただいたりする
と、気になって何回かは調べた。
具体的には、ワクチンごとの効果の出方や打った後の症状がどれくらい出るのかの違い。
コロナワクチンのように、ある程度の軽い副反応が出るのは仕方ないと思っているが、
ずっと残る後遺症がどれくらいの頻度で出てくるのかが気になった。
ワクチンの情報はお母さんからの話がほぼ全て。
市か学校から、ワクチンについて書いてある紙をもらった。(接種を受けるのは)早い
ほうがいい、という印象はあるが、どの年齢までが対象、というのは覚えていない。
6年が対象であることは、何らかの手紙で知ってはいる。案内が届いたのが、娘が12歳
になったばかりの時で、年末年始や学期末で立て込んでいたので、「後ででいいや」と
思い、娘には見せていなかった。「年齢的に早すぎる」ではなく、「夏休みとか中学校
に入って落ち着いてから、ちゃんと調べて判断しないとな」という考え。
市からのお知らせは、「接種について考える時期が来ましたよ」というきっかけだった。
お知らせが来たかどうかを知らせてくれても、くれなくても、どちらでもいい。
•
•
ワクチン接種に
対する考え
•
(1:絶対に接種したく
ない 4:どちらともい
えない 7:ぜひ接種し
たい)
•
ワクチンについ
て知りたかった
こと
•
•
•
•
•
どこかに置かれているより、配られたり送られてくる方が目に留まる。検診の時など
待ち時間に渡されると読みやすい。
子宮頸がん自体は学校に医師が来て説明してくれたらいいと思う。
珍しい病気にかかった人の話をテレビで見ると、子どもが真剣に見たりする。子ども
が食いつくような映像とかで説明してもらえると、入ってきやすいかも。でも、動画
だとわざわざ止まってみることはしないと思うので、冊子のほうがいいのかな。
「5」。リーフレットを読む前は「3」か「4」だったが、接種のメリットを真剣に読め
たので今は「5」。
「4」。メリットもデメリットもあるから様子見したほうがいいかな。周りの人が打っ
て、後遺症がなければ打ってもいいかなって思う。後遺症が多かったらやめておく。
腕が痛いくらいならいいけれど。
「みんなが打っているから打とう」とはすぐにはならないと思うが、周りの人がどう
考えているのかは知りたい。周りの人の話を聞いて、多少は変わる可能性はある。
予防だから難しいかもしれないが、接種しておいて良かったという話があると良い。
ネットで調べるとネガティブな意見は出てくるが、ポジティブなものもあるともう少
し気持ちが動くと思う。
子宮頸がんになった人の話はあったほうが、子宮頸がんを身近には感じられるかもし
れない。乳がんと違って、子宮は目に見えないからイメージしづらい。
今打った方がいいと書いてあった気がするが、もう少し詳しく書いてあってもいい。
接種後の症状は聞いてみたい。
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No.5
黒:母発言
普段の接触媒体
ピンク:娘発言
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HPVワクチンに
ついて知った
きっかけ
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ワクチンの印象
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接種を
迷っている理由
•
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ワクチンについ
ての情報収集
•
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•
公的機関からの
案内
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娘 学年
小学校6年
同居家族
父、母、妹(未就学)
接種経験
なし
接種時期
─
母 職業
専業主婦
居住地
関東
今後の接種予定
なし(接種を迷っている)
家族・周囲の接種状況
周囲:不明
起床後はテレビを見る。バラエティ、ドラマをよく見る。ニュースはそんなには見ない。
下の子がEテレを見るので。新聞は取っておらず、雑誌も最近は読まない。
情報収集はネットのニュースが中心。気になったものを見ていく。Instagramでは気に
なる芸能人の話題、Xはリアルタイムのニュースをよく見る。
テレビではバラエティやドラマを見る。TVerでよく見る。スマホは持っていないので
ネットはあまり見ない。SNSも使わない。学校の調べ物は学校支給のタブレットを使う。
厚生労働省作成
リーフレット
感想
<概要版>
• 簡単にまとめられているように見えたが、知りたい情報はそんなになかった。
• 1人で読んで大体理解できた。難しかったのはワクチンの種類の所。第一印象は「子宮
頸がんになって妊娠ができなくなったら怖いな」と思った。
• 子宮のことは学校で習ったが、子宮頸がんについては習っていない。子宮頸がんとい
う言葉は知っていても、なんとなくしか知らなかったので、この資料でちゃんと知っ
た。「何人くらいが子宮頸がんになるか」が印象的だった。
<詳細版>
• 子宮頸がんとは何か、どこにできるなどがちゃんと書いてあり、病気の怖さや誰でも
