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04【資料2】新型コロナワクチンの接種について (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00021.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第31回 3/24)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【2】12-17歳の者に対する3回目接種について

(3)12-17歳の者に対する3回目接種の有効性、安全性

( 参 考 ) 1 8 歳 以 上 に お け る オ ミ ク ロ ン 株 に 対 す る 新 型 コ ロ ナ ワ ク チ ン の 有 効 性 の 推 移 ( 入 院 予 防 効 果 ) 再掲
新型コロナワクチン ※1 の2回目接種後25週以降のオミクロン株に対する入院予防効果は44%であったが、追加接種後2-4週
では92%に回復した。(初回シリーズでファイザー社ワクチン2回接種後にファイザー社又はモデルナ社ワクチンを追加接種し
た2-4週後、入院予防効果は約90%まで回復した。)
英国健康安全保障庁(UKHSA)の報告1(2022/1/14)

英国健康安全保障庁(UKHSA)の報告2(2022/3/17最終更新※4)

研究内容:2021年11月27日から2022年1月14日に研究に参加した18
歳以上の者を対象。テストネガティブデザインの症例対照研究を用いて、
オミクロン株及びデルタ株に対する新型コロナワクチンの初回接種(1
~2回接種)後、追加接種(3回目接種)後の入院予防効果※2の推移を
分析した※3。

研究内容:テストネガティブデザインの症例対照研究を用いて、オミクロン
株及びデルタ株に対する新型コロナワクチン(アストラゼネカ社ワクチン、
ファイザー社ワクチン)の2回接種後、追加接種(3回目接種)後の入院
予防効果の推移を分析した。

結果:オミクロン株陽性者760,647名、デルタ株陽性者236,023名 が解析
に含まれた。オミクロン株に対する新型コロナワクチン※1の入院予防効
果は以下の通りであった。
‒ 1回目接種後4週以降 58%[95%CI:37ー72]
‒ 2回目接種後2ー24週 64%[54ー71]
‒ 2回目接種後25週以降 44%[30ー54]
‒ 3回目接種後2-4週 92%[89ー94]

結果:初回シリーズでファイザー社ワクチンを2回接種後、ファイザー社
又はモデルナ社ワクチン追加接種後のオミクロン株に対する入院予防効果
は以下の通りであった。
‒ ファイザー社ワクチン:追加接種後2ー4週 約90%、10ー14週
約75%
‒ モデルナ社ワクチン:追加接種後9週まで90ー95%

新型コロナワクチンのオミクロン株に対する入院予防効果

※1
※2
※3
※4
1.
2.

初回シリーズにファイザー社ワクチンを接種した者における、
ファイザー社又はモデルナ社ワクチン追加接種後の入院予防効果の推移

英国で承認されている全てのワクチンを含む。
英国における入院予防効果の定義は、NHSに登録された救急科を受診し、入院、搬送及び死亡した場合を指す。
年齢、性別、過去の感染歴、地域、人種、重症化リスク因子、旅行歴、リスクグループの状態、時期で調整しているが、入院者が少ないためワクチンの種類ごとには解析していない。
2022年2月3日発行のレポートから変更なし。

SARS-CoV-2 variants of concern and variants under investigation in England Technical briefing 34, UK Health Security Agency 2022/1/14
COVID-19 vaccine surveillance report Week 11 UK Health Security Agency 2022/3/17

34

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