なるものだということがが分かる。それを踏まえてワクチンについても知ることがで
きるので、詳細版の方が分かりやすかった。
• 詳細版の方が分かりやすい。子宮や頸部の場所がイラストになっているところとか。
• リスクの表はちょっと難しかった。(症状名の)漢字はだいたいわかる。
<その他感想>
• 自分に関係あるのかな、という感じ。同じワクチンでもコロナと比べると遠い。
望ましい情報の
受け取り方
•
10年くらい前に、推奨されるのがなしになったのが印象に残っているので、それより前
には知っていたと思う。
最初に知った時の印象は「若い人向けのワクチン」というイメージ。自分ではなく子ど
もには必要なものかもしれない。ポジティブでもネガティブでもないイメージだった。
ちゃんと知ったのは今回のインタビューがきっかけ。それまで関心もなくワクチンの名
前も聞いたことがなかった。授業でも出てこなかった。
障害が出るかもしれない、というのは母から聞いて知った。まだちょっと安心できない。
(積極的勧奨が)中止になったときは「まだよくわからないワクチンなんだな。怖い
な」というイメージを持った。テレビのニュースで、後遺症に苦しむ人の話を娘も一緒
に見ていた。テレビやネットのニュースを見て、イメージが右肩下がりになっていった。
市からの案内を見て子宮頸がん検診を定期的に受けるようになり、子宮頸がんにかかる
人の多さを知った。それを知ると「ワクチンを接種させた方がいいのかな」って悩む。
一般的には必要で、子どもにも必要なものなのだとも思うが、デメリットが気になる。
もう少し調べてから決めたい。確信が持てないのに不安なまま打たせるのも、と思う。
正直どちらでもいい。母が「打とう」と言えば打つし、「やめよう」と言えばやめる。
友達が続々と打ったとしても打つ気にはならない。
初めて後遺症のニュースを見たときは気になって調べた。コロナのワクチンもあり、ワ
クチンというものが身近になったので、接種の案内のはがきを市からいただいたりする
と、気になって何回かは調べた。
具体的には、ワクチンごとの効果の出方や打った後の症状がどれくらい出るのかの違い。
コロナワクチンのように、ある程度の軽い副反応が出るのは仕方ないと思っているが、
ずっと残る後遺症がどれくらいの頻度で出てくるのかが気になった。
ワクチンの情報はお母さんからの話がほぼ全て。
市か学校から、ワクチンについて書いてある紙をもらった。(接種を受けるのは)早い
ほうがいい、という印象はあるが、どの年齢までが対象、というのは覚えていない。
6年が対象であることは、何らかの手紙で知ってはいる。案内が届いたのが、娘が12歳
になったばかりの時で、年末年始や学期末で立て込んでいたので、「後ででいいや」と
思い、娘には見せていなかった。「年齢的に早すぎる」ではなく、「夏休みとか中学校
に入って落ち着いてから、ちゃんと調べて判断しないとな」という考え。
市からのお知らせは、「接種について考える時期が来ましたよ」というきっかけだった。
お知らせが来たかどうかを知らせてくれても、くれなくても、どちらでもいい。
•
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ワクチン接種に
対する考え
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(1:絶対に接種したく
ない 4:どちらともい
えない 7:ぜひ接種し
たい)
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ワクチンについ
て知りたかった
こと
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どこかに置かれているより、配られたり送られてくる方が目に留まる。検診の時など
待ち時間に渡されると読みやすい。
子宮頸がん自体は学校に医師が来て説明してくれたらいいと思う。
珍しい病気にかかった人の話をテレビで見ると、子どもが真剣に見たりする。子ども
が食いつくような映像とかで説明してもらえると、入ってきやすいかも。でも、動画
だとわざわざ止まってみることはしないと思うので、冊子のほうがいいのかな。
「5」。リーフレットを読む前は「3」か「4」だったが、接種のメリットを真剣に読め
たので今は「5」。
「4」。メリットもデメリットもあるから様子見したほうがいいかな。周りの人が打っ
て、後遺症がなければ打ってもいいかなって思う。後遺症が多かったらやめておく。
腕が痛いくらいならいいけれど。
「みんなが打っているから打とう」とはすぐにはならないと思うが、周りの人がどう
考えているのかは知りたい。周りの人の話を聞いて、多少は変わる可能性はある。
予防だから難しいかもしれないが、接種しておいて良かったという話があると良い。
ネットで調べるとネガティブな意見は出てくるが、ポジティブなものもあるともう少
し気持ちが動くと思う。
子宮頸がんになった人の話はあったほうが、子宮頸がんを身近には感じられるかもし
れない。乳がんと違って、子宮は目に見えないからイメージしづらい。
今打った方がいいと書いてあった気がするが、もう少し詳しく書いてあってもいい。
接種後の症状は聞いてみたい。
